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2008年10月27日

真弓監督に思う

 asahi.com(朝日新聞社):阪神監督に真弓明信氏 背番号は「72」 - スポーツ のようにセリーグ 阪神タイガースの次期監督に決定したとのこと。

 ここでも何回も語ってきたが、私は阪神ファンなので、とても興味のあるニュースだ。

 今回のペナントレース、一時は首位独走をしながら、巨人に大逆転されてしまった責任を取って岡田監督が辞任。

 これはとても男らしいと思う。

 日本というのはちょっとした排他性を持っている感じで、代表的なスター選手というのは生え抜きである必要があるようである。

 ミスタージャイアンツだったら長嶋茂雄さんが押しも押されぬ存在であるが、もちろん生涯巨人のユニフォームを着続けた人であった。

 そう、一般人でも日本では転職を繰り返していてはあまりいいことはない。少なくとも転職一回ごとに賃金カーブがリセットされてしまうことが多く収入増にはつながらないことが多いようだ。だから、日本の企業のトップは生え抜きがまだまだ多かったりもする。

 野球界でもトレードによる転籍をすることによってミスター○○というその球団の代表的スター選手の称号は受ける資格がなくなる感じである。

 さきに引退した清原選手も、西武ライオンズに居続ければ押しも押されぬミスターライオンズであったろうが、その後、巨人に行き、オリックスで引退になるなどで、もちろん、西武ライオンズが輩出したもっとも偉大な選手の1人であることはみなが認めるところであろうが、やはり、ミスターライオンズかというとやや疑問符が残ってしまうところか。

 さて、そういう意味合いを考えていくと、ミスタータイガースと言えば、そう、かの掛布雅之さんが有名であるが、その次のミスタータイガースといえば、先の岡田監督であろう。どちらも阪神生え抜きである。

 さて、掛布・岡田と共に阪神の黄金期を支えたのが今度の真弓明信氏であろう。

 掛布・岡田はどちらかと言えば「打」が強い感じで、ロングヒッターという感じであったが、真弓氏は、打ってよし、走ってよし、守備もよしとオールラウンドに活躍した選手で、僕は大好きだったんだな。掛布・岡田ほどは長打はなかったものの、その気になればホームランも打てるし、足ははやいし・・・素晴らしい選手であったのをよく覚えている。

 しかし、おしむらく、阪神生え抜きではないのだ。始まりは、今の埼玉西武ライオンズたるクラウンの出身である。

 こうなると、ミスタータイガースというにはやや疑問符が残ってしまうのだが、ミスタータイガースと呼ばれてもいいくらいの活躍をした選手だったと思う。

 しかし、やはり、生え抜きでないところであろうか・・・生え抜きである岡田前監督が先に阪神の監督になり、真弓氏はその後の今である。

 日本の排他性みたいなものを感じざるを得ない。

 ともあれ、真弓氏にはがんばってもらいたいと思う。なんといっても、大好きな選手だったから。

2008年10月10日

お疲れ様

 今日、阪神が負けて巨人のリーグ優勝が確定したようだ。

 阪神タイガース、本当にお疲れ様。

 最後、大差をつけていたのに抜かれてしまうのは、ちょっとくやしいけど・・・そんな阪神だからこそ愛嬌があるっていうものだ。

 今日の一語り: 弱いからこそ、情けないからこそ、いとおしいという感情 で語ったような心境があるからこそ、こういう思いに至れる。

 本当にお疲れ様。

 明日からビックカメラとかそういう読売系のところで巨人優勝セールが始まると思うが、そんな中で・・・

 次は目指せ日本一 阪神タイガース 応援感謝セール | ジョーシン

 さすが、大阪出身の企業らしい、ジョーシンの粋なセールもある。

 とまれ、2位だって立派なもの。お疲れ様という気分である。

2008年10月05日

消化試合じゃないのに・・・

 さて、最近、プロ野球の話が多いが、それは私がプロ野球はあまり見ないながらも、長年阪神ファンの看板をおろさずに来ていることから、今の阪神は実は選手構成などはよくは分からないのだが、ここまで巨人と競ると応援せずにはいられないため。阪神の弱さの美学みたいなものがなんかこれは選手構成によらず伝統のような形で残っているのがすごくいとおしいわけだが。

 ところで、消化試合という言葉をご存じだろうか。いや、私の世代の男性諸氏であればほぼ知っていて当たり前の言葉であるが、というのは、私の世代より前の世代の娯楽と言えばお茶の間のテレビでの野球観戦と相場が決まっていて、親がそうしていたから、そのジュニアである私たちもその番組を見ていたわけでね・・・となると野球に詳しくなるわけで、消化試合なんていうボキャブラリーも常識になってしまったりするわけで。

 消化試合とは、もう優勝なり順位が決まってしまっているにもかかわらず、シーズン終盤にこなさねばならない試合のこと。

 ただ、ここまで競ってくると、最後の最後まで順位が確定しないわけで、消化試合ということが起こりえなくなる。

 にもかかわらず、プロ野球の放送枠みたいなものは年の始まりの頃に確定してしまうようだね。確かに放送権枠を取引の観点からするとそうなるのは分かるが。今これだけ競っていて面白いにもかかわらず、今日のヤクルト-阪神戦などは地上波ではテレビ放映枠が取られていない。悲しい・・・。まぁ、現実的にはこの時期の阪神戦などは消化試合の可能性が高いわけであるが、今は違う。

 昨日の阪神-ヤクルト戦だって、すごい試合だったようだ。延長12回引き分け。どうせなら、勝って欲しいところだが、そこまではいけずともどうしても負けられないと土俵際残るところに阪神の失敗を知ったねばり強さを感じていとおしいところだ。昨日は巨人が負けたので、0.5ゲーム差で首位奪還。なんか勝って奪還じゃないところが阪神らしいと言えば阪神らしいしいとおしいところだが(^-^)それにしても、阪神はがんばっているなと思うよ、実に。

 ともあれ、今日のヤクルト-阪神戦は東京は神宮球場。実は行って応援したいくらいだが、どうやら予約のチケットはほぼ完売状態の様子(って、3塁側(阪神側)だけね(^-^))・・ネットで観戦と相成ろうが、私たちの子どもの頃に比べるとよほどいい。ネットがなかった時代は、本当に夜のプロ野球ニュースに釘付けで、もしくは明朝の朝刊で知るわけだから。今はネットでも試合経過がわかるのだから。

 ま、消化試合じゃないのに・・・という一語りなわけで。

2008年10月04日

ポロ野球か

 球をポロッと落とすことを指して「ポロ」と野球では表現することがある。野球でポロと言えば、エラーをすることであり、決してイギリス発祥の高貴なスポーツを指すわけではない。

 なんだか、プロ野球ならぬ「ポロ」野球か・・・と思わされるのが昨日の試合。

 今朝、新聞を開いて・・・なんだぁ・・・という感じ。どうやらリードしていたのに・・抑えのエース、ほら、今日の一語り: 失敗から始めているから強いんだで語った藤川球児投手が打ち込まれて逆転負けした昨日。

 これで、自ら自爆的に首位転落の様子。

 むぅ。

 いやいや、分かっていましたよ・・・阪神が勝って欲しいところで負けたりする愛嬌のあるチームだということを。まぁ、それゆえかわいいわけであるが。

 愛嬌あふれすぎである。プロ野球ならぬポロ野球だなぁとか感じた次第。

 そういえば、今日は阪神はナイターで、今は延長戦・・・。ただ、デーゲームの巨人は負けた様子。となると今日阪神が勝てば、単独首位復活だし、負ければ・・・やはり首位転落。

 来週には巨人-阪神、直接対決もあるらしいから、がんばって欲しいところだ。

2008年09月29日

負けてもいいけど、勝ったらうれしいよね、ワクワクさせてくれてありがとう

 今日の一語り: 阪神タイガース アーカイブで語ってきているように、阪神ファンの私。そう、タイガースファンと言えど、なんか失敗の多い阪神だからこそいとおしいという、ある意味、純然たるトラキチとは一線を画すタイガースファンであるが、それでも、気になっていた。ほら、巨人とのデッドヒートで、ほとんど並んでいるくらいだったのだから。

 昨日、巨人が負けたことはニュースで知った。昨日は阪神はゲームがなかったから、これで0.5ゲーム差をあけて単独首位だ。ただ、そんな棚ぼただけだとしっくりこない。

 と思っていたら、巨人が試合がない今日、阪神は広島相手に見事勝利。今岡と金本がホームランを打ったみたいだね。

 阪神ファンというのは気長にやらねばならない。ほら、阪神は優等生的じゃないのだから。きまぐれに勝ってみたり、勝って欲しいところで負けてみたり。いちいち腹を立てていたら始まらない・・・そこが阪神ファンのかわいさではないか、いとおしさではないか。

 それでも、うれしい。これで堂々の単独トップだろう。

 うん、いいよトップじゃなくても。でもさ、この瞬間、勝ってワクワクさせてくれた今日・・・それに感謝したい。ありがとう。がんばったね、阪神♪

2008年09月27日

伝統の一戦が中継なし!?

 阪神と巨人がセリーグ1位をかけてデッドヒートを繰り広げていることはこの前も語った。

 どうやら、木曜日の時点で、阪神が頭一つ抜けたらしい。そして、今日は巨人との直接対決。

 久々にたぎってきたタイガース魂のままに観戦しようかとテレビ欄を見るも、中継がない!?

 うーん・・・日本プロ野球離れが叫ばれて久しいが・・・阪神-巨人戦と言ったら伝統の一戦、読売系統のテレビ局は必ず中継を入れたものだが・・・もうそういう時代じゃないのか・・・

 ちょっと寂しい。でも、今日は絶対勝って欲しいぞ、阪神。

 なんて言いながら、さらっと負けたりするところに愛らしさがあるんだけどね、阪神は(^-^)

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2008年09月22日

弱いからこそ、情けないからこそ、いとおしいという感情

 さて、昨日、一昨日と天王山と言われた優勝をかけた伝統の阪神-巨人戦で阪神が巨人に三連敗して、とうとう追いつかれてしまっていた。

 そう、私は実は阪神ファンなのである。今日の一語り: 阪神タイガース アーカイブにまとめられているように時折阪神タイガースへの愛情をここでも垣間見せているわけだが、本当に垣間見せる程度である。

 そう、あまりプロ野球は熱心に見る方ではないのだ。野球自身そこれほど観るのは好きでもない部分がある。昔、娯楽のない時代、それこそ夕食後のテレビが最高の娯楽という時はビール片手にプロ野球というスタイルがザ・オヤジスタイルとも言うべき中年男性の典型的娯楽だった頃はプロ野球の人気はもっとあったし、わたしもはまったんだろうが、幼い頃にくらべ娯楽が増え、インターネットなどで家にいながらにしていろいろ楽しめる時代になった今、プロ野球にかじりつく必要がなくなった部分もある。そう、野球観戦で2時間も3時間も費やす暇がなくなった面もあってね。勉強したりさ、本を読んだり、そして、このようにブログを書いたり。映画を見るのも好きだしね。となると、プロ野球は結果が分かればいいかと。

 ただ、昨日一昨日の土日は、試合中継に注目してみた。そう、首位を独走していた阪神が巨人に追いつかれそうで、連敗したら追いつかれてしまうという大一番だったため。

 まぁ、試合前からかじりつくことはなかったのだけど、夜に、あ、やっているなと見たらさ・・・土曜日なんてもう大差で負けていて、これでは逆転できないなというくらいの差で一編に見る気を失い案の定負け。昨日の日曜日は序盤2点勝っていたと思ったら、ちょっと目を離したすきに逆転されて大差をつけられてしまってね、こりゃ負けだと見る気が失せる。案の定負け。これで、阪神は巨人に追いつかれてしまったわけで。

 普通ならさ、ここまで弱いと愛想つかしたり、弱くなったチームだと嫌いになったりっていうことになるよね。ひいきのチームが勝ってこそ、すかっとするわけだし、それを求めてスポーツ観戦ってしたりするものだよね。

 でもね・・・意外に、私のような昔からの阪神ファンはそういうのには慣れている。というか、逆にそこまで情けないからこそいとおしささえ感じてしまう。

 だって、僕が阪神ファン全盛だった幼き頃、そう25年前とかなわけだけど、5位や6位を低迷していたわけだよね。もちろん、周りは巨人ファンだらけだよね。東京出身の僕だもの。何を好きこのんで阪神なの?という感じだよね。でも、それこそ小学校時代はずーっと阪神帽をかぶって過ごしたわけよ。巨人が何で人気があるかって?そりゃ強いからだよね。その昔、私が生まれる前だけど、子どもたちの好きなものの代表として、「巨人・大鵬・卵焼き」なんて言われてたわけだよね。卵焼きはいざ知らず、プロ野球の巨人とお相撲の大鵬はなぜ好かれたかって、そりゃ強いからだよね、これは明らか。だけど、僕はどうも巨人は好きではないし、阪神ファンはどうも巨人を好きになれない部分があるのは一般的だ。阪神ファン=アンチ巨人という構図は今でも健在だろう。ついでに私は卵焼きも大して好きではない、いや、今日の妻の作ってくれた弁当には入っていたけれど。そして、それは美味しく頂いたけれども、大好きというものではない。

 ちなみに、妻は野球はそんなに好きな方ではないが、応援するとすれば巨人ファンで、私が家で阪神戦を見るのが難しいのもそのへんの関係もなきにしもあらず。日曜日も、阪神が逆転されているのを見てがっかりしている私の横で妻は「やった」という感じにつぶやいていた(^-^;

 巨人は大企業バックでお金があるよね。一局テレビ局を独占して持っているから地方在住者はプロ野球と言えば巨人戦しか見られない、だから、地方の人たちはみな巨人ファンだったりする。また、選手の集め方も非常にお金がある集め方をしてきた。かの巨人の大投手、江川卓の事件は記憶に残っている人も多かろう。江川事件 - Wikipediaとしてまとめられているが・・・最後のドラフトでは阪神が指名を勝ち取ったにもかかわらず、巨人の強い要望で交換トレードにより巨人へ。江川本人たっての希望であったにしろ強引に巨人が大投手江川を持ち去った感があり、巨人と阪神の因縁がここにもある。

 まぁ、大阪に行って阪神電鉄に乗ってみるといい。なんかね・・・どうもお金がありそうな感じではないから。阪神電車はその名の通り、大阪と神戸を結んでいるわけであるが、海岸沿いを走るんだよね。

 首都圏でもそうだが、海岸沿いはやはり庶民的になってしまう。京浜工業地帯のあたりを走る海岸沿いの京浜急行も、一駅一駅なんかえもいわれぬ下町風情がある(私はそういうのがとても好きだが)。それが大阪の阪神電車沿線にあると思えばいい。ほら、同じ東京中心部と横浜を結ぶ線でも、東急東横線なんかは、屈指の高級住宅街たる田園調布を抱えて上品なイメージがあるのにくらべてということ。大阪だったら阪神電鉄に比して、内陸を走る阪急電鉄は大阪屈指の高級住宅街の芦屋を抱えていたりして上品な感がある。

 そんな阪神電鉄が母体の阪神タイガースと、テレビも新聞も持つ大メディアたる読売グループとを比すれば、イメージ的には勝敗明らかであるわけだが。

 だからね・・・そう、弱いからこそ、そして、こんな風に情けなく追いつかれてしまうからこそ、応援してあげたくなる心境が私にはあるんだ。

 人生、うまくばかりいかない。負けたって明日があるからと歯を食いしばってみたり、やけになりながらも、何となく言い訳してみたり。そんな人生を送ってきたからこそ、本当にいとおしく思える。そう、追いつかれてしまった阪神がね。

 いやね、阪神がものすごく好きだった幼少時はこんなに紆余曲折のある人生を送るとは思っていなかったよ。阪神が好きだったからこんな人生になってしまったのかもわからないけど。

 1985年、私が中学生だった頃、阪神は21年ぶりに優勝した。それからまた長い低迷期に入ったが、一瞬のスパーク。そして、最近はまた強い。それでも独走態勢から巨人に追いつかれるなんていう情けなさを発揮している今、なんかそれだからこそ、阪神がいとおしい。

 負けたっていい・・・がんばったよ、がんばっているよ、うんうん。

 今は本当にそう言えるだろう。あと10試合ちょっと。リーグ優勝できるかどうかは微妙だ。がんばって欲しいけど、これほどいとおしく阪神を感じたのは久々だ。そして、阪神の動きはほんとうに励ましを与えてくれるものだなとも思う。

2008年09月13日

失敗から始めているから強いんだ

 さて、今日は土曜日。NHK朝ドラは月~土の5話で一話を終える感じなので連続テレビ小説「瞳」第24週「家族とは・・・」が今日で締まるわけだ。だから土曜日はそれが楽しみだったりするわけだが、今日のストーリーは、飯島直子さん演じる瞳の母が、別れた勝村政信さん演じる瞳の父と会う場面があった。ばりばりイケイケのビジネスマンであった瞳の父に惚れた瞳の母という設定だったわけが、その瞳の父が借金をこさえてしまって、瞳の母の実家に金を無心したことが理由で別れることになったわけだが、今日は「どうして借金の存在を言ってくれなかったの?(実家に)金を無心するまで知らなかったのよ」という旨を瞳の母が聞く場面があったのだ。それに対して、瞳の父は「だって、君は成功した僕が好きだったんだろう?言えなかったよ、恥ずかしくて・・・」という旨の返答をするシーンに胸が詰まった。思うところ多々あったからだ。

 そう、確かに成功者同士のカップルというのは誰から見ても祝福できる。お互いが成功し続けている時はお互いいいわけだが、どちらかバランスを崩す・・・このドラマの場合は男の方がビジネスで失敗するというわけだが・・・と案外もろいものであることもあろう。プライドがじゃまをして相手に頼れない結果、信頼を損なってしまうこともある。

 私と妻は・・・どうやら失敗から始めている部分が多い。私自身「もてない男の心の語り」(現 もてない男のその後の語り)というページをしてきた感じから、どうしても成功者ではないわけで・・・32歳で妻と出会うものの、33歳という遅咲きの結婚においてもなお結婚式を間近に控えて妻が大病をしたため、結婚式をキャンセルせざるを得なかったという挫折から始まっている(ここでも語ったようにその後結婚式を挙げることができたが・・・)。そんな失敗から始まっている二人。だから強い部分がある。

 妻が私の弱いところをさらけ出して失敗続きをさらけ出して受け入れてくれる女性だったから結婚に踏み切った私。だからこそ、その後の紆余曲折を乗り切れたし、多分これからもうまくいかないことも多かろうし、それを妻に愚痴るだろう。そして、妻もそういったことを私に愚痴るだろう。不遇を嘆くだろう。

 それでも、失敗から始まっている二人はそれらを笑い飛ばせる。笑い飛ばせないまでも共感しあえる。だから、強い。雑草の強さにたとえてもいい。

 果たして成功者同士にその強さがあるだろうか。私は失敗から始めている者のみが持つ強さだと思う。

 今日の朝日新聞土曜版be on Saturday の e1面で阪神タイガースの藤川球児投手の入場テーマ曲がリンドバーグ「every little thing every precious thing」でありその逸話を特集している。これも失敗者の視点に関連して非常に共感できるのだ。

 藤川球児投手は今や阪神タイガースの押しも押されもせぬ守護神(抑えのエース)であるが、泣かず飛ばずの二軍の時代にこの曲を入場テーマ曲にしたとのこと。奥さんのカラオケでの愛唱歌であったことで、妻への感謝と彼女の思いを背にマウンドに立ちたかったのが、きっかけとのこと。

 ええ話やないか。そう、失敗から始まっている夫婦であるから、強いのであろう。その思いを背負って今の藤川投手の成功がある。ええ話や。

 ちなみに私は子どもの頃から阪神タイガースファンなのである。どうして阪神タイガースなのか。今期はマジックがもう点灯し、優勝候補一番手だが、私の幼少期。どうにも強くなかったのが阪神だったのだ。だいたい、5位とか6位(最下位)とかさ・・・その失敗している阪神がどうにもいとおしく今に至っても阪神ファンだ。近年はプロ野球はそれほど見ないのだが、やはり阪神が勝っているとうれしい。最近は阪神が強いのはうれしいし、失敗から始まっている阪神だからこそ、雑草のように強いのだろうと思っている。

 リンドバーグ「every little thing every precious thing」を聞いてみた。いい歌や。

 私も失敗ばかりしてきている。失敗してめげている人だっていよう。でもね、順調ばかりがいいわけじゃない。失敗しているからこそ強いんだ。そういうことだってある。そう思おう。

2005年06月02日

阪神が黄色縦縞に戻ったんだ(^-^)

 なにを今さらという感じかもしれないが・・・今年から、阪神が昔風の黄色の縦縞のユニフォームに戻ったんだね(^-^)最近はさほどプロ野球に興味があったわけではないので今さらながら気づく。でも、阪神タイガースはやはり好きだ。一昨年奇跡の優勝をしたと思ったら、昨年は4位・・・岡田監督新任でBクラス。うん、これが愛すべき阪神だ。そつないわけじゃないけど、どこかで爆発する。そんな阪神がやはり好き。

 そう、そんな阪神のユニフォームが、懐かしいあの黄色の縦縞になっていたのに気づいたのが先日スポーツニュースで見た時・・・うれしくなって、今日は家に帰ってから阪神戦を観戦していた。

 まぁ、1-7でぼろ負けしていたのだが、途中ずいぶん追いついて・・・いやー、なんかいいねぇとか思ってみたりして・・でも最終的には負けてしまったようで・・・むむぅ。まぁ、いい試合だったからよしとする。

 僕が、阪神ファンとして一番野球観戦に入れ込んでいた幼少期、阪神タイガースはホームではあの黄色の縦縞だった。掛布が打って、岡田が打って、真弓が7番をつけていて、バースがいた。その前はラインバックという名外国人選手がいたり・・・そんな、思い出がいっぱい詰まったのが黄色の縦縞。

 阪神は今日は負けてしまったけれども・・・ほら、昔の南海であるソフトバンクにね。南海も、ダイエーになったと思ったら次はソフトバンク。阪神は、実際乗ったことがあるが、南海電鉄よりも規模的には小さいであろう庶民的な電鉄。そう、関東で言えば京浜急行みたいな感じ。それでも、売り渡されずに・・・それは熱狂的なファンに支えられてという面も大きいと思うが、がんばっている。そして、昔の黄色の縦縞に戻った。

 変わらないもの・・そういうものもすばらしいんじゃないかな(^-^)僕はうれしいよ。

2005年04月21日

だから阪神が好きなんです。

そんなに熱心にプロ野球を見るわけではないが、私はタイガースファン。
開幕当初は首位を走ることが多いね。今も首位みたいだ。
うれしいね(^-^)/

いや、だいたいその後失速することが多いわけだが・・・そのちょっとそつがあるところが僕が阪神を愛し続ける理由だ。
だって・・・パーフェクトで、何事もそつなく、星を積み重ねていくチームって・・あるけどさぁ・・・例えば、昔の西武ライオンズとかね・・・なんだか、愛せない。かわいげがないのだ。

阪神ファンとは言いつつも・・今年も優勝はダメだとは思う。そんなに強い選手層とは思えないからだ。

でも、ペナントレースのこれから・・・ダメになっていっても・・・だからこそ、好きだなぁ。

2004年04月21日

7回の風船

 

 これが巻き起こると、なんかやってくれそうな気がする。

 やっぱり、この風船を見ると、がぜん血が騒ぐ・・・やはり僕は阪神ファンなのだ。

 この前の神宮球場で撮ってきました。

2004年04月18日

今年最初の阪神戦観戦にゴーゴー

 今日は日曜日・・・最近あまりすることもないのだが・・・先ほどの語りで書いたバイクの引き渡しが午前中に済んだわけだが、午後はその足で東京の神宮球場へ来てしまっている。
 実家であまっていた阪神-ヤクルト戦のチケットがもらったのでそれを使おうと思っているわけだ。

  そう、僕は阪神ファン。ここでもよく語ってきたが、批判的思考も併せ持つクールな阪神ファンだが、だてに生まれてこの方阪神ファンをやってきているわけではない。こういう機会は逃すべからずということと、そしてどのみちやることもないのだから家にくすぶっているよりは観に行こうというわけだ。プロ野球観戦を、わざわざチケットを取って観に行こうとすると、結構高いんだよね・・・内野席だと2000円は超えてしまうし。映画もまともに買うと1800円とかするけど前売りを使うとかで1500円くらいまで落とせるので、そちらはある意味気軽だが、2000円を超えてそして阪神が勝つとは限らないとなると・・・プロ野球観戦はかなりコストとギャンブル性が高いものとなり、せいぜい1年に1回観に行くくらいである。だから、今回がひとつ今年で最初で最後になるかもしれない・・・野球観戦。

 さて、でも野球が始まるのは夕方6時過ぎ、昼過ぎに渋谷のちょっと先、表参道についてしまう。表参道と言えば、おしゃれな街として知られているし、ヤングファッションの街である原宿も遠くない。
 自分の趣向とはずいぶん離れている場所ではあるが(私はアキバ電脳系のひと)、たまにはそういうところをぶらぶらしつつ新しい刺激を受けるのもよかろうと、そこでちょっと遅めの昼食にしようと思いながらぶらぶらしていたが、表参道にしろ、原宿にしろ結構混んでいて疲れる。
 また、表参道はそれなりにアダルトな雰囲気はあるのでまだいいのだが、原宿となると若者の街であるね・・・。表参道も私のダサダサルックで歩くにはちょっと場違いであるし、原宿はもっと場違いであるのがけっこう精神的にもプレッシャーになってくる。なんで歩くだけでプレッシャーを感じねばならないのかと思いつつも、まぁ、そんなものである。ジーンズ・Tシャツ姿でフォーマルなパーティに来てしまったことを想定していただけるとある意味私のその気持ちがわかるかもしれない。

 そして、表参道・原宿を歩きながら・・・もう3時過ぎだというのにめぼしいランチスポットが大入り満員で並んでいたりするのが困ったわけで・・・お茶ひとつ飲むのも長蛇の列になっていたりするので、結局原宿でランチはあきらめつつ・・・うろうろと歩きつつ、かえって疲れてしまう・・・。

 結局、南青山あたりまで流れてきて、青山学院大学のあたり・・・ここら辺まで来るとさすがに落ち着きを取り戻していて、よかったという感じ。やっと讃岐うどんの店を見つけて落ち着く・・ふーいー。慣れない場所は疲れるね。

 そしてとことこと神宮球場の方まで歩いてくると(南青山からだと、また表参道に戻って青山通りをとことこと上っていくと着くのだが・・・)、タイガースのはっぴを着た群々が・・・こうなると・・マイプレイスに戻ってきたという感覚。

 まだ午後4時過ぎだったからでも試合開始の2時間前だから余裕かと思ったら、ずいぶん並ぶのね・・・長蛇の列ができていて入場するのに30分くらいかかったかな・・・
 後ろに並んでいたカップルの「阪神戦は見るのも大変だね」という言葉に共感。熱狂的なファンが多いわけだよね、だから、いい席を取ろうとがんばるのだろうね。

 でも、早く来たおかげでいい席も取れたし・・・所用でまだ来れていない父をあと待つばかりである。

 今日の阪神は、先発は下柳とのことだ・・・いぶし銀のピッチングを見せて欲しいものだ。

 いくらクールであっても、やはり球場で阪神サイドの席に座ると血が騒ぐね。がんばれ阪神。

2004年04月09日

阪神、今日は勝ったらしい

 阪神が今日は勝ったらしい。

 3連勝の次に3連敗。それを止めたというわけだが・・・。

 この波の激しさは阪神らしい。繊細ではなく豪快とも言える、悪く言えば雑とさえ言える野球・・・それでこそ阪神だと思う。

 昨日は優勝できないと言ったし、その思いは変わらないが、やはり、阪神ファンである限り、阪神が勝つのはうれしいことも事実だ。らしさが出てきていいね♪

2004年04月08日

阪神、横浜に3連敗

 阪神が横浜に3連敗したという。
 あぁ、なるほどなと思ってみる。
 去年は横浜に大勝したものの、今回は3連敗・・・このしまらなさが阪神だ。

 僕は去年の段階から信じている・・・タイガースは今年はだめだろうと・・・。
 
 85年の優勝を思い浮かべて欲しい・・・次の年が3位でその次の年が6位。以下、低迷。

 阪神というチームは歴史を振り返ってみてもそうなのだから・・・。

 巨人に3連勝したくらいで、王者の野球と過信してはいけない。
 

 僕はまぎれもなく阪神ファンだし、去年は阪神戦を観るために残業せずに帰っている姿を見ている同僚も多いと思う。でも、阪神を愛すればこそ、そう思うのだ。今年は優勝できないだろうなって。

2003年10月27日

18年間の夢の果て ~阪神タイガース日本一ならず~

 今日、阪神タイガースは、2003年日本シリーズ最終戦で敗退してしまった。
 私は生まれてこの方の阪神ファンである。そのことはここでも再三語ってきた。

 悲しいことは確かだ。18年ぶりの優勝、そして、次は・・・来年は期待できないであろうという予測のもと、是が非でも日本一になってもらいたかった。そして、思わしくない体調をおしてまで阪神を日本シリーズの舞台まで引っ張ってきた星野監督の有終の美(このシリーズの後引退することを表明していた)を飾らせてあげたかった。

 でも、しょうがない・・・。いや、なんとなくこの展開は予想がついていた。というのも、甲子園では3連勝したものの、福岡ドームでは、精彩を欠いていた阪神軍団を見るにつけ、今日のような一方的な展開は予想がついた。

 関東で・・・阪神ファンが少ない環境で、盲信的に阪神ファンをするわけにはいかなかった私は、ある程度、シニカルな考え方が身に付いてしまっている。
 「阪神だからしょうがない」「またやっちゃったよ、阪神は」「こうやってチャンスをつぶすのが阪神だよな」
 そんな、悪態にも近い想念を思いつつも、阪神を愛してやまない。愛してやまないからこそ、ファンを続けている。前回の優勝から18年間待ち続けるのは容易ではないのだ。
 何度も「優勝してくれ」という期待を裏切り続けられてきたのだ・・・単純に期待しろという方が無理を言っている。

 だから、今回もこう思って終わることにする。

 「まぁ、阪神だからね。いかにも阪神らしい・・・」

 再三語ってきたことだが、阪神がまた来年優勝をするということはまったく期待していない。
 阪神の歴史をひもとくに、そういう常勝軍団であるはずがないことは明らかなのだ。

 「まぁ、阪神だからね」・・・そんな風にうそぶきながら、待つよ・・・また18年後でも・・・ね。

2003年10月24日

よっしゃー ~阪神3連勝~

 昨日に引き続いて、日本シリーズ第5戦で阪神がダイエーに勝った。これで、3連勝、3勝2敗で日本一まであと一歩にこぎ着けた。

 よかった・・・

 いやー、かの星野監督のためにも今年の阪神は日本一になってほしい。
 今年を逃したら、来年はない・・・これはここで何度も語ってきたことだが、生まれてこの方阪神ファンを続けてきた阪神ウォッチャーとしての確信だ。
 だからこそ、今年しかないのだ・・・。

 今日は、屋台でおでんと一杯飲みながら観ていたので、眠気との戦いはなかったので、最後にウィリアムズ選手がぴしっと締めるまで観ることができた。

 いやー、でも、一点差、ひやひやだったね。

2003年10月23日

連日延長戦はきつい

 まぁ、昨日も書いたのだが、最近、疲れがたまっているようで、眠い。

 今日も、日本シリーズは延長戦にもつれこんだ・・・。22時を過ぎてもまだ終わらない。襲い来る眠気と戦いながら見ていたが、とうとううとうとしてしまった。

 どうもテレビが騒がしいので、どうした?と思ったら、金本選手のサヨナラホームランで阪神が劇的な逆転勝ちであった。
 その瞬間は見過ごしてしまったが・・・でも、よかったよかった。

 いやー、この天下の大勝負、連日の延長戦は応援し、観ている方もきついな(^-^)

2003年10月21日

関東のタイガースショップ

 今日は新宿に行く用事があったので、ついでに新宿の京王百貨店に特別開設されているタイガースショップに行ってみた。

 なるほどぉ・・・関東にもこういうものができたのねと「ほうほう」と思いながら回る。

 でも、はっぴとかメガホンとかグッズは買わなかった。
 
 なぜか?
 
 僕は根っからの阪神ファンである。関東の中でごく少数派であり、外様である、阪神ファンを生まれてこの方続けてきた。

 グッズがなくたって阪神を想う気持ちは誰にも負けないから・・・。
 優勝に浮かれてグッズを振り回すよりその気持ちが大切だと想っているから。

2003年10月18日

日本シリーズ初戦

 今日の日本シリーズ初戦、阪神対ダイエーの戦いは、なるほど、名勝負と言えるだろう。

 デッドヒートを繰り広げていた。突き放されては追いつき、また突き放されては追いつきという息詰まる展開。
 観ながら面白いわけで・・・僕は当然、根っからの阪神ファンだから阪神を応援なわけだが。

 負けてはしまったが・・・今日の戦いは許せる。あまりにも一方的で期待も何もない戦いというわけではなかったからだ。

 いい夢見させてもらったと言える試合ではある。

 明日こそ勝って欲しい・・・

2003年10月17日

星野監督の引き際は鮮やかだ

 星野監督が、今日本シリーズを最後に監督業から身を引くとのことだ。

 この決断に激しく同意できた僕。

 そうなのだ、僕だって、庭か阪神ファンじゃない、生まれてこの方の阪神ファンだし、18年間今年の優勝を待ってきた男だからわかる。阪神に来年はないと思っている。来年優勝ということは多分ないと思っている。率直なところだ。

 前回の85年優勝時だってそうだった。名ショートとしてならした牛若丸 吉田監督 だって優勝時はあんなに光り輝いていたのに翌年以降の凋落は見ていられなかったほどだ。

 来年以降は、やはり阪神は戦力ダウンになることは否めない。例えば、片岡だってもうスポーツ選手としては高齢だ。広沢なんかはもっとだ。

 星野監督は、高血圧の持病もあるという。これ以上、がんばる必要はないと思う。ただでさえ怒りを覚えることが多かったろう。

 この日本シリーズ、星野監督のためにも、いい戦いをして欲しい。 

2003年09月15日

やったぜ阪神優勝だ!!

 やった、阪神リーグ優勝。この日をどんなに待ちわびたか・・・。
 そう、僕も年をとったよ・・・だって、前回の85年の優勝の時、僕は中学生・・・それ以来だ。いつまで待たせんだという感じにもなるさ。

 しかも、昨日まで5連敗だろ・・・マジックが一桁になってから、まだ待たせるのかという感じは大いに持ったものだ。

 今日こそはと思って、今日は14時の試合開始にあわせて、昼食をすませて、テレビの前でスタンバイしたよ。今日は幸い休みだ・・・テレビ観戦をできる。明日からは仕事だから今日どうしても優勝を決めてほしかった。

 今日の試合は、もう負けたかと思ったんだよ。だって、2点リードされているんだもの。しかも、チャンスはつぶすし、どうにも前半の勢いがない。

 でも、片岡のホームランで追いついた後、9回裏、赤星がライト越えのサヨナラ打を打ってくれた時には本当に感激だった。ちょっと詰めが甘い気もするが、そんなことはどうでもいい。観てて本当によかった。

 その後、横浜ベイスターズがヤクルトに圧勝し優勝決定はみなさんご存じのことだろう。

 長かったよ・・・僕の今までの半生以上待たされたわけだ。18年。その間、僕は東北の地にいようが北海道の地にいようが、そして、また関東に戻ってきた後も、阪神を愛し続けたのだから。

 僕も年を取った・・・昔ほど体力もなくなったし、皺も増えただろう。ただ変わらないのは、僕が独身をのままであること・・そんなことくらいだ。

 でも今年は阪神が優勝した、自分も何か変わらなきゃいけないな、そんな気になってみた。うん、変わろうよ・・・あの阪神が優勝したのだから・・・本当に本当に変わらなきゃ。

 ビバ・阪神。 

2003年09月05日

見逃し・・・

 金曜日・・・今日は結構ぱっぱと帰ってきた。

 金曜日というのはウィークデイの疲れも溜まってきているわけだし、どうも眠いが、一番ホッとする瞬間でもあり、一杯やりたくなるものだ。

 まぁ、今日は阪神-横浜戦があるなぁとテレビ観戦しながら一杯やる。ホッピーとワイン。

 でも、3点リードで負けていたこともあり、疲れが溜まり酒の回りも手伝って居眠りしてしまった・・・。テレビをかけながらね。まぁ、どうせ負けやろと半分思っていた、横浜の三浦投手の調子もよかったし。

 起きてみたらちょうど試合が終わったところ・・・9回裏で矢野のサヨナラホームランで劇的な逆転勝ちをしたとのこと。滅多に観られない感動のシーンがあったらしい。

見逃したぁ・・・

2003年08月28日

往年の名選手が最後のほとばしりを見せるところ・・・阪神

 今日も阪神が勝った・・・いい勝ち方だ。昨日の伊良部の試合がひやひやものだっただけに、今日は安心して見れた。

 というより、真面目に見てませんでした・・・だって、もう大差をつけていたんだもの(^-^)

 広沢が打ちまくったとのこと3安打6打点だとか。・・・やはり85年の優勝時を思い出す。あの時も、大洋ホエールズで首位打者を取ったこともある長崎選手が活躍した。往年の名選手の最後の活躍だ。
 広沢も、往年の名選手に違いない。ヤクルトの不動の四番だった時代もある。でも、もう40歳だ。先は長くないだろう。でも、名選手であるし・・・すごいよね。

 阪神タイガースは、往年の名選手が、線香花火の最後のぱっとともしびをほとばしらせるがごとく、最後の活躍をして去っていく場所だ。

 中日で首位打者をとった田尾選手もそうだったし、広島で渋い活躍を続けた長嶋選手も阪神で終わり阪神のコーチをしている。

 そう、85年優勝時は、そういった往年の名選手達の活躍が目立った。そして、その選手達は優勝を果たしたら、その後消えていったのだ。

 でも、その名選手達の活躍を忘れることはないだろう。そして、今回の広澤の活躍も。

2003年08月27日

ロードから戻ってきたタイガース

 ロードといわれる、高校野球で本拠地・甲子園を離れて遠征していたタイガースが甲子園に戻ってきて第一戦の巨人戦が今日だ。

 すごいひやひやしたけど、6-4の僅差で勝つ。

 よかった・・・ホッとした。

 ロードでは大幅に負け越して、なんか負け癖が着いてしまっていただけに、今日の勝ちはうれしい。でも、ひやひややね。伊良部の調子もはかばかしくなかったしね。

 さて、気になる投手ができた。阪神の吉野投手だ。
 ワンポイントで使われることが多く、安藤・ウィリアムズの勝利の方程式の逃げ切りストッパーへのつなぎ役としての中継ぎでの起用が多い。
 セーブもつかなければ。勝利投手になることもまずない・・・裏方役であるが、今年は大車輪で使われている。
 左投手なので、左打ちのワンポイントとして使われることが多く、しかも、あまり穏やかじゃないピンチでの起用も多いが、淡々と投げ・・・・防御率も2.5くらいというのは立派だ。

 損な役回りである・・セーブにも勝利投手にもまずならない・・・そして、いいように便利に使われる役だ。でも、吉野投手のいいところは、表情も淡々と・・・投げるのである。そして、一人をぴしゃりと押さえて去っていく。今まで観ていてそんなに気になったことはないのだが、今日の吉野投手を観て、ハッと気づいたのだ・・・この人かっこいいって。

 そんな投手が、優勝チームには必要だ。85年に阪神優勝の時も福間投手という名中継ぎがいた。この福間投手はちょっといい男でその意味でのマスコミ受けもあったりしたようだが、吉野投手は地味なところがまたいいな。
 
 とにかくがんばってほしい。

2003年08月03日

すごいぞ、阪神タイガース ~ロード前の勝利~

 僕の好きな、夏の甲子園高校野球が、8月7日に阪神甲子園球場で始まる。

 それにともなって、阪神タイガースはその後、数週間アウェイ(本拠地球場以外)での戦いを強いられるわけで、いわゆるロードと言われる遠征に出ることになるのである。

 ということで、今日の中日戦がロード前最後の甲子園での試合ということになったわけだが・・今日はちょっと一杯やりながら、阪神戦観戦としゃれ込んでみた。

 期待通り、7-1の大差で圧勝・・・見ててうれしかったね。特に桧山のホームランなんてしびれるものがある。桧山って、あまりぴりっとしないと言うか、だからこそ、今は4番を外れているのかもしれないが・・・その代わった、4番の八木もきちんと先制打を打つし・・・いうことなしだね(^-^)

 ロード前の1勝は大きいものがあるな・・・うんうん。

tigers-goods.jpg
うちの近所、関東地方でもこのようなものが販売されています

2003年07月24日

阪神の勢いを示すもの

 もう少し、阪神タイガース論を続けよう。
 
 そう、僕は、85年の阪神優勝をこの目で見ている。その時と今年の阪神がすごく似ていると思うところがあるのだ。
 いや、ホームラン数は少ないであろうし、投手力はもしかしたら85年の時以上かもしれない。

 共通しているのは、観ている側が、6回裏で3点差とかリードされていたとしても、まだ観戦を続ける気になる、逆転勝ちの期待を持てるという点だ。昨年までの阪神にはそれはなかったことだ。
 そう、85年の時も、なんかリードされていたとしても、7回の風船飛ばしとともに猛打で逆転していた。今年もそんな感じなのだ。

 ファンを最後まで引きつける魅力・・・これが今年の阪神の勢いの証だろう。

2003年07月23日

止まらない阪神

今日も見事な逆転勝利をしたらしい・・・タイガース。

もう、負ける気がしない。

なんかさ、明日のことを考えずに、その日その日を全力で戦っている感じがしていいね。

でもその気持ちは分かる気がするんだ。今年優勝できなければ、多分次は20年後くらいなものだろう。今こんなに強いのに・・・それは関係ない、阪神の歴史がそう物語っているからだ。85年の優勝時も凋落激しかったのは記憶にあろう。だから、今一歩でも6止まってしまったら、止まっちゃう・・・そんな気持ちをファンも持っているし、多分それ以上に選手は持っていると思うのだ。

 止まってはいけない・・止まってしまったらその後ずーっと止まるのが阪神だから。

2003年07月22日

やったぜ、タイガース

 2位ヤクルトに昨日も勝ったし今日も勝った。2位に勝つと、まぁマジックは2つ減るからうれしいわけだ。

 今年は是が非でも優勝してほしい。ここまで来たらさすがに大丈夫だと思うのだが、それでも、前回の優勝から18年間裏切られ続けてきたファンとしては、不安は残るというものだ。

 しかし、阪神というチームも面白い。勝つ時はどかんと一発勝ってしまうのだ。今年のタイガースは、手がつけられないほど強いという印象だが、阪神ファンを続けてきた僕には分かる。

 85年の優勝の時も手がつけられないほど強かった。でも、翌年3位で翌翌年はBクラスだ。

 多分今年優勝したとしても、そういう運命をたどると思う。

 でも、そんな阪神が例えようもなく好きだ・・・咲く時はドカーンと、散り際はすばやく。大輪の花を咲かせるまで時間がかかる。

 いいと思うな・・・阪神のように生きてみたいと思う。

2003年07月02日

イエ~イ♪ 阪神、君を好きで良かった~~

 今日はちょっと飲んで帰ってきてしまったので、阪神戦を観戦できなかったわけであるが・・・
 帰ってきて、ちょっと落ち着いて、23時頃、ネットを開いてみたらまだやっている模様・・・すげーよね。
 阪神が大勝していたので、安心して落ち着けたが・・・

 勝ったようなので、スポーツニュースをチェックしてみると、要するに阪神が勝ったということよりも、今現在に置いて濱中の代理として4番に座っている桧山が史上五十うん人目のサイクルヒットを達成したということがメインに報じられていた。

 サイクルヒットとはホームラン・3塁打・2塁打・ヒットを同一試合に打つことであり・・なかなか3塁打は難しいらしいのだが・・・

 どうも、4番としてはちょっと頼りないなぁと思っていた桧山がこの活躍、今年の阪神はなにかが違う・・・そう思わせてもらえた。

 君を好きでい続けて良かったよ、阪神タイガース!!

2003年06月26日

今日は負けてしまった・・・

今日は負けてしまった、阪神タイガース

しかも、きちんとテレビ観戦してしまっていたよ・・・ふぅ。悲しい。変な負けかただものなぁ、2点リードして、逃げ切り体制に入ったところで逆転されるって・・・。

まぁ、勝ちすぎと言えば勝ち過ぎなくらいだから、一個くらい負けたってと思われる方もいるかもしれない。

 しかし、阪神ファンを続けてきた方なら分かるだろう・・・阪神には裏切り続けられた18年間だったわけだ。いつ息切れするか、わかったものじゃないという不安があるものだ。

 こんなうまくいくはずはないぞ多かれ少なかれと心の中の片隅に思っているはずだ。

だから、いくら貯金があっても安心できない、まだまだオールスターの前は。

2位の巨人も負けたからいい、そんなわけではない・・・

頼むよ、タイガース、君が優勝してくれたら、多分僕もなにかが開けるような気がする。多分迷信だろうけどそう思いたくもなるくらいだ、18年間待ったっていう想いはそんなに生半可ではないぞ。
自分がそこまで意固地に阪神ファンなのも我ながら不思議だが、好きになっちゃったものはしょうがないわけだ。うん。

がんばれ阪神。

2003年06月17日

人生が報われる瞬間 ~勝ったよ!!タイガース~

 いやぁ、今日は良かった。勝ったよタイガース。

 だってさ、今日はタイガース戦だということで、いそいそ帰って観ていたんだけど、9回表まで4対2で負けていたんだよ。観ている方としては、これほどやるせない試合はない・・・
 どうも投手陣はぴりっとしないし、結構いい当たりを飛ばされていて野手のファインプレーでようようしのぐというピンチの連続。
 打者もなかなか打てない。

 そんな中、今日はもう負けかぁ、そうだよな、勝ってばかりっていうのは道理が通らない、負けも合ってこその野球だ、そう、人生だってうまくいくことばかりじゃないじゃないか・・・いいことあれば悪いこともある、今日は負けたって仕方がない・・・
 
 なんか人生の考察まで入れてしまいながら観た最終回9回裏、なんだか打線がつながって、ノーアウト満塁にしたと思ったら、矢野が走者一掃の宇宙観を抜ける安打をしたではないか!!

 ミラクルかと思った。

 そんな人生があってもいい、阪神ファンは、そう、1985年の優勝から18年間も待ち続けているんだ。こんな人生が報われる瞬間があってもいい。

 本当にそう思ったんだ。

この画像はイメージです

2003年06月14日

今日は阪神戦がない

なんか、今日は雨で阪神戦がなくなってしまった・・・拍子抜けだ。昨日のリベンジを期していたのに(昨日巨人が阪神に勝ったのだ)。

「はんしんせん」で変換を押すと「阪神線」と変換される・・・なるほど、その方が一般的か(^-^)夏休みにはいつも甲子園に行く私はいつも乗る電車だ。なんかとても庶民的な電車だ。

2003年06月08日

阪神2連敗かぁ

 阪神2連敗かぁ・・・

 今日は延長戦の上逆転負け・・・かなりイタイ。