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ロードから戻ってきたタイガース

 ロードといわれる、高校野球で本拠地・甲子園を離れて遠征していたタイガースが甲子園に戻ってきて第一戦の巨人戦が今日だ。

 すごいひやひやしたけど、6-4の僅差で勝つ。

 よかった・・・ホッとした。

 ロードでは大幅に負け越して、なんか負け癖が着いてしまっていただけに、今日の勝ちはうれしい。でも、ひやひややね。伊良部の調子もはかばかしくなかったしね。

 さて、気になる投手ができた。阪神の吉野投手だ。
 ワンポイントで使われることが多く、安藤・ウィリアムズの勝利の方程式の逃げ切りストッパーへのつなぎ役としての中継ぎでの起用が多い。
 セーブもつかなければ。勝利投手になることもまずない・・・裏方役であるが、今年は大車輪で使われている。
 左投手なので、左打ちのワンポイントとして使われることが多く、しかも、あまり穏やかじゃないピンチでの起用も多いが、淡々と投げ・・・・防御率も2.5くらいというのは立派だ。

 損な役回りである・・セーブにも勝利投手にもまずならない・・・そして、いいように便利に使われる役だ。でも、吉野投手のいいところは、表情も淡々と・・・投げるのである。そして、一人をぴしゃりと押さえて去っていく。今まで観ていてそんなに気になったことはないのだが、今日の吉野投手を観て、ハッと気づいたのだ・・・この人かっこいいって。

 そんな投手が、優勝チームには必要だ。85年に阪神優勝の時も福間投手という名中継ぎがいた。この福間投手はちょっといい男でその意味でのマスコミ受けもあったりしたようだが、吉野投手は地味なところがまたいいな。
 
 とにかくがんばってほしい。

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