格差対抗メロンパン作りは今や究極の贅沢か
最近、メロンパンの高騰が著しく感じる。ちょっと前までは移動販売で一個150円くらいで売られていた焼きたてメロンパンが今や200円だからだ。
理由は想像はつく。要するに、今はかなりバターが手に入りにくいのは皆さんご存じだろう。政府も緊急輸入措置の方針を打ち出しているくらいだから。しかも、小麦価格の高騰が叫ばれて久しい。要は、そのダブルパンチで、メロンパンというのはとてもとても高価な物になってしまっているのだ。
メロンパン、食べるのは好きだという方は多かろうが、作ったことがある人なら分かるだろう。大量にバターを消費するのだ。
これだけ大量のバターを混ぜ混ぜして、あのメロンパンの上に乗っている甘い生地を作るのだ。どれだけ多くの量のバターを使っているか分かってもらえるだろう。
ふるいにかけた薄力粉を混ぜてこんな風にまとめてラップ。落ち着かせるために冷蔵庫でしばし寝かす。
だんだんメロンパンの形に。あとは焼くだけですな。
できあがり。
これだけのバターを使い、小麦粉を使い、言ってみれば昨今では最高の贅沢であったりもするだろう。手作りであればこそ、なんとか価格を抑えられる次第。そうでなければこれだけの数のメロンパンを買おうという気にはなれないのではないだろうか。
格差に対抗するためには手作りを・・・が最近のポリシーなのだが、このメロンパンはその究極の形とも言えるのではないだろうか。