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ドリップコーヒー一杯で夜も眠れず

ペリー来航のときに流行ったという川柳にこんなのがある。

「泰平の眠りを覚ます上喜撰(蒸気船)たった四杯(四隻)で夜も眠れず」

私が、日本史か何かを学んでいた時に、この川柳を知り・・なるほどなぁ、うまいなぁと思った思い出がある。上喜撰というのが、まぁ、高級なお茶みたいな意味であるようで、なるほど、蒸気船と頃を踏んでとてもうまいと思った思い出があるとともに、ペリーの黒船の当時の世の中への衝撃がぴしっと胸に納まった気がする。

ブログProject"B":宵越しのお茶ってなんだ!?を読ませていただきながら・・・あ、この歌にはカフェインの効果の意味もあるんだなぁと気づいたわけで。
 そう、コーヒーを代表とする紅茶・お茶といった嗜好飲料類にはカフェインが入っていることは周知の事実であろうが、カフェインの摂取すると眠気が一時的なりとも少なくなることもあわせて周知のところであろう。
 そう、お茶を飲んで夜も眠れず・・当時の人々も、その効果にすでに気づいていたんだねぇとなんとなく感心。

 どうして、今さらそのようなことを考え、思い出したかというと・・・

 この前、妻が、「ちょっと贅沢しちゃった♪」とドリップコーヒーのパックを買ってきていた。
coffeedrip.jpg

 普段はマシンで入れるエスプレッソかインスタントしか飲んできていなかったので、久々のドリップコーヒーだねぇと飲んだりしていたら・・・

 異変は夜起こったのだ。

 まぁ、30代半ばのこの年になると、睡眠はだんだんと短くなってくるわけで、その睡眠を途絶えさせる最大の要因は尿意である。トイレに起きてしまうというのが一番の問題となってくる。
 私は一度寝てしまうと、6時間くらいはほとんど起きない。まぁ、6時間後くらいにきっちり尿意が襲ってきて、起きてしまう。するとその後眠れないので、休日でも何でも6時くらいに起き出してしまうので、妻には驚かれている場合が多いのだが・・・。まぁ、私もその昔もっと若い頃は、一度トイレに行こうが、二度寝したりしていたものだが・・・年をとったんだろうね。

 そう、そんな私が、ドリップコーヒーを飲んで寝た日には、深夜1時頃強い尿意で起きてしまったのだ。

 コーヒーには催尿作用がある。まぁ、インスタントとかだったら純粋なドリップコーヒーよりはその作用も緩やかなのかもしれない・・・そのようなことはなかったのだが、ドリップを飲んだ、その日はすごかった。
 妻も、やはり、途中トイレに起きたようで・・・まぁ、ドリップコーヒー一杯で夜も眠れずというわけだったわけで。

 ま、宵越しのコーヒーはほどほどに・・・
 そう、ドリップコーヒーは要注意かな・・・と思った次第。

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