映画「ハウルの動く城」を見た
前売り券を手に入れていて、行きたくてしょうがなかった映画「ハウルの動く城」をようやく見ることができた。
実は宮崎アニメ大好きで、特に「紅の豚」にはまりこんでいる私にとって、宮崎アニメは結局見に行ってしまうものなのだ(^-^)(この一語りで言及したが、このハウルの公開に先立って宮崎アニメの衣装の世界をファッションブランド化したものを新宿伊勢丹に見に行っているほどである)。
さて、この映画の感想であるが、宮崎アニメファンとしては、その雰囲気をすごく楽しめたことは事実だ。絵も、ナウシカ・ラピュタ、また紅の豚を彷彿とさせるもので、雰囲気はよい。
ただ、分かりにくい。なんか、そう、どうしてこういうことになるのかという説明的なものが不足している感じで、宮崎アニメのファンとして雰囲気には酔いしれることができるものの、どうにも、論理的帰結がよく分からない。
いや、ナウシカ・ラピュタ・紅の豚、また、もののけ姫・千と千尋の神隠しにしても厳密な意味での論理展開はされていない・・・そりゃファンタジーだからある程度の論理の飛躍はしょうがないのだが、それでも、その裏にあるテーマ・・・まぁ、環境破壊への警鐘であったり、反戦ということであったりの主張へのそのファンタジー内での論理的展開は保たれていた気がする。少なくとも、見終わった後で、なんで?どうして?という感覚はあまりなかった。
今回のハウルに関しては、見終わった後、なんで?どうして?という問いが出てきてしまったのが、今までの宮崎アニメと違うところだった。もちろん反戦というテーマはきちんとつかめたものの、その上で。
まぁ、家に帰ってきてネットで色々な人のレビューを読んで、納得できたりしたんだけど。
そんな意味で、ストーリー展開としてはやや何を感じるものの、宮崎監督お得意の、いい感じの婆さん、いい感じのガキども、いい感じの魔物、いい感じの機械といった宮崎ワールド山盛り満載なことは事実で、今までの宮崎ワールドにはまっている人は見に行って損はしないかな・・・そんな感じ(^-^)
コメント
TBありがとうございましたm(_ _)m
記録ずくめになっているようですね^^
それだけ安定した支持があるんでしょう!
投稿者: cyaz | 2004年12月13日 23:31
TBありがとうございました☆
こちらからもTBさせて頂きます!
なんで??といろいろ考えるのも楽しいけど、
シンプルに楽しめば
いい感じ!!!ですよね(*´∇`*)
投稿者: 操 | 2004年12月15日 03:30
ハウル、わたしはなんかすごく心に残って3回も
みにいきました。
ソフィーが老婆になったり若返ったりするのは
なぜなのかとか考えてみてて、
私的に「ハウルのこと、恋心が全面に彼女の心に広がった時に
ソフィーは本来の自分の姿にもどってる気がして、
切ないなぁーどうして正直に「好き」だと思わないのかなぁ、
そんなに下を向いて、自分の心に嘘をつかなくてもいいのにと
でも、後半は彼女は自分の気持ちから逃げなくなり
自分なりに頑張っていて、
いいなぁ、やっぱ恋は人を強くするものなんだと。
強くなったのはハウルもでしたね。
最後に「大好き」って抱きついたソフィーが
かわいかったなあ~~
投稿者: さち | 2004年12月20日 17:13