今日は雑炊が食べたくて
今日は本当に久々にご飯を炊く。炊飯器にはほこりが積もっていたくらいだ。
炊飯器にほこりと言えば・・・貧窮問答歌(山上憶良が歌った万葉集の一節)を思い出すが・・・「甑には蜘蛛の巣かきて」・・・米も炊かないから、ご飯を炊くための甑(こしき)には蜘蛛の巣が張ってしまったという一句である。この一句は、中学時代習った時以来、忘れ得ないほどのインパクトを持って僕の脳に刻み込まれている。
別に僕は炊く米がなかったわけではないが、毎日運動ペースでやっていると、自由時間はそれにつぎこまれ、米を炊くよりは弁当を買ってきたり、そば・うどん・冷やし中華といった麺類にしたりになってしまう。
その方が手軽だと言うことももちろんあるが、米を炊くと、結局3合くらい炊いてしまって、ご飯好きな私は食べ過ぎてしまうし、食べ過ぎ抑制には、ご飯の量が定められた弁当や麺類がちょうどよいということにもなる。
減量するための常識として、夕食を軽く済ませるということがあるからだ。
でも、どうして今日炊いたかというと・・・それは雑炊が食べたくなったから、どうしても。
なんだかね・・・ちょっと暑い外と冷房の効きすぎたマクドナルドを往復していたりしたら、そして、プールで冷えたってこともあるのかな・・・温かいものがやたら食べたくなったら、どうしても雑炊という感じ。
そして作ったのがこれ。
ほうれん草とネギとニンニクという菜食のみで、米を入れて雑炊化したもの。ヘルシーを狙ったのだが・・・
確かにヘルシーなのだろうが、はっきり言っておいしくなかった。
賞味期限切れのみそを使ったのが悪かったのか、ちょっとは肉を入れて味を出した方がよかったか。