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FAXと非同期とショーシャンクの空に考える。

fax.jpg

 私はFAXがあんまり信じられない。というのも、なんか届いているのか届いていないのかよくわからないから。
 あと、FAXに触れるより前にパソコンのメールの方に習熟してしまったせいか・・・いささか、FAXに全幅の信頼を寄せ切れていない木がする。
 まぁ、メールにしても届くか届かないかは大してFAXと違いないくらいの率でミスることもあるようだが、メールはすぐに返信がもらえたりするから気持ち的にね。

 でも、広まってきたとはいえ、まだまだウェブ上やメールでできる手続きばかりではないのでFAXも安物ではあるが家にあったりもする(感熱紙方式だしね、そこに信頼の違いが出ているわけで)。でも、ほとんど使わないんだけどね。

 今日は、ひさびさにこのFAXが活躍した。アクアビクスの教室・・・今週月号が悪くなったので振り替え届けをFAXにて提出したのだ。どうせ今日もプールに行くんだからついでに持っていこうと思ってもみたが、せっかくFAXがあるんなら、それで送ってみようかと。
 したら、数時間後、プールから電話があって、オッケーですとのこと。あ、届いていたよってね思ってね、ホッ。

 さて、コミュニケーションの方法(ツール)は色々あるが、それらを類型化すると下のようになるだろう。

comu.gif

 FAXにしても、メールにしても即時的に届く非同期的ツールであることに違いないわけだがね・・・。

 こんな風なことを考えていたら・・・映画「ショーシャンクの空に」で主人公が言っていた言葉を思い出した。

if you know how the system works , and where the cracks are . It's amazing what you can accomplish by mail . Mr.Stevens has a berth certificate , driver's license , social security number.

 訳すと、「システムの仕組みと、抜け道のありかが分かっていれば、郵送でどれだけのことがすむか、驚くはずだ。ミスタースティーブンスには出生証明書、運転免許証だってあるし・・社会保障番号まで付されているんだから。」といったところか(「映画で覚える英会話ショーシャンクの空に」アルクを参考にしました)。

 この主人公は郵送で作った架空人物を使って刑務所長のためにいろいろやっていたのだが、最後は・・・という映画であるが、その結末は映画で見ていただくとして、要するに、手紙という非同期的ツールもなかなかあなどれないというわけだ。

 その意味では、手紙と同じ紙媒体の非同期的ツールFAXもあなどれない・・・そんな風に思ったわけだね。

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コメント

わたしもFAXは好きじゃないです。信頼性というよりも紙が手元に残る中途半端なデジタルっていうのが理由ですが。たとえるならExcel使いながら電卓使ってるような中途半端さみたいな(笑)。大津さんみたいにパソコンが使えるならFAXソフトを使うっていう選択肢はないんでしょうか?どうせパソコンは常時ついているでしょうし……。送ったあとも紙を残しておく必要がなく、ファイル(とログ)が残るだけなのでそのほうがすっきりしません?

なるほど、そういう考え方もありますね。FAXソフトはないのですが・・・。

まぁ、今回は、所定の帳票に書いて送るということでしたので、従来型のFAXでよかったというお話で。

中途半端に紙が残るデジタル・・・PCノーツテイカーを手に入れたのですが( 2004/5/24の一語り http://www.webnikki.org/mt7/archives/000403.htmll
 参照)、これも中途半端に紙が残るデジタルなので・・・そのへんにはあまりアレルギーはないかもしれません。

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