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「熱球」(重松清著)読了

旧知の友人から、重松清の小説を勧められたので、図書館にあったこれを読んだ。

とてもよかった。本当によかった。昨日読み始めて今日読了。もちろん本ばかり読んでいるわけではなく、仕事をして、運動してその合間に読んでいたのだから、このスピードはちょっと驚異的である。それだけ興味深い本だったということだ。

「『誰かのために』っていうのは、『誰かのせいで』と根っこは同じだと思うの」 (「熱球」(重松清著、徳間書店より)

すごく考えさせられた一節。誰かのためと大義名分を掲げつつ、自分の判断に自信が持ちきれていない・・・・今までの僕がそうだった気がするのだ。
きちんと自分で判断しよう、そう、自立した人間へ、と決意させられたのだ。

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熱球 重松 清 やっぱり重松さんって痛いよね。 これはレベル的には軽いほうと思うけど。 でもね、私たちの年代ならわかるんだよね。 問題がリアルなんだよね。 いつかは向き合わなきゃいけない問題。 故郷についても切ない。 逃げ出したいって気持ちもわかる。 [詳しくはこちら]

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