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決して笑えない ~花嫁募集~

 ふーう、今日も一日疲れたなぁ。でも、だんだん引き締まってきているよ身体は。今日もエアロビに行った。

 ところで、こうやって毎日更新のエッセイなど書きつつ、また、エッセイ系のサイトを持っていたり(ここ)すると・・・まぁ、僕の文章を気に入ってリピートしてきてくれる人もいる。ありがたいことだ。

 しかも、よほど気に入ってくれた人とかからは「こんな面白い文章を書ける大津さんを女性がどうしてほっておくのか分からない」という過分のお褒めをいただくこともある。
 その種のお褒めは、うん、必ずと言って良いほど女性からいただくのだが、一度ならずある。

 ホームページの読者というのは、僕と利害関係にない。だから、お世辞も言う必要はないわけで、その言葉はほとんど割り引く必要なく素直に受け取れる言葉なのだろう。

 しかし、現実には女性には避けられこそすれ、好かれたと感じられる体験は今までを通してもほとんどあったためしはなく・・・まぁ、それは、僕が女性に苦手意識を持っているとか、過去の失恋の後遺症のまま女性には近づけないとか、話題豊富なのはいいが自分の話ばかりをしすぎるきらいがあるとか・・・僕自身に起因する色々理由は考えられるのであるが。

 でも、三十路男にとって、女性とうまく付き合えないというのは、ふっとこんな疲れた日の夜は、考え込んでしまうことでもある。
 三十路男で、そんなこっていいのか、いやよくない・・・みたいな・・・。いっそホームページで花嫁募集でもしてみようか・・・でも、それもなぁ・・・。

 でもって「花嫁募集」で検索してみたら・・・いろいろあるんだね。その中でも目を引いたのが次のサイト。

FROM SARUFUTSU

 北海道は猿払村の酪農家の人たちのサイト。管理人が手作りで作っていることは、ちょっとHTMLをかじったことのある人ならすぐに分かる。素朴なサイトだが、今年も行われるらしい花嫁募集のツアーの募集告知もある。

 テレビとかで、農村に花嫁が行くのを特集している番組があるよね。あれってテレビ向けの企画なのかと思いつつも、テレビだけの話じゃなかったんだと思えた瞬間。

 今、彼女なり彼氏なりいる人なら、その幸せの中の余裕あまって、ちょっと笑ってしまう企画なのかもしれないが、僕は決して笑えない。気持ちは本当によく分かるから・・・。

 都会の真ん中で暮らしながら、しかも、女性が周囲にいないわけでもない環境でありながら・・・なんと情けないことをいっているんだ俺は・・・と思った瞬間。

 でも、がんばるったって、どうがんばりゃいいのかわからないわけだよね。それが問題だ。

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