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あのさぁ、この日記、僕の真の気持ちを書いていると思う?

 僕はこの日記を書く時は、公人である。
 公人という言葉・・・例えば、首相の靖国参拝は、公人として行くのはよくないが、私人として行くならよいとかそういう場面で使われる。
 いや、首相の靖国参拝は私人としてとかの論理では、中国をはじめ周辺諸国の反発を買っているのは事実で・・・ちょっと言い訳的な気もするが・・・まぁ、うまい区分けではあると思う。

 その意味で、僕がここで書くことは公人としてである。例えば、思っていても書かないことっていっぱいある。誰かを傷つけてしまうこと、誹謗中傷に当たること、公序良俗に反することは、たとえ、思っていたとしても書けない。当然のことだ。いくら手軽でもホームページに載せるということは、世に出すということだからだ。

 その意味では、公人である。

 でもね・・・公人としての範囲内でのエチケットを守りつつも、自分の想いを書きたい。だから日記を書いている。

 いろいろな人に読んで欲しい、たとえ、それが知り合いでも読んでもらえているというのはうれしいし、誰に読んでもらっているかにかかわらず、僕の素直な気持ちを書いてきたつもりだ、許される範囲内で。

 でも、知り合いだと読んでなんのことかわかる場合もある。2003年4月1日の一語り などは本当にそうだ。書いてしまってから、ちょっと恥ずかしかったというのもあるし、うすうす事情が分かっていた人がいて恥ずかしかったこともある。

 そうなると、書く手も鈍りがちだ・・・誰々が読んでいたらどうしようとか思うと、公人としての制約条件以上に書くことが制約される。恥ずかしいとか思うとね・・・それはあまり愉快ではない。

 過剰な公人意識は捨て、公人としての必要最小限度のたしなみを持って、自分の想いをぶつけていきたいものだ。

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コメント

お久しぶりです。
いつも覗いているのですが、ここへコメント
するのは初めてですね。ようやく出没でき
ました。

「日記」の話、自分も日記を公開している
のでよくわかります。おっしゃる通り!

私などは、自分公開度60パーセントくらい
でしょうか?

よく「当たり障りないねぇ」などと言われ
ちゃうと、確かにそうですけどォ、と思うの
ですが、100パーセント全開モードだと、
「この人何言ってんのかしらー。」などと、
即バックボタンを押されちゃうのもカナシ
イですし、知り合いには自分の生活が丸
分かりになるのも何なので、自分もある程
度書きたいことを書き、読んでいる方には、
ちょっとだけ心くすぐる程度の話題にとどめ
たりしています。

るみてとらさん、初コメントありがとう。
 こういう風にコメントがつけられるBlogというのが最近はやりのようですが(^-^)自力で設置するのはかなり無理がかかったわけで・・・背伸びしすぎまして・・・るみてとらさんのように日記サービスをうまく活用するというのも一手ですなと感じました(^-^)
 自己開示度60%ですか・・・なるほど、な数字です。私もそれくらいですね。
 におわす程度というのはとても共感できます。やはり、そこらへんに落ち着きますよね(^-^)

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