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「東京ラブシネマ」最終回を観る

 たびたび、この一語りに出てくるドラマ「東京ラブシネマ」今日が最終回であった。
 月曜日と言えば「あいのり」を語ることが多かった私。どちらにしてもテレビ番組であるし、相変わらず「あいのり」を観ているのだが・・・しかも「東京ラブシネマ」ははじめっから観ているわけではなく、途中からだったわけだが・・はまっている。

 とにかく最終回は感動した。そう、すごい古典的なラストだ。
 大団円という言葉がぴったりと来る。ほら、昔のドラマって、いろいろあっても最後にはみんな幸せになるという感じじゃないですか。ヒロインに振られた男も、誰かほかの女の子が好いていてくっついちゃってとか、みんなが幸せになれるような結末。ドラマだからこそできるようなまるーくおさまる結末。

 そういう古典的ドラマは、今や、NHK朝の連ドラにわずかに残るくらいで(その朝ドラも ふたりっ子 あたりからずいぶん過激になってきたが・・・)、今や、大団円ドラマは少なくなってきた・・もっと現実をえぐるような複雑な結末が多くなってきた。

 そう、恋愛ドラマの世界では、「東京ラブストーリー」(1991)くらいからかな、複雑な結末になってきたのは・・・おいおいカンチとくっつかないのかよって裏切られた気持ちになったのがついこのあいだに思えるが・・・それくらいからだよね。

 最近のドラマは、かならずしもくっつかない。

 しかし、この「東京ラブシネマ」は全員が幸せになったわけで・・・明らかにもてないキャラの宮迫博之演じる男が白石美穂演じる女性とくっつくのを皮切りに、どうも癖がありすぎる、竹中直人演じる男をひそかに慕う秘書(23歳)あり、当然、主人公達はきちんと幸せになるし・・・もう、大団円ドラマそのもの・・・古き良き時代を思い出すという感じのドラマ。

 疲れがちな現代、そんなに複雑な疲れる結末より、まぁ、年も年なんだろうね、こういう大団円的超古典の結末は落ち着くし、安らぎの感動が得られたわけで・・・

 ま、面白いドラマだ。そして主人公達は35歳という設定・・・まあ、30代序盤の私にはなかなか勇気を与えてくれる話ではないか!!

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