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朝パスタというぜいたく

 私はパスタを好んで作るということはしない。それを食べるのが嫌いというわけではない、むしろ、美味しいパスタは好きな方であるが、どうにも効率が悪い料理という思いがある。

 料理にはエネルギーの源たる炭水化物を要素とする料理が必須であるわけだが、これにはお国柄が出るところがあって、日本では米を炊いたご飯が主食として一般的であるが、欧米では小麦から作るパンが主食となってきている。アフリカ諸国ではイモ類を主食としているところもあるようだし、中華料理などでは饅頭系や麺類などがそれにあたることもある。日本においても単に米飯だけでなく、焼きそばだったりラーメンだったり、そして、朝は時間がないからと食パンであったり、昼食は手早く済むうどんなりラーメンなりとバリエーションにあふれている。

 そして、パスタもそういった炭水化物料理の代表格である。

 私の料理への判断基準として、ひとつにはその料理の摂取カロリーに対する手間・コストの対比と言うことがあり、そこに私がパスタを好んで作らないわけがある。

 外食で済ます場合は手間は考えなくてもよく金銭的コストだけで比較すればよいが、自炊をするとなると、家庭における調理時間などの手間を考える必要が出てくる。その手間に相応したカロリーが摂取できるのかという点で効率性の観点が生まれてくるのだ。

 外食のコストで考えても、ご飯とパンを比較すると、例えば、フランス料理などのコース料理ではパンかご飯かを選ばされるが、パンだとフランスパンがちょこっとだったりするところでご飯はそれなりに比すると同じ一皿でも食べでがある感じ出てくるのはお分かり頂けよう。また、パスタもいい値段を取るところが多い、そう、700円を下るパスタ料理というのは限られてこようが、その値段があれば、ご飯ぎっしりの牛丼がに杯食べられよう。そう見てくると、パスタは外食の金銭的コストとしてはあまりよくない部分がある。

 まぁ、外食はあまりしない私だから、手間の面で考えても、ご飯は、スイッチを入れるだけで3合も炊けば食べきれないほどの量が30分から1時間もすればできあがってくるが、パスタはゆで時間の管理などに気をつかうし、ゆでた後に何かを絡めてとかしているとなかなかに手間がかかるものだ。確かにゆでる時間は10分程度のものであろうが、鍋の大きさが一般家庭ではたかがしれているものだから、一気に大量に作れるわけでもなく一回ゆでただけで食べきれないほどというわけにはいかない。また、麺類であるから残してしまっては伸びてしまうのでちょうどよい量を考える必要がある等々気はつかうし量は作れないしとで、効率的とは言えない食材であることはお分かり頂けよう。

 だから、そもそもお腹一杯になることが幸せな私にとってパスタ作りに食指が動かないのは当然と言えばそうなのである。

 しかも、例えば平日の朝、パスタをゆでている時間のある方・・・特に働いている方でそういう方・・・がおられたらそれはとっても余裕のある生活をしている方と思うのである。まぁ、マンガじゃないけど、パンをくわえて外に駆け出すは大げさにしても、私なんかもバナナ一本食べてとか、それこそ食パン一つかじってということはよくあるので、朝に炭水化物系のものとしてパスタを食べることができればうらやましいばかりの有閑人ということになろう。そう、パスタはその場でゆでなければ作り置きが基本できないものなのだから。

 ただね、なんか最近パスタが食べたいと思っていたんだよね。やはり人間飽きがくるというのか、いつもご飯とかだとね、確かにご飯は好きだし、ご飯食べ放題だったり、お代わり自由なんていうお店に入ったりすると目が輝く私だけどね、そこはたまにはたべたくなることだってある。

 それで、今日は日曜日という休日。朝からパスタ作りをしてみましたよ。

朝ご飯として作ったパスタ

 もちろん妻にもいたく喜ばれて、これぞ西城のぜいたくではなかろうかとか思いながら、まぁ、つらつら語ってきたような理由で朝にパスタを作るぜいたくを満喫したわけで。

 ほら、ちょっと私にしちゃぁ、オリーブオイルとか私はあまり使わない調味料などを駆使して作った次第で(^-^)

 お金のかからないぜいたくというわけでね。

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