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テキストクリエイターの夢がそこにあった

 私もテキストクリエイターを自認して、ウェブの世界に打って出て、ホームページ作成にいそしみ始めて以来10年以上になる。

 ウェブで表現するテキストクリエイターの夢としては、いつでもどこでも、文章を打てるということであろう。私もCE機やノートパソコンなどなどいろいろなモバイル機に手を出してきた。やはり、いつでもどこでも文章が書けるというのはうれしいことだ。まぁ、テキストクリエイターは、すなわち、即表現に結びつく、ウェブ日記、ホームページ等へのアップを考えたいわけだから、手書きではなくデジタルデータをクリエイトしたいものだから、デジタル機器に凝ることになる。それで、いろいろ買いあさったわけだが。

モバイルパソコン

 まぁ、こんな感じで、私も小さなノートパソコンに至ってひとつの落ち着きを得たのだが、まぁ、これくらい小さいノートパソコンであれば、どこに持っていってもストレスを感じないしね。

 それでも、20万円以上して買ったものだし、故障して交換費用がかかったり、ノートパソコンの宿命であるがバッテリーが弱くなって買い換えたりリフレッシュサービスを使ったりしながらで、けっこうお金がかかるものだ。しかも、今となってはなかなかバッテリーが手に入らずというところ。

 そんなコストをかけてまでもどこでもテキストクリエイトをしたいと思っている人は、以前は少数派だったのだろうが、最近ではずいぶん多くなってきたようだ。その証左に、非常に小さいモバイルパソコンが5万円もせずに販売されるようになってきた。かのEeePCによって火がつけられらたフィーバーである。

 それから、本当に小さいフルキーボードの端末が、パソコンに限らずスマートフォンなどの形でも普及し始めて、要は、いつでもどこでもテキストを打ちたいというテキストクリエイターの夢が夢でなくなってきたということだろうか。

 なんてことを語っている今日、家電量販店で、本日売りだしと言われているものを見て触ってしまった。その存在は知ってはいたものの、それを見に行ったわけではなかったので、本当に偶然であったわけで。

 ソニーの出しているVAIO type P である。

 type P | 製品情報 | 個人向け | VAIOパーソナルコンピューター | ソニー

 ズボンのポケットにも入ってしまうという小さな筐体に、VISTAを載せたいっちょまえのパソコン。テキストクリエイターの夢の現時点での最高峰のひとつであろうか。

 しかも、10万円以下で手に入ってしまうらしい。

 以前に20万円以上かけて手に入れたノートPCのバッテリーがなくて、オークションなどでないかなぁと探している自分がなさけなくなってしまうくらいで、ちょっとお金を出して新しいのを買ってしまった方がよいかなとか思ってしまうくらいだ。

 VAIO type P の実機にも触れたが、きゃしゃなことはきゃしゃな感じの筐体だが、キーボードの打心地は見た目ほど悪くない、けっこう打ちやすく、これで10万円以下ならすごいなぁと思った次第。

 そういえば、私のような古い人間だと、ノートPCなんて言ってしまうわけだけれども、そのような小さなパソコンをネットブックというらしいね、売り場でネットブックとか書かれていて、なんか電子書籍関連か?とか思ってしまったのだが、そうではなく、本くらいの大きさだからね、ノートより小さいということだろう。

 ともあれ、テキストクリエイターが夢に描いていたことは、そう、そこにあるようになったんだなぁと実感した次第で。

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