サンマ刺身がうまくつくれるようになった
さて、今の鮮魚の旬はなんと言ってもサンマである。
サンマも冷凍物だと焼いて食べることしかできないが、今の旬の時期だけ、生サンマの刺身用のものが出回ってきている。いつもいい生魚はないなぁと見ている私。私にとっていい生魚とは刺身で食すことができる生魚であるわけだが、刺身用生サンマはそれゆえ私にとって魅力的な食材。
今日の一語り: サンマの刺身を作り食すで語ったように、今シーズン、何回かチャレンジしてそれなりに美味しく頂いているが、実は身が柔らかくてうまく皮がはげず、ぐずぐずな感じになってしまうことが多いのも事実であった。
アジと同じ要領で皮を指で引っ張って剥いていたがその時に身が崩れることが多かったのだ。
これは皮のひき方が問題であろうと今回はそのへんを調べてからやってみた。100円以下の特売で売っていたので、思いっきり5尾を買ってきたのだ。
以前より明らかにうまくできた。皮の剥き方がきれいになったのである。
そう、包丁の背をうまくつかって皮を引くと、うまーく剥けるのである。下記のサイトにその調理法が詳しいので参照されたい。
【楽天市場】 すっごく美味しいです! サンマのお刺身 おろし方・作り方:卸売市場から食卓へ 鮮魚の丸芳
皮をうまく引けるようになると、なんかすごく楽しい。そして、明らかに美味しい感じだ。妻も喜んで食べていたのでなにより。
サンマはとても足がはやいため本当に新鮮なものしか刺身にしては食べられない。よって、この旬の時期にしか食べられないものであるから、美味しく頂けるのはひとつの贅沢なのだ。
そして、それは僕が男を上げるひとつの要因にもなったらしい。
先日、妻の実家に帰った時に、おしゃべりしていたわけだが、私がサンマを捌いて刺身にすることを話したら、妻の父が目を輝かせていた。というのは妻の父は光り物が大好きで、サンマの刺身が食べられるとのことで今シーズンもわざわざ外食しに行ったほどとのこと。だから、サンマを刺身におろせると聞いて、ほぉと思って頂けたらしい。
ま、ひとつ妻の夫として顔が立ったではないかということではないだろうか。それであれば、もいっちょ腕を磨こうかと今回皮のひき方を学んだ次第でこれでだいぶ板に付いてきたと思われるので、今シーズン、食べられる限り、サンマの刺し身も楽しもうかな。