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特権性を感じつつ、スポーツクラブに通う

 今日もスポーツクラブに行って来た私です。月1万円近くの出費をするなら、数行かなきゃ損だわという算段も働きつつのつくづく庶民の私。おかげで身体がみるみるしまってきているとは妻の談。

 そんな私は・・ジムのマシンの前で・・・「どうやるのかなぁ・・」と見ていたら、いかにも体操のお兄さん的なインストラクターが使い方を教えてくれた。

 「はじめてですか?」と満面の笑みで言われて・・・「いや、そうでも・・・3回目くらいで」と答えつつ、やっぱ、私は庶民だなぁと感じていたりしたわけで。

 そういえば、今日は、かのライブドア事件の堀江被告初公判があった日で、話題はそれで持ちきりだったわけで。

ホリエモン“鉄人レース”出たい…再ダイエット意欲か:社会:スポーツ報知

ライブドア事件:堀江被告、来月4日初公判 11月末まで26回集中審理-特集ライブドア:MSN毎日インタラクティブ

 保釈後、堀江氏が六本木ヒルズ内のジムに通っている話はよく聞いていたが、要するに、一語り「格差社会を肌で感じた瞬間」で語ったような、マンションの住人専用のジムに通っているようなのだ。このような閉鎖空間を gated community と言うそうだが。

 堀江氏のジム通いの話は、なんか・・・庶民的視点からは・・・あまりいい感じはしない。保釈中くらいはそんなに特権性の享受をひけらかさなくてもよいのにとは思う。素直な一言とはいえ、トライアスロンに出たいなどは無邪気に過ぎて・・・ねぇ。一生懸命、ストイックに鍛えているアスリートに失礼ではなかろうか。

 スポーツクラブというのもある意味、gated community 的側面、特権性はあるであろう。マンションとかはその購入価格という障壁があってこそ、gatedになるし、スポーツクラブに入るのもかなりお高い料金という障壁があったりするわけだから。

 庶民な私は、スポーツ好きながら、今回初めてスポーツクラブに入ったわけだが・・・それまでそれを忌避してきたのは、そのgated性というか、排他性が、どうにも高慢ちきで好きになれなかったからだ。

 だからこそ、誰にでも門戸を開放している公立のスポーツセンターを好んで通っていたのだが・・・多少遠くても、機能が分化していて、プールならここ、スタジオレッスンならここと日によって行く場所を変えていたわけだ。

 まぁ、結婚してから時間がなくなったこともあり、やむなくその特権性を享受しつつすべてを一カ所ですませられるスポーツクラブで身体を鍛えているわけだが・・・

 なんかスポーツクラブが豪華だなぁとか、どうにもどぎまぎしてしまうのは・・・要は私が庶民だから・・・に尽きるようだ。

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