映画「レイクサイドマーダーケース」を見た
映画「レイクサイドマーダーケース」(2004 レイクサイドマーダーケース-goo映画生活)を見た。
なんか独特の雰囲気で押している映画。なかなかに不気味でよろしい。
どうしても、映画というと、洋画、特に、ハリウッド映画の方がよろしいというか、迫力という点で一枚も二枚も上という場合がほとんどで、邦画がハリウッド張りとか狙うと失敗するものが多い。
でも、このように雰囲気で押す映画はなかなかによいものが多いし、成功しているものが多いと思う。
役所広司、薬師丸ひろ子、柄本明、鶴見辰吾、杉田かおる、黒田福美・・・この俳優陣を見れば・・・なるほど一癖もふた癖もありそうだということはお分かりになろうが・・・
この映画の味の決め手は、豊川悦司だろうか。トヨエツさんが出ることによって、引き締まるというか、不気味さに拍車がかかるというか・・・
そう、独特な雰囲気と不気味さで押すことで成功しているのは・・・ハリウッドに逆上陸した「リング」を見ても明らかだが、その意味でとても成功していると言えようか。
僕としては「黒い家」(1999 黒い家-goo映画生活)に似たすごさを感じた。
まぁ、筋としては・・・納得がいかない面もあったが・・・妻と二人して飽きずに、食い入るように鑑賞できたのは、この時間を返せという気分にならずに済んだまぁまぁの映画と言えようか。