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『インターネット中毒』読了

『インターネット中毒』(キンバリー・ヤング 毎日新聞社 1998)をようやっと読了した。図書館で2週間の貸出期限を3回更新してようやっと。
なんか・・・最近忙しくてね・・・仕事で夜遅くまでなることも多いからね。

でも、非常に示唆的な本であった。
技術の裏にある心理的問題というのはかならずついて回るものだという、きわめて当たり前のことを、よく分からせてくれる。

この本が書かれたのが2000年になるちょっと手前・・僕がよほどインターネットの圧倒的なすごさに魅惑されていた時期と時を同じくするからよく分かるんだな。

一回通読したので、もう一回味読したいなと思える教科書的な本だと思ったんだ。

一人暮らしになってから、まぁ、本を入れるキャパシティも少なくなったので、本はもっぱら図書館からの本で充足させるようにしているが、このように味読したい本はやはり買うべきなのかもしれないなぁ・・・(^-^;

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コメント

“味読”ということば、素敵な響きですね(こういうことばを使ったことがなかったもので、何だか新鮮な感じがしたのです)。

ワタシが“味読”してる本はといえば…。
結構同じ本を繰り返し読んでしまうたちなのでいろいろあるのですが、ひとつ挙げるなら、藤原 新也“新版 東京漂流”(新潮文庫。現在は朝日文芸文庫から“東京漂流”として出てます。両方持ってたりもしますが…)でしょうか。
15年間ほど、何度となく読んでるのですが、そのたびにいろんなことを教えられる…。

ワタシの場合、(ここ最近を除いては)慢性的に忙しい生活をしてきてるのもあって、図書館に通うことがままならず、本は基本的に“買って読む”状態です(そのほうが安心して読めるというか。思いついたときにすぐ参照できる、というのもあります)。
学生時代に図書館でバイトしてた割には図書館利用しない(“シゴト場”のイメージがあるせい!?・笑)…。

でもそうすると、引っ越しの大変なことと言ったら(苦笑)…。本だけじゃなくてCDも多くて(苦笑)

M.Shimadaさん、コメントありがとう。

ほほー、その本も面白そうですね。今度探してみようかな(^-^)どんな内容なのですか?

そうなると、本は溜まりますでしょう・・うんうん。
私も、やはり図書館に行くのは土日に限られますね。平日は仕事があるので・・・なかなか・・・。定時にピタッと帰ればできないこともないのですが。ですから、図書館往復にかけている時間的コストは結構なものですね・・・それを考えると買っても同じくらいかもしれません・・。ただ、置く場所がないというわけで(^-^)

CDもたくさんお持ちなんですね(^-^)私は、そのへんも、今はパソコンに入れてそこで聴くようにしているのでなるべく増やさないようにして、5 畳半ライフをなんとか維持している次第(^-^)

広い部屋に越したいものですね(^-^)

おへんじ、ありがとうございます。

藤原 新也さんの“東京漂流”とは…。
今はなき写真週刊誌“FOCUS”創刊号から連載された記事を中心に据え書き下ろされた、80年代のノンフィクションものです。
実はこの“連載”、あまりにも鋭い衝撃的な内容ゆえ、とある企業広告の扱いをめぐってわずか6回で休載を余儀なくされて(その顛末も書かれてます。“ホンキでシゴトしてる”ひとならきっと、この場面は強くココロに響くものがあるかと)…。
批判精神、“時代を視る眼”、ものごとに取り組む姿勢…、大学受験時期に出会って以来、ワタシに多大な影響を与え続ける1冊です。

少々覚悟が要る(!?)本かもしれませんが、ぜひ読んでみてくださいませ。

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