マジでうまいバーでマジにウイスキーを学ぶ
ニッカブレンダーズバーに行ってきた。
ここは東京は表参道のニッカの本社ビルの下にこの7月に作られたバーである、ニッカのブレンダー達のオリジナルブレンドを飲める本格派のバーである。
やっぱうまいよね。これほどうまいウイスキーは蒸留所で飲んで以来ということになるんだろう。
この夏、サントリーの山崎蒸留所に行って、日本の代表的4蒸留所を制覇して、ウイスキー好きの端くれとして、それなりにうんちくも語れるようになったところで・・行ったわけだが、いろいろなウイスキーを試しつつ、バーテンダーとのウイスキー語りを楽しんできた。
高級感あふれるとてもハイソな雰囲気で、バーテンダーの物腰もとてもソフィスティケイテッドされたものであったので、普段の、こういう社交界には慣れていない自分は気後れがしてしまう場所ではあるのだが、やはり、ウイスキーが大好きでそれなりの知識もあるという自信からか、バーテンダーに気後れすることなく話せた。
もちろんウイスキーに関する造詣はそういう名門バーのバーテンダーの方にかなうべくもなく、いろいろ勉強になったのだが。
なかでも、僕は実はシェリー樽で熟成させたシングルモルトが大好きなのだが・・・シェリー樽というとどうも亜流な気がして、引け目を感じていて・・連れにそういうことを漏らしたんだ。
そしたら、そのバーテンダーが、「いえいえ、シェリー樽が亜流ということは決してなく、そもそもウイスキーは極端に上がった税率の酒税逃れでシェリー樽に詰めて埋めたものがいい色合いや風味が出たことが発祥で・・」という旨の話を話してくれた。
酒税逃れのための便法で始まったのがウイスキーの発祥ということは知っていたが・・その樽がシェリーー樽だったとは初耳だった。
へぇって感じ。