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目指せ、晴耕雨読

昨日はやたら疲れていたらしく、電気もつけたまま寝てしまった。

毎週土曜日の朝のエアロビ教室に行くのもちょっと眠かったが・・・えっちらおっちら行ってみる。やっぱりエアロビはいい♪

土曜日の朝から運動をするほど運動好きではなかったはずだが・・・最近は、運動にはまっている。

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 さて、晴耕雨読という言葉がある。単純に字面から、晴れた日には畑を耕し(要するに「働き」)雨の日には読書でもしていましょうと言うことだと思っていたが、ちょっと辞書を引いてみた。

「晴れた日は田畑をたがやし,雨の日は家で読書すること。悠々自適の生活にいう」(三省堂 『ハイブリッド新辞林』より)とのことだった。

おおむね間違ってはいなかったが・・・この言葉ができたであろう古代か近代においては、農業というのが主な就労ということになろうが、現代においては農業はそんなにメジャーではないので、どういう感じになるのだろうか。雨の日には仕事を休むなんていうことはよほど特殊な仕事でない限り許されないし、台風が来たってがんばって通勤しようとしている姿は毎年見かけるわけだ。

 となると、やはり、きちんと仕事とプライベートを切り分けて暮らしていると言うことが現代版「晴耕雨読」ということになるのだろう。
 現代日本社会はなかなかに厳しい。サービス残業でも何でもして業績をあげないと、職場に自分のイスがあるかどうかもわからなかったりもするわけだ。ウィークデイは、もう仕事一本槍、帰るのは深夜ということだって企業戦士達には珍しい話ではないかとも思う。
 そして、たまに疲れや不満が鬱積して、仕事を早めに切り上げて同僚と飲みに行くことだってあるだろうが、これも、自分のお金を使って飲食をしているにもかかわらず、仕事を引きずったものであるからプライベートな時間とも言い難い。
 あまつさえ、休日出勤という憂き目にあう人だって少なからずいるように見受けられる。

 言ってみれば、現代日本社会はウィークデイにはプライベートな時間は取りづらく、休日もウィークデイを引きずらないで住む保証はないという厳しい環境であるのだ。

 だから、仕事は仕事、プライベートはプライベートを切り分けて生きるという、当たり前なことでさえ、厳しい現代日本社会では「悠々自適」としての「晴耕雨読」に通じると思うのだ。

 この一語りで、私は、平日・休日問わずスポーツをしていることを語っている。みなさんがどのようなお仕事に就かれているか、もしくはまだ学生さんなんだかは知らないが、けっこう「悠々自適」に見えているかもしれない。

 うん、それもただで転がり込んできているわけでもなく、目指して「晴耕雨読」的生活を実践しているということを語っておこうかなって思って、今日語ったわけだ。
 晴耕雨読的生活の実践と引き替えに失っているものももちろんたくさんあるだろうとも思う。

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