« 「蹴りたい背中」を読了 | メイン | 今日も水泳 »

そんなに化けたいものなんでしょうか

 最近、今年の高額納税者ランキングが発表され、話題になっている。
 その中で、化粧品会社、DHCだったっけ、の社長がかなり高ランクになっているとのことだったことを朝のテレビで横目に見た。
 これは、この不況においても化粧品が売れているということを如実に表していることに他ならない。そして、DHCは女性用化粧品の大手であるから・・・まぁ、女性が化粧品にはお金を惜しんでいないことの証左である。

 ここでひとつの考えが思い浮かんだ。

 どうして、世の女性はそんなに化けたがるのだろうか?

 化粧とは文字から見ても「化けて装う」ことにほかならない。そして「化ける」とは真実の自分を隠すことにほかならない。
 ある意味、真実を隠すのにそんなにもコストをかける世の女性たちの傾向は、実感として、理解しがたい面がある。

 なるほど、僕も電車に乗って通勤などをしていると、きちっと美白をして白く化粧をしてぴちっとしたスーツを着ていたりする、いわゆる丸の内OL系の女性はハッとするほどきれいだ。僕の好みとしてはそういうファッションがとても憧れではある。きれいだなぁって思う。

 でもね、やはり、そういうきれいな化粧を見るたびに、この人は「化けているんだな」って思ってしまう。

 そんな考え方もあって、外見の好みを除くと、僕は人間そのものとしての好みとしては、自分がそうだからかもしれないが・・・なんか、がむしゃらな人が好きだ。外見なんてなりふり構わずがむしゃらっていう人が好き。

 だから、丸の内OLファッションで決めてミュールかなんか履いて汗をかくのを恐れてしずしず歩いている女性よりは、遅刻しそうなのかスニーカーで走っちゃっているようなひとの方が好ましく思えたりもしてね。

 そんなわけで・・・僕は女性の化粧にはあまり理解が及ばないし、不況に打ち勝つほどの需要のあるということも理解はできない。

 それは僕が女心を理解できていないということに他ならないと言える。それが僕が「もてない」理由とも言えるのだがね。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.motenai.net/mov2/mt-tb.cgi/370

コメントを投稿