酒席で決まることもあるんだね
例えば、僕がホームページを作っている、ウェブサイトを運営しているということはある意味有名である。前の職場の周りの人たちは結構知っていたし、現にここの語りだって私を知る人がたくさん見ているに違いない。
いつだったか「だって、大津さんのページって名前で出てくるんだもん」とややあきれ顔とも受け取れる顔で元同僚に言われたことが印象的に残っている。
でも、なかなかメールはもらえない・・・。例えば、酒の席とかで僕がホームページを作っていることが話題になったり、僕のページを見たということが話題になって・・・「今度メールするよ」と言ってもらえても、その言葉は実行の伴わない社交辞令の場合が多い(時にはもらえるので、すべてがすべて社交辞令というわけではないが)。
ここではそのことが感じが悪いということを主張したいのではなく、飲み約束は往々にしてそういう実行を伴わない空手形になりがちだという減少の例示としてこの話をしたのだ。
さて、最近、数年ぶりに再会して以来、たまに飲む幼なじみがいるのだが、飲んでいるうちにバイクが欲しいと話し始めたので、実家に野ざらしになっているバイクを格安で譲ろうか?という話をしたらその幼なじみはとても乗り気であった。
でも、僕は懐疑的であり、飲みながらの約束というのはさっき語ったように、酔いが覚めるとともに気分が冷めるものだろうという思いもあったので大して期待もしていなかったのだが、今日その約束が実行されて譲り渡しが完了した。
酒席での約束が実行に移されることもあるのかぁ・・・と新鮮な思いであった。
料亭政治などという言葉もある・・・この言葉では酒席での約束の方が重い意味を持ってくる。とても大人な世界の話のようだ。その意味で、酒席での約束に懐疑的な僕の方がまだまだ子どもか??