« 映画「バッドボーイズ2バッド」を見る | メイン | 映画「あたしンち」を見た »

人生において、もう一度

 私はこの前韓国に行って来たわけだが、昨年の6月も行っている。
 韓国に行ったとなれば・・・焼肉食べに行くとか買い物しに行くという目的が一般的であろう。
 しかし、私は今回は北朝鮮が韓国に向かって掘ったと推定される第3トンネルに潜りに行ったのがメインの目的であり、前回は日韓共同開催のワールドカップが開かれていた期間中であるもののサッカーを見に行ったのではなく、北朝鮮と韓国の境界が接している板門店に行くのがメイン目的であった。

 よくここを読んで頂いている方からは、とてもチャレンジャーだと言われることもあるし、なるほど、そうかもしれない。

 ただ、そういうチャレンジングな場所に行きたいと思うのは、別に奇をてらってホームページで公表したいからではない。行きたいから行くのだ。
 やっぱ、行くからにはドッキドキ・ワクワクな場所に行きたいじゃないかというまっすぐの思いからである。
 
 トンネルにしても板門店にしても不安さえ伴った新鮮なワクワク感は大いにあった。
 
 そんなチャレンジャーな私は実は、ジェットコースターが実はとても乗りたいのだ。好きなんだ。あの落ちる前のドキドキ感は何とも言えない。この前、後楽園ラクーアに行った時、建物の中をくぐってごーっと走るジェットコースターを見かけてとても胸がときめいた。
 でも、僕の記憶が正しければ、一回転以上あるジェットコースターに乗ったのは、小学生の頃、今はなき神奈川県のドリームランドで父と一緒に乗ったきりである。
 あんまりもてない私は、遊園地とは無縁な人なのだ。乗りたくても乗れない・・・一人で乗ることは不可能ではないのだろうが、気分的にも世間一般の観衆からは不可能だ。
 以前いた元カノ(元の彼女)さんはジェットコースターが苦手な人だった。だから回るようなやつは乗れなかった・・・。
 
 だから、今や30歳代にして、私はジェットコースターかフリーフォールに乗りたい。チャレンジャーとしてのスピリットがうずくのだ。誰か一緒に乗ってくれる人はいないかしら・・・(できれば女性がいいのだが・・・)。

 ドリームランドで・・・私の父は、実は私よりもジェットコースターに乗りたがった。私はその頃は今ほどジェットコースターに執着していなかったのだ。そして、息子の私も大きくなってしまって、その後父がジェットコースターに乗ってはいないだろう。父も最後のジェットコースターと思っていたのかもしれない。実はチャレンジングスピリットを秘めている人なのかもしれない。そして私は彼の息子だ。親譲りのスピリットか。

 ちょっと情けなく聞こえるかもしれないが、ジェットコースターに乗りたい・・・こわいやつ・・・これはかなり切実な思いだ。横浜のみなとみらい地区とか、東京の後楽園のラクーアとか、そして、仙台に住んでいた時は八木山ベニーランドとか、普通の道路を歩いていてもジェットコースターが見える。「きゃー」とかいう叫びとともにジェットコースターが通り過ぎるのが見えてしまうのだ。

 そのたびに「いいな・・」と思わざるを得ないのだ。お金もあるし、時間もあるのに手に入らない経験・・・それがジェットコースター。人生においてもう一度乗りたいと思うのはそんなに贅沢だろうか?

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.motenai.net/mov2/mt-tb.cgi/212

コメントを投稿