終わった??
どうも、昨日観た映画『アバウト・シュミット』は終わってしまった映画だ。
"終わってしまった"男の物語と言ってよい。
僕は今30代の男だ。青年とは言い難い、しかし、中年ではない。そんな僕が振り返るに、僕は終わってしまっているだろうか?
僕が高校生とかの時、大学生のひとはすごく大人に見えた。ドラマなどで描かれる大学生の姿も高校生の視点からはすごくアダルトな魅力を持ったお兄さんお姉さんだったりする。
しかし、今、僕から見て、大学生はどうも子どもっぽく見える。
逆に彼らから僕はどう見えているのか?
成熟した魅力的な姿か、それとも終わってしまった姿か。
どーも、映画『アバウト・シュミット』を見てから、僕は"終わってしまっている"感が強い。
どーも、「俺ってだめくね?」て自問自答してしまう・・・そんなネガティブエモーションを引き起こすところにこの映画の名作たるゆえんがあるのかもしれないが、気持ちよくはないな。