コンプレックスを容認している姿は共感できる
妻が気晴らしにと買ってきた雑誌「週刊朝日」の直近のものを見ていたら、表紙が神戸蘭子さんだった。
私は余りよく知らないのだけれど、確かに最近たまにテレビで見かけるなぁという程度。
紹介文を読んでみると、身長154センチと低いものの、ファッション雑誌 JJ のSサイズモデルとして活躍してきたとのこと。背は高くなりたかったけれども(それはモデルとしては当然だろう)かなわなかったとのことだ。
なんかいいなって思った。
モデルというと、背が高く、容姿端麗と相場は決まっているが、そりゃモデルとしては人がうらやむ完璧さを誇らねばならないのだろうけれどもね、あまりに完璧でございという感じを見せつけられると、なんだかなぁ感は否めない。
それに比して、この神戸蘭子さんは、まぁ、背が低いということをコンプレックスとして容認しながらも、ある意味そのことが致命傷ともなりかねないモデルという業をマイペースにやっているスタンスがとても好ましく思えたのだ。
誰しもコンプレックスはあるのだろうが、コンプレックスを封じ込めて完璧でございとしている時は反対になんだかなぁ感があるのだが、そのコンプレックスとうまくつきあえている姿ってとても好ましく感じるなぁ。