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たこ焼きの論理

 今日は、夜にスーパーに総菜半額値引き目当てに出向く。同じような意識の人たちがたくさんいる感じである。未だ不況は続くことを実感するが・・・半額なりの値引きシールを貼る中年女性の店員の指先を食い入るように見入る人々の目はまるでハゲタカのようであるし、もちろん、私もそのハゲタカの一人である。

 中に、ひときわ不思議なおじさんがいて、ずーっとその総菜売り場をうろうろしていて、たぶん見知らぬ人に、雨が強いねぇとか話しかけているおじさんがいたんだよね。

 そのおじさんがね、私がたこ焼きが半額になっているのに手を伸ばすと、「たこ焼き?」とかなり怪訝そうに聞いてきたわけでね。ちょっと面食らったけど「そう、たこ焼き」と返すと黙って離れていったんだけどね。

 まぁ、わかっているよ・・・たこ焼きというのは夕食のおかずとしてはあまりコストパフォーマンスがいいものではないということを。おかずにもならないし、おなかにたまるものでもない。割に高い。半額になっていなければ買わないだろう。

 でもね、わざわざそのデメリットを知りながら手を伸ばしたのにはわけがある。妻がたこ焼きが大好きだからだ。

 その妻は最近疲れ気味。めいっぱい食べきれないほどのたこ焼きを買っていったらどんなに喜ぶだろうと思い、半額のものをふたつ買ったわけだ。

 だから、その不思議なおじさんに怪訝そうに声をかけられたのも理解できないわけではないが、こちらにはこちらの一本筋の通った論理があったわけだからね(^-^)

 妻は本当に大喜びしてくれていた。よかったよかった(^-^)

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