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ハートウォーミングで元気が出るカナダ映画を見た

 映画「大いなる休暇 」(- goo 映画)を見た。

 カナダ映画というのも珍しいが、カナダの中でもケベック地方のある過疎の島が舞台なので、フランス語であるというのが珍しい。

 フランス映画など大陸系の映画にありがちな暗さは感じられず、さりとて、明るいだけというわけでもなく、そのしっとりとしたコメディーがなんか心地よい。

 とてもいい映画だと思った。

 (以下ネタばれあり) 



 

 今回の舞台は、漁師町が漁がすたれた島。そこの住民の多くが生活保護を受けている。その生活からの脱却を目指してその町おこしのためにばたばたするコメディー映画。島に医者を呼んで工場を誘致しよう大作戦である。そこに繰り広げられる泣き笑いの物語。

 泣き笑い・・・そういうストーリーは勇気が出る。

 イギリス映画だと炭坑町でのハートウォーミングストーリーが十八番で、「フルモンティ」が代表作だろうか。フルモンティでは、男たちがヌードダンスをすることで町おこしをするという設定であったが、こちらは、島かぁと思わされるところで、寂れた炭坑町にしろ、過疎の島にしろ、そういうところから立ち上がる人々の物語は気持ちよい。

 世相厳しき今、とても勇気をくれる映画なのではないだろうか。

 とってもオススメな映画である。

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