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格差社会に対抗するために生まれて初めて魚を捌く

 さて、一昨日の一語りは、要はぼやき節である。刺身は食いたし、されど、高くて食べられず、それもこれも不況のせいだという論法。だから、マグロのあらを加熱して食べたのだということを語った。

 別にその論法は間違っているとは思っていない。やはり、庶民には厳しい世の中であることは事実だよ。

 でも、ぼやいてばかりでは始まらない。昨日から、自分でアジを捌いて、刺身を作ってみたのだ。

 要するに、刺身は加工料も価格に転嫁されるから高いわけで、自分で捌けば安いはず。

 本格的に魚を捌くのは生まれて初めてだったわけで・・・割に、アジというのはなかなかに難しい食材であった。骨は硬いし、とげはあるし。でも、今が旬な食材・・・アジのたたきに挑戦。

 昨日捌いたのは、この3匹。

アジ3匹

 いきなり3匹である。要は安くてたくさん食べたいわけだからそれなりの量を捌かねばということもある。そして、3匹もやっていけばそのうちうまくいくだろうという思いもあった。

 実際、最初の一匹は不慣れであったし、とげが手に刺さってかなり痛い思いをしたりしたわけであるが、だんだん慣れてきた。

アジのたたき

 ようやっとできたもの・・・いやいや、結構苦労しました。でも、初めて作った割には結構美味しい。

 そして狙い通り、これだけの量の刺身系を作れて、3匹で600円以下だから、安いよね。

がら汁

 がらもお湯で煮出してお汁のにした次第。

 骨の処理とか、ケガとかには注意しなければならないが、アジはなかなか美味しいものであった。それにしても、手間はかかるけどね。

 昨日に引き続いて今日もアジを捌いてたたきを作ったが、たたきは本当に叩く感じなのがよくわかった。よーく叩かないと、美味しくならないんだよね・・・アジは皮が固いし、小骨もあるから、ばんばん叩く感じでないと。なるほど、たたきというのはこういうことだったのねと納得。

 生まれて初めての魚の捌きは苦労多かれど、有意義なものだった。

 アジをさばければ、ほかの魚もさばけそうな気がしてきたよ。

 

 

 

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