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アニメや絵本を通じて平和を考えよう ~終戦の日にあたって~

 今日は終戦の日である。62回目の終戦記念日ということだ。

 終戦を記念するということ・・・やはり、これで戦争をしなくて済むのだ、人が死んだり、殺したりすることがなくて済むのだ・・・その思いが終戦を記念するということにつながっているのだろう。

 平和の大切さ、ありがたさを実感する日である。

 テレビ朝日系列で放映されていた『'07戦争童話 ふたつの胡桃』を見た。童話アニメという形で戦争の悲惨な実態を描き込んだ名作に感じられた。すごくいい話であった。

 最後にほっと癒されるファンタジーのお話でありながら、戦争の悲惨さをよくよく感じさせてくれる物語。多くの子どもたちに見て欲しいと思った。こういうドラマを見ていく限り、戦争をしたいという思いはひとつなくなるんじゃないだろうか。

 この戦争童話のシリーズ、2002年から連続して放映されてきているらしい。こういうものが健在である以上、ちょっとほっとする。

 アニメ・童話という形は戦争の無益さを伝え、平和を考えさせるツールとして、子どものみならず大人にも有効なのではないだろうかとさえ感じた。

 原爆の日から終戦の日、そのような夏の日に平和への意識が高まる私・・・昨日は奇しくも、絵本「アウシュビッツからの手紙」(早乙女勝元 著、岡野 和 絵、日本図書センター)を読んだのだ。本当に戦争というのはなんという矛盾だろうか、なんという無益で、こんなにも残酷なものだろう・・・ひしひしと感じさせられた。絵本であるが、大人が読んで平和を考えるに非常によい本と感じたのだ。実際、絵本といいながらこの本の内容は小学生であれば高学年くらいから対象にした方がよいくらいに感じた。 

 絵本やアニメ・・・ビジュアルがある分、本当に戦争の悲惨さが分かってくる。

 その意味で、アニメや絵本・・・こういうもので絵本を考えるのは有意義なことに感じたのだ。 

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