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ダイジョウブと大丈夫と東北・仙台の想い出

 2007/5/26一語り「妻と初めてのカラオケ」とかでも語ったように、最近、NHK朝ドラ「どんど晴れ」の主題歌になっている、小田和正「ダイジョウブ」という歌にはまっていることはここで語った。

 なんかいろいろな意味で安らぐなぁと感じていたのだが・・・思い起こせば私は、東北は宮城県の仙台にて学生時代を過ごした。

 東京生まれの東京育ちだが、なんか、東京のせわしなさっていうのはあまり肌には合わなかった。なんか追い立てられているようでね。まぁ、追い立てられるようにその都会のペースのまま受験競争にも巻き込まれて必至に走っていたんだが、それに倦んだことが私を仙台に向かわせたのかもしれない。仙台で、そう、比較的落ち着いて流れる時間に身を任せ、青春を謳歌できたという想い出の東北の地である。

 思えば、どんど晴れは東北は岩手県は盛岡が舞台・・・そこに小田和正の「ダイジョウブ」・・・小田和正さんは、やはり東北は仙台で学生時代を過ごしたわけで、私と共通するところがある。その中に安らぎを感じてしまうのは、必然に近いことなのかもしれない。特に小田和正さんは私と同じ関東出身で、東北に学生時代足を踏み入れたという部分で共通部分が多いわけだ。

 なんで、そんなことを今語るかというと・・・ふと思い出した歌い手さんがもう一人いたから。

 当時、地元のテレビ局の番組の折々に流れていたんだ・・・この曲が。

 JIGGER'S SON 「大丈夫」

 JIGGER'S SONって覚えている人いるかなぁ・・・この曲で大ヒットしたんだけれども、もう解散してしまっている。坂本サトルさんというミュージシャンがボーカルでね。当時、地元FM番組なんかでもいろいろ出ていたわけで。この方はかなり全国区で売れたと思うしいるし、今でも活動中だから知っている方も多いかもしれない。

 まぁ、このJIGGER'S SON 「大丈夫」を聴いているとね・・・仙台にいた頃を思い出すんだよね。曲と共に条件付けられた想い出が。

 仙台には妻と早春の頃に一緒に行った。2007/2/12一語り「青葉城に登る ~妻と一緒に想い出の落ち穂拾い、仙台旅~」などで語ったところだが。まぁ、実はいいことばっかじゃなかったよね。初めての独り暮らし・・・この東北の街に一人放り出された時の寂しさは妻もやはり一緒に行ってみて共感していたようだ。「ここに一人来てしまったらそれはそれでねぇ」といった風に。確かに寂しかったんだよね。独り暮らしという自由さとの引き替えのロンリネスというわけだ。

 でも、そこからいろいろ動いて生きていく中で知己も得た。考えてみれば、私の結婚式に呼んだ友人たちの多くが、実は仙台がらみの人たちでもあった。一人飛び込んだ世界で、一から始めた世界で、だからこそ、思い出深く、そして深い意味での知己を得られたんだろう。

 そんな時に流れていたのがこの「大丈夫」なんだよね。なんかテレビをかけていれば流れていたような想い出があるからね。

 このJIGGER'S SONのボーカルの坂本サトルさんもね・・・学生時代に仙台で独り暮らしをした人なんだよね。そのときに、JIGGER'S SONを結成したわけで。小田和正さんもしかり・・・そして、私もしかり。

 なんだか、「ダイジョウブ」に「大丈夫」・・・どっちも、おなじ読みというのが奇遇。そこに仙台という要素も合致しているのがまた奇遇。

 この二つの曲を聴きながら、やっぱ、仙台ってよかったよなぁと思い返す。私には非常に合っていたんだろう。温かい感じだったんだよなぁ。

 単なる懐古調ではなく、東北ってやっぱり気候が厳しい分、人は温かいと思うよ。そして、この仙台ゆかりのミュージシャンの二つの曲を聴くに思うんだ。

 大丈夫!!明日もがんばろう。

 

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