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時間に逆らう行為にはパラドクスが付き物だ

 まぁ、結構古来より、人間、時間に逆らいたいと願い続けてきたんじゃないかな。

 不老不死の薬を求めた秦の始皇帝もしかり・・・身近で最近なところでは、アンチエイジングと称しつつ、なんとか老化という時間の経過に伴う容姿の変貌にストップをかけようとがんばるのも最近のはやりみたいだし。

 そういう考え方では、時間に逆らい得た例としてはビデオ録画というのは最高の成功例かもしれない。
 その時見るべき映像を、録画という方法によって、後ろに回せる。視聴時間を、未来にシフトできるという点で見事なまでに時間を操作できていると言えよう。
 しかし、タイムマシンによって過去に帰ると起こると言われるタイムパラドクスというものは想像に難くない。そのタイムパラドクスをうまく表現しているのが、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」である。大ヒット作だから見ている人も多いかとは思うが、もしそうでなければ一度ごらんいただきたいオススメ映画だ。

 まぁ、端的に言えば、時間を操作しようとするとうまくいかない・不都合が起こる・・それがタイムパラドクス。

 そして、時間操作の最高の成功例たるビデオ録画に置いても、せっかく録っておいた番組も結局、その存在を忘れてしまって見られない・・・もしくは、見る時間がない・・・未来に回した時間を消費できない・・・よくあることではないだろうか。うまくいかないという点で、タイムパラドクス的不都合ではないか。

 まぁ、時間に逆らう行為にはパラドクスが付き物なのかもしれない。

 だから、最近はなるべくリアルタイムにテレビ視聴をしようとしている。今は大好きな番組 「水10!ココリコミラクルタイプ」をリアルに見ている。この一語りを書くためにビデオに録っても結局見れないタイムパラドクスを避けんがために。

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