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愛の母子像のご主人の気持ちを思うに・・・

 結婚して、妻を持つ身となって特に思ったのは・・
 愛の母子像の、ご主人はいかばかりの思いだったのだろうか・・・
 絵本「パパママバイバイ」やほかの記事を読むに、ご主人は毎日のように病院に通っていたようで、そして、息子たちがなくなったこともひた隠しにして妻を励まし続けた。
 その気持ちを思うに胸が締め付けられる思いで、夜少し眠れなかった。

 私も昨年の秋は今は妻となった彼女の入院中、毎日病院に通った。結婚式もキャンセルせざるを得なかったし、二人の将来も考えられるかどうかも分からなかった状態だった。
 とにかく必死に通った思い出がある。

 だからこそ、愛の母子像のご主人の気持ちを思うに・・・本当に苦しくなる。シンクロしてしまう部分が大きいからだ。

 一瞬にして、命を奪うばかりか遺族にまでこのような塗炭の苦しみを味あわせる人殺しの手段たる軍は許されるものであろうか。そうではないであろう。

 私の家庭は、今はある程度落ち着きを取り戻し、これからもまったく予断は許さないのだが、結婚もでき、そしてなにより、愛する妻が隣にいる、一緒に笑い合える。その幸せが痛いほど噛みしめられるし、大事にしていかねばならないと確信している。

 そのためには平和が必要だ。ゆめゆめ平和を乱す制度ができてはならないし、人殺しの手段を容認はできないと思っている。

 昨今の雰囲気は軍や戦争というものをどこか遠くのおとぎ話と感じてはいないだろうか?決しておとぎ話でもなく、現実、軍というものがあるゆえの苦しみが、明日我々のもとに降りかかることさえなきにしもあらずというリスクを負っていることを考えさせられるのだ。

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コメント

・・・かなり久々に訪問
させていただいたら、結婚されて
たんですね。
おめでとうございます。
心から、お祝い申し上げます。

で。。。急に来て議論吹っかけるのもちょっと失礼かとも思いましたがちょっとどうしてもこれだけは言っておきたかったので。

当たり前の話ですが、平和を維持する為に最低限の軍備は必要です。当たり前の話です。

戦後、日本の平和が憲法9条で守られてきたなどと言うのは大嘘です。
日本の平和は日米同盟で守られてきたのです。
冷戦時代、アメリカの後ろ盾がなにもなかったら日本はとっくにソ連に占領されていた事でしょう。
台湾がアメリカの後ろ盾を
失えば、中国は今すぐにでも
軍事侵攻するでしょう。

(冷戦が終わった今だって)
平和を守るために軍備が必要な現実は微塵も変わってません。
昨今の敵基地攻撃論だって当然自衛の範囲内として認められるべきものでしょう。
寧ろ、今現在自衛隊にその能力が無いのがチャンチャラおかしいのです。
軍や戦争を遠くのおとぎ話の様に。。とおっしゃってますが
そうではないからこそ自衛の為に軍備が必要だと言っているのであり、敵基地攻撃も当然の権利だと
言っているのです。
それすら否定しまってはそれこそ、戦争や軍をおとぎ話の様に捕らえてる事になってしまいます。

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