無線の雲
まぁ、昨日の一語りで愛用していた公衆無線LANサービスが有料化されることですごく困るという話をした。
以前、「スマート・モブズ」(ハワード・ラインゴールド著)を勉強していた時に、WiFiの無線LAN電波を次々にピアツーピアでつなげていって「無線の雲」を作っていけば、フリーのネットアクセス環境ができるのだと主張しているグループの存在に言及されていた。
うん、インターネットというのは基本的にフリーもしくは低価格で利用できてしかるべき・・というのも、インターネットは開かれたネットワークを繋ぎ合わせた集合体、いわばコモンスペースなのだから、公有地みたいなもの。そこに入るのに多くの入場料がいるのは、公道を歩くのにお金を取られる感覚である。
そもそもモバイル用のノートパソコンやプロバイダー料金その他の設備投資に多額払っているわけだから。
僕が敢えて次世代携帯電話系での高速モバイルではなく公衆無線LANサービスにこだわってきたのは、そのフリーであることからだったのに。
もう、Yahooが有料化されると、あとは公衆無線LANサービスで無料なのはバッファロー提供のフリースポットのみになってしまう・・・さびしいことだ。