ブログとは万年筆のようなもの
この「今日の一語り」も、ブログというシステムを使っている。
最近、右を向いても左を向いてもブログ大流行である。無料で使えるブログサービスが普及したことに起因するわけだが。
そういうウェブログをつける人を「ブロガー」と言うらしいが・・・
私の場合も、ブログシステムを自分でサーバーに仕込んで、それを用いて毎日文章を書いている点では立派な「ブロガー」なのだが・・・サービスに申し込むだけで簡単に始められる最近のブロガーよりもよほどね。
しかしながら、自分の意識では自分はブロガーではないなぁと感じている。
というのも、もともと、ウェブ日記書きであったわけで・・・それは、文章をウェブに発表していきたいという思いからだけである。 そして、同一日に複数投稿をできるシステムはないかと探していたところで、ブログシステムに出会ったというわけで・・・。ブログの特有のコミュニケーション機能・・・コメント機能とかトラックバックとかに惹きつけられたというわけではないのだ・・意外に単純な理由である(もちろん、ブログを使い始めてから、それらはそれらでなかなか楽しいことは分かってきたが)。
先にブログありきで文章を書き始めたのではなく、文章を書き、発表したい欲求が先にありブログシステムというツールに出会ったという点で、私はブロガーと言うより文章書きであると自認しているんだよね。
そう、ブログとは私にとって万年筆のようなもの。
コメント
私もブログってなんだろうとずっと思っていたのですが、結局こんなコメント機能がついている日記みたいなものを総称しているのですよね。
かずさんはブログが流行る前から、自分で機能を仕込んで日記を始めたのですから、すごいですよね。
投稿者: スミレ | 2005年04月14日 10:01
スミレさん、いつもコメントありがとうございます。
そうですね、読み手サイドでのブログ理解としてはそんな感じで概ね合っていますよね(^-^)
作成者側としては、日付ごとに静的なHTMLファイルを生成し、インデックスを作ってくれるというシステム面が、実は大きいです。
それまでの日記システムの大半が、CGIで動的にログファイルを参照するシステムでしたので・・静的なファイルを生成してくれるというのは実に大きいのです。
そのへんはブログがCMS(コンテンツマネジメントシステム)のひとつとして隆盛したという見解に繋がります。
まぁ、そのへんは作成者側のうんちくですのでお聞き流しください(^-^)
あとは、読み手が気づく点としてはデザイン面をCSS(スタイルシート)できちんと分離しているのでデザイン的に洗練されたページが作りやすいのですね・・・ブログの中では・・・なかなかかっこいいページが多いですよね?
私もその時師事していた先生が、こんなのあるんだよ♪とブログを紹介してくれたことで気づいたのです・・実は(^-^)当時は情報が少なかったので・・・設置には苦労したのですが(^-^)
投稿者: 大津和行 | 2005年04月14日 12:46
わー かずさんの言っている内容(専門用語)が、私にはほとんど理解できません。でも、yahooや楽天などに申し込めばできるものとは違って、自分で一から作るのは大変なのだ、ということは理解できました。
投稿者: スミレ | 2005年04月14日 20:55
いわゆる“それまでの日記システム”でさえ設置にかなり苦労し(苦笑)、いまだ使い続けてる者です…。
でも、ワタシのごとき“超アナログちゃん”でもちょっと悪あがきすれば一応設置できる、という意味では、技術(の進歩)には素直に感謝…。
(別項でのコメントに書きましたが)“万年筆使い”なくらいなので、ワタシもまた、“書き手”としての立ち位置を始点としてます(スキルレベルは、おいといて・笑)。
ただ、デザイン的な面ばかりでなく内容的な面においても、およそ“洗練”とは程遠く、
どうしようもないわたしが歩いてゐる
(種田 山頭火“草木塔”より)
状態のものができてしまってまして(苦笑)。
もしワタシの書きものが“ブログ”という新しくてうるわしいおべべをまとったとしても、本質的な部分は変わろうはずもなく(笑)…
投稿者: M.Shimada | 2005年04月15日 20:33