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恋愛ドラマの醍醐味

 月曜日というと、この一語りは「あいのり」の話になる場合が多いが、今日は同じテレビネタでもそうじゃない。
 
 「東京ラブシネマ」を見た。いわゆる恋愛ドラマだ。

 とても共感できたシーン、カップ焼きそばを食べようとお湯でやけどをしてしまう男、豪華なディナーを作るものの一人でさびしい女、ふと男が女に食事を一緒にしないかという電話を入れる。

 どちらも、需要と供給が成り立っている。男は美味しい料理が食べたいし、女は美味しい料理を作ってみた。

 でも、どちらもすれ違い、意地を張り合って、こんなにうってつけのシチュエーションで、一緒に食べることができなかった。

 恋愛ドラマの醍醐味は、そういうくっつきそうでくっつかないという歯がゆさにある。その点、このドラマは古典的なシチュエーションではあるもののラブものの王道を行っていると思う。

 でも、現実の恋の熱病にかかっている時そんな歯がゆいことになったら、あったまくるよね。自分の経験からもそう思う、ドラマはドラマでないとというところだ。

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