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2008年11月13日

すごい映画だ

 映画「アイランド」(- goo 映画)を見た、テレビで放映されていたからね。

 いやいや、本当にすごいストーリーだし、映像美もすごい。

 マイケル・ベイ監督の作品だが、名前を聞いたことがあるなと調べてみたら、「アルマゲドン」とか「ザ・ロック」とか、なるほど迫力ある映像を撮る監督だよね。

 でも、すごいのはそのストーリー。

 秦の始皇帝は不老不死を求めたという故事は有名であるが、人間の究極の欲望はそこなのだろうか。その点を見事にテーマにしてきたこの作品、そのストーリー建てが秀逸である。

 私も幼き頃より映画を見続けてはや30年近くになろうか、映像美だったり、その迫力だったり、ストーリーに感激してきたが、やはり、古典と言われる物から見ているとある類型化が理解できてくる。古くから名画とされているものは、それなりの不変の良さがあって、その後の映画はその類型の要素を取り入れて成り立っていることが多い。

 この映画ももちろん、ある類型の要素も取り入れているわけだが、それ以上に不老不死というストーリーテーマはあまり例に記憶がない。その着眼点に脱帽であった。

 不老不死と、人権。その深遠なテーマを深く掘り下げたこの映画は最近見た映画の中では特に秀逸と思うのだ。

2008年11月10日

すさんだ心に効く映画

 もう、ずいぶん前になるけどね、若かりし頃、とてもすさんだ気分になっていた時に、気晴らしにと映画館に入ったことがある。

 その時、ちょうどオンエアの時間だったので入った映画がかの過激な殺戮シーンが話題になった問題作「バトル・ロワイヤル」( - goo 映画)だったので、まぁ、すさんだ気分にはお似合いかなと思い、入ってみたものの、よけいすさんだ感じになってしまって難渋した思い出がある。

 まぁ、すさんだ時にすさんだストーリーをという逆療法的な荒療治の失敗と言ったところか。

 今日は、すさんだ気分ではあった感じなのだが「Always 続 三丁目の夕日」( - goo 映画 )を見たのだがこれは本当によかった。すさんだ気分にとても心地よい春風を通してくれたような温かさに包まれた。

 そう、泣けたよ。

 お金じゃない大事なことがあるんだと訴えるこのドラマ、ありだと思うよ。うん、そうでなくちゃ。

 この映画とってもいいと思う。

2008年10月16日

失敗続きの二人が好むジブリ映画

 今日の一語り: 失敗から始めているから強いんだ で語ったように、私と妻はどうにもさえない失敗が多い二人という共通項がある。転じて失敗から始まっているから強いんだと語った。

 それ以外にも、なぜか二人とも違った観点からではあるがジブリアニメ好きという共通項がある。

 つきあい始めの頃にも、ジブリ美術館に足を運んだくらいだ。

 中でも、二人とも好きだったのが「耳をすませば」である。 

 この映画はくやしいほどポテンシャルにあふれた中学3年生の二人の物語。

(いかネタばれもあり)

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2008年10月12日

映画「ヘアスプレー」を見た

 映画「ヘアスプレー」( - goo 映画

 なかなかに面白い映画である。これは妻のセレクトによるものであったが・・・ミュージカル映画と言って良い。

 だから少々面食らう。そして、はじめは面白くも感じない。

 ただ、テーマとして訴えていることがとても元気が出る感じだ。

 そう、私も妻も失敗が多い人生、そういう人にはとても勇気を与えてくれる映画だと思う。

 人生いろいろあるけど、これでいいんだと思える映画。

2008年10月06日

映画「ポセイドン」を見た

 映画「ポセイドン」(- goo 映画)を見た。

 かの潜水艦映画の名作「Uボート」の監督して高名な ウォルフガング・ペーターゼン監督の作品。

 まぁ、ウォルフガング・ペーターゼン作品と言えば、パニック映画を作らせたら一流という感じだ。

 しかも、海洋ものが得意なのかな。「Uボート」()も、言ってみれば戦争が舞台の海洋パニックと言えばそういう分類になるし、「パーフェクトストーム」(2000)は劇場にまで見に行ったのだがこれもまさしく海洋パニックである。そして、今回見た「ポセイドン」(2006)もまさしく海洋パニックものである。

(以下ネタばれあり)

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2008年10月03日

ハウルの方が全然いいね

 宮崎アニメ最新作「崖の上のポニョ」の宣伝のためか、今日はテレビで「ハウルの動く城」が放映されていた。

 いやいや、こっちの方が全然いいね。迫力が違う。

 「崖の上のポニョ」がテーマが抽象的すぎて何が言いたいのか拡散してしまっていたのに比して、「ハウルの動く城」の方は平和を語りたいんだなと言うことがよく分かった。

 宮崎アニメは、平和か環境か人類の傲慢さか・・・そのへんをテーマに置いているのが常なのだが、崖の上のポニョのわかりにくさは群を抜いているような。 

 まぁ、ナウシカやラピュタといった頃より、ハウルは訳が分からなくなっていた気もするも、ポニョよりはわかりやすいよなという感じであったわけで。

2008年09月09日

映画「真実の行方」を見た

 映画「真実の行方」(- goo 映画)を見た

 いや、久々に身震いするようなすばらしい法廷劇を見たという感覚だ。

(以下ネタばれあり)

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2008年08月29日

映画「ブルークラッシュ」を見た

 映画「ブルークラッシュ」(- goo 映画)を見た。何度か見たことあるが再度。

 いかにもアメリカ的という感じであり、恋にスポーツにという感じであるアメリカ映画。

 それなりにすかっとするラストはいいのかな。

 サーフィン映画なわけだけど、サーフィン自体はさほど好きでもないわけだが、なんかすごいなぁと思える感じ。

 深みはないけど、楽しめる。そんなに時間返せ的な感じではないそこそこな映画。主演の女優はかなりきれいだろう。

2008年08月21日

映画「かもめ食堂」を見た

 映画「かもめ食堂」( - goo 映画)を見たんだ。

 とてもとっても面白いというわけでもなく、はらはらドキドキ手に汗握るとってもオススメという興奮もない。

 淡々とつづられるストーリー。

 役者が、小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん・・・知る人ぞ知るくせ者女優がこれまたゆったりした雰囲気のフィンランドという地で繰り広げるアンニュイな映像の数々・・・ハラハラワクワクというわけではないよね。

 しかし、見ているうちにちょっと引き込まれてしまっている自分がいた。

 というか、出てくる料理が美味しそう。美味しそうな映画っていうのはあまり見た例がないのでそれがこの映画の大きな特色か。

 また、北欧家具が美しい。日本に上陸した際激安で評判を醸したかのIKEAも北欧出身だし、実際IKEAで買ったテーブルを愛用しているが、やはり家具は北欧がいい。

 ただ、ふらっと来て長期滞在できるのかなぁ・・・ビザ的にはとか現実性を考えると、描かれる物語に現実感はないかもしれないが、それはそれでフィクションなのでよいかという感じ。

 フィンランド・・・マジで行ってみたくなったことも事実。

 結局、そこそこ面白かった映画だったのかな。

2008年07月14日

映画「しゃべれどもしゃべれども」を見た

 映画「しゃべれども しゃべれども」(- goo 映画)を見た。

 見始めはね・・・あぁ、やってしもた、また時間の無駄じゃないかと思ってしまうくらい、邦画にはよくありがちのなんだかなぁな展開だったのが・・・だんだんおもろなってきた次第。

 最後は、心ほんわか暖かくなる感じでよかった。

 それぞれに、いろいろ人生背負っている。そして、うまくばっかりいかない・・・そんなリアルさがあるストーリーでよかった。

 最終的には、大団円的によかったよかったなわけだが、なんちゅーのかなぁ、アメリカ映画にありがちな超サクセスで、ありえねーだろ感はないのだ。

 現実にあり得そうないい結末というのが好きだ。

 また、私は東京の下町が大好きだ。よく行く。そう、今の妻とも、まだ恋人時代にかなり早い段階で連れて行ったのが月島だったりする。今やっているNHK朝ドラ「瞳」が大好きなのも東京の下町が舞台だからだ。

 この映画もそのへんが舞台。隅田川がわんさと出てくるし、また、かの都電の路面電車がたくさん出てくるのもいい。

 下町好きにはたまらない映像と言える。

 ストーリー的には、そんなにガット引き込むほどの起伏があるわけでもない。そこまでうまいとも思えない。そう、銀幕に出すほどの迫力はないかもしれない。

 しかし、ありなんじゃないか。そう思えた。僕は好きだよ、こういう話。僕の人生だって、こんな感じだよとシンパシーを覚えられたんだ。

 人生いいことあれば悪いこともあるしさ。そんな中で生きていくんだよねって思わせてくれるわけで。

2008年06月21日

映画「アイ・アム・レジェンド」を見た

映画「アイ・アム・レジェンド」(- goo映画)を見たんだ。

なるほど、時間を返せという感じではない、そこそこに面白い映画。

(以下ネタばれあり)

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2008年06月09日

映画「トゥモローワールド」を見た

 超映画批評『トゥモロー・ワールド』90点(100点満点中) で絶賛されていた映画「トゥモローワールド」を見た。

 なかなかに面白い映画であった。

(以下ネタばれあり)

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2008年05月11日

映画「僕はラジオ」に感動

 映画「僕はラジオ」( - goo 映画)をたった今見終わったところ。妻と一緒に。そして二人で感動していた。

 実話を元にした映画であるが、非常に感動ものである。

 実話を元に感動させるというのはアメリカ映画のお家芸的手法とも言えなくもないが、実話であればいいのかというと・・・そうでもない。例えば、この前見た映画「幸せのちから」(今日の一語り: 映画「幸せのちから」を見た参照)は・・実話を元にしているけれどもそこまで感動したかといわれれば微妙。これは真に迫った感動ものである。

 そして、エド・ハリスかっこいいなぁとか、そのへんも思うわけで。

 実話もので感動したのは「ルディ 涙のウイニング・ラン」( - goo 映画)以来かなぁとか思いつつ、どちらもアメフトを舞台にした実話映画ものだという共通項があったりもする。

2008年05月02日

映画「大いなる陰謀」を見た

 映画「大いなる陰謀」( - goo 映画)を見たのだ。

 かなり久々の劇場での映画鑑賞であった。妻が夜出かけていることから、一人時間があったため。また、この映画、前売り券を買っていたが・・・大々的に上映されているのは今日までのようであったため、あわてて見たという次第でもある。

 まぁ・・・この映画、平和論としては非常に意義深いものであった。ただ、映画論として、映画が面白いかと言われれば・・・正直微妙である。

(以下ネタばれあり)

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2008年04月13日

映画「幸せのちから」を見た

 映画「幸せのちから」( - goo 映画参照)を見た。

 まぁまぁといった映画であった。すごくオススメというわけでもなく、かといって時間返せという映画でもなくというところ。

 感動大作のように宣伝はされるけれども、感動できるかどうかは人によりというところ。

 妻と一緒に見たが・・・

 (以下、ネタばれあり)



 

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2008年04月12日

映画「地下鉄(メトロ)に乗って 」を見て感動

 映画「地下鉄(メトロ)に乗って 」(- goo 映画参照)を借りて見たんだ。

 なかなかに面白かったし、役者の演技もうまかったわけで。

 エンディングが見えない展開はよかった。よく映画だと、どうせ主人公は死んでしまうんだとかいうように結末が見えていることがあるし、となると、予定調和的な結末に行き着くまでにただ漫然とストーリーを追っているだけという鑑賞だと時間返せという気分にもなるわけだが、そのへんはストーリー展開が見えなかったことで回避されている。

 また、私は東京生まれの東京育ちであり、あの縦横無尽の地下鉄路線を駆使して生きてきたこともあるので、非常に懐かしかった。

 以前、通った風景が出てきたりして、あ、ここは・・・とか分かったりするとうれしいような感じ。以前「鉄」(鉄道ファン)だった私のツボをつくような話。

 ストーリーも飽きない展開だし、情緒があるなぁと思って見ていたら、エンディングで浅田次郎さん原作と聞いて納得。

 しかも、半自伝的小説というからちょっと驚き。

(以下ネタばれ)

 

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2008年04月05日

映画「クローバーフィールド/HAKAISHA」日本公開初日に走った

 いやいや、映画「クローバーフィールド」の公開初日に早速妻と一緒に鑑賞してきましたよ。前売り券を手に入れていたのでね。

 アメリカでは大ヒットしたということでしたが・・・果たして・・・

 うん、「おえっ」て感じ。

 うん、一言で言うと、「おえっ」という感じで。

 手ぶれ映像が主体で、体調により乗り物酔い状態になることに注意という映画で、実際、上映館の表看板等にはそう注意書きがしてあったりもするわけだが・・・見事の酔いました。

 いや、すごく迫力のある映像で、引き込まれるんですよ。でも、それだけ食い入るように見ていると、映像が手ぶれしたハンディカメラの映像での構成なので、酔ってしまう。

 熱中して引き込まれれば引き込まれるほど、生あくび連発、おえっという感じになる、不思議な感覚。

 ニューヨークの街が舞台なのだけれども、私が以前NYに行った時、14時間も飛行機に揺られたりしたものだし、寝不足、時差ぼけもあって、NYに着いた時にはすっかり酔っている状態でおえっという感じであったのを今でも鮮明に覚えていて、JFK空港に降りたってまずはトイレに行った思い出があるのだけれども、今回の映画と言い、NYとおえっという酔い状況がリンクしてしまっているなぁとか感じつつ。

 映画自体は、評価が分かれるところであろうか。映像の迫力は認める。ただ、ストーリーとして・・・味があるかどうかは微妙。総じて、評価が分かれるところなので一概にオススメというわけにもいかないかな。

 日本的なるものにすごくインスパイアされていることはよくわかるような。

2008年03月28日

映画「Mr.&Mrs.スミス」を見た

 映画「Mr.&Mrs.スミス」(Mr.&Mrs.スミス - goo 映画)を見た。借りてね。

 まぁ・・・なんというか、ブラピさんとアンジェリーナ・ジョリーさんの魅力全開。以上終わりといった感が強い。

 ストーリー的な起伏が少なく、やや冗長な感が否めず。

 ブラピさんとアンジェリーナジョリーさんの外見的魅力を鑑賞するという意味ではいい映画なのかもしれない。

(以下、ネタばれ)

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2008年03月08日

映画『東京ゴッドファーザーズ』を見た

 意外にも非常に面白く感じた映画。妻と一緒に見たが、私はどちらかと言えば小難しく理屈っぽいと言えばいいだろうか、多少気楽さは損なわれても重厚でストーリーに工夫のある映画が好きなのだが、妻はそういうのも見られないわけではないがどちらかと言えば気楽にストレス解消につながる感じの映画が好きなようであり私から見るとちょっと軽すぎてつまらないのだというすれ違いが起こりがちなのである。難しいところなのだ。
 しかしこの映画は意外にも二人の需要を満たしてくれる感じの軽妙ポップながらストーリーの工夫もありというアニメ映画だったのだ。
(以下ネタばれあり)

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2008年02月19日

「わるい話」好き

映画「悪い奴ほどよく眠る」を見ていたりした今日。
言わずと知れた黒沢作品で有名なタイトルであるが、どんなものか一度見てみたかったのだが、これは本当にすごく迫力のある映画であった。
悪い奴が本当によく眠る救いのない展開であったのだが、ほえーと感嘆しながら見ていたら、妻が私は 「わるい話」好き だねと評してきた。
なるほど、以前民放で放映されていた「わるいやつら」なども、わるいねぇなどと感嘆しながら見ていたものだ。あれは松本清張原作ものであったが。
洋の東西をとわず悪を描くストーリーには深みがある気もする。
悪と善は表裏一体という言葉もあるが、悪を描くストーリーには人生の機微が凝縮されているようにも感じられて面白いのかもしれない。

2008年02月17日

映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」を見た

 まぁ、昨日はホッピーと赤玉スイートワインにウイスキー原酒でいい感じに酔っぱらいながら、見かけていた映画を見た。

 先日テレビで放映されていたものを録っていたのだが

 「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」(- goo 映画)である。

 なかなか面白かったんじゃないかな。うん、意外に面白かった。

 そう、私は以前は広末涼子さんファンでもあったし・・・まぁ、最近はいろいろあって以前ほどの人気はないにしろ、それなりにこうやって主演を張るというのはすごいなぁと思うところ。

 ストーリーとしては、まぁ、タイトルにもなっているように、タイムマシンもの。SF映画では使い古されたネタと言えよう。

 まぁ、コメディ要素が入っているのだが、コメディ的タイムマシンものの映画と言えば、かの名画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が思い浮かぶところだが、この映画はストーリーのロジック的にはそれとまったく変わることがないのだ。換骨奪胎と言ってさしつかえないところだろう。 

(以下ネタばれあり)

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2008年02月06日

映画「父親たちの星条旗」を見た、とってもいい映画である

 映画「父親たちの星条旗」(父親たちの星条旗 - goo 映画父親たちの星条旗 | 硫黄島からの手紙

 非常にいい映画だった。昨日見ていた映画はこれだったのだ。

 クリント・イーストウッド監督による日米双方から描いた硫黄島2部作ということであるが、今日の一語り: 映画「硫黄島からの手紙」を見たで語ったように、一つは見たのだ。

 そこで痛感したのが、やはり、戦争のむなしさである。「硫黄島からの手紙」の方は日本からの視点であるが、戦争というものがこれほど矛盾に満ちたものなのかということをまざまざ座と実感させられた。

 さて、今度はアメリカの視点からの硫黄島の戦いを描いた、本作「父親たちの星条旗」・・・これもまた、同様の感を抱かせるものであった。

 そう、勝者アメリカにしても、硫黄島の戦いは多くの傷を残したものであり、そしてこの映画で非常に特筆すべきは、勝者の中で英雄(HERO)として祭り上げられた3人の兵士も、また、必ずしも幸せになれなかったという実話に基づくプロットである。そう、戦争という殺し合いは、勝者にとっても何も生まないどころか傷を残すものなのだということ。そこが新鮮なプロット立てだ。

 いつものことながら、戦争あるまじき、そのような思いが実感される映画だ。

 まぁ、戦争によるHEROのむなしさというロジックとしては、スピルバーグ監督の「プライベートライアン」に通じるところがある。まぁ、「プライベートライアン」の方が迫力としてはあったろう。

 しかしながら、この映画も同じロジックながらも、違った状況であるのが新鮮である。

 平和を考える上でも、ひとつオススメの映画と言えるのではないだろうか。

2008年01月20日

映画「40歳の童貞男」を見た

 映画「40歳の童貞男」というのを見た。

 こんな映画→「40歳の童貞男」公式サイト40歳の童貞男 - goo 映画

 意外にもなかなか面白かった。妻に言わせれば、時間を返せというほどつまらないわけではない映画という評を言っていたが、私も全く同感である。

 非常に心揺さぶられるほどの感動はないにしろ、ストーリーは2時間ほどのものとしては飽きずに見られる。まぁ、DVDを借りて見たので、ところどころ中断を挟みながら見たわけで、劇場で2時間みっちりとなるとどう感じるかは保証の限りではないが、そこそこに面白い。

 邦題が「40歳の童貞男」という過激なタイトルだから、どうも"げてもの"を想定してしまうが、まぁ、下ネタは多いから、カップルで見る時などはどこまで相手との関係が進んでいるかには十分に留意が必要ではある感じの下ネタはちりばめられているものの、そこまで"げてもの"ではなく、さきに「意外にも」と表現させてもらったように、なかなかにストーリーも心的共感を呼ぶハートウォーミングなコメディーとして仕上がっているのである。

 私が、この映画を見ることにこだわったのは・・・私が もてない男の心の語り(現 もてない男のその後の語り) というページを作っているからゆえである。

 多分日本で初めて1998年5月より自分を「もてない男」と位置づけ語り始めたインターネットホームページであるわけで・・・そういう「もてない」語り部である私としては見逃せないタイトルであったわけだ。

 まぁ、この映画は「童貞」という肉体的もてなさ性に焦点を置いているが、私の方の「もてない」は主に精神的なもてなさ性への焦点があるわけだが、終局的にはどちらも「ステディな異性のいないことによる切なさ・コンプレックス」に行き着くわけで・・・その意味では非常に共感できる映画であったわけで。

 この映画の主人公は、いわゆる「オタク」であるが、私もオタク的に見られることがある。

 そう、独身なればこそ、いろいろなことに打ち込める。その経済的余裕もある。そのへんに関しては大いに同感できるし、そのへんの描写もうなずけるものがあった映画である。

 まぁ、超オススメというわけではないものの、名前ほど変な映画ではないような感じというところか。

2008年01月02日

映画「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」を見に行った

 先日、映画「ナショナル・トレジャー 」(ナショナル・トレジャー - goo 映画)を見た話を語ったところだが。その続編で年末年始の映画として、12/21から日本で封切りされているナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 - goo 映画を前売り券をゲットしていたので、この前、年末押し迫っていた頃に妻と見に行ってきた次第。最新作を映画館に見に行くって久しぶりである。さぞ混んでいるかと思いきや意外にすいていた。みんな大掃除とかで大変なのだろうか。
 ともあれ、映画の方はといえば、うん、前作同様疲れずに楽しめる映画。非常にアメリカ的楽天的さに包まれた歴史的サスペンスであることにかわりはなし。今回は悪役的存在の方にエド・ハリスというビッグネームを据えてきた。
 まぁ、展開的に前作を見ていないとわからない部分もあるし、感情移入的にも前作を見てからの鑑賞がおすすめな映画である。

 全般的な感想は前作とほぼ変わらず、疲れず楽しめるエンターテインメント作であることは確か。ただ、感動はさほどといった感じであろうか。
 お正月映画として見に行くのであれば、前作を見て面白く感じられた人にとってはなかなかよいセレクトとなるのではないだろうか。

2007年12月31日

映画「ナショナル・トレジャー 」を見た

 映画「ナショナル・トレジャー 」(ナショナル・トレジャー - goo 映画)を先日見た。DVDレンタルでね。

 年末年始の映画で特筆すべき洋画と言ったら、まぁ、12/21から日本で封切りされているナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 - goo 映画ということになろうということで前売り券をゲットしたので、元々の第一作である本作を見ずんばなるまいと見た次第。

 うん、なるほどね、続編が作られるのも分かるような疲れずに楽しめる映画。なんて言うかな、非常にアメリカ的楽天的さに包まれた歴史的サスペンスということになろう。あくまで善悪がはっきり分かれている設定で勧善懲悪、最後には善が勝という明快な区分け。かの名作「スーパーマン」以来のアメリカの伝統とでも言おうか。そこにあの「インディジョーンズ」ばりの歴史活劇に仕立てている。インディジョーンズに端を発する歴史学者の一面を持ったトレジャーハンターという設定もいかにもアメリカ的。

 それなりにわくわくしながら最後まで見られる映画ではある。ただ、そこに感動はさほどはなかったりもする。

 古来の名画のいいとこどりの部分のつぎあわせの感は否めず。

 しかし、ニコラス・ケイジを始め、ハーヴェイ・カイテルやジョン・ボイトといった名優をからめて、ジェリー・ブラッカイマーが撮ったとなれば、そこそこにだれない展開と映像美であることは確か。エンターテインメント的興業としての狙いはいけているところか。

 疲れず楽しめる映画というところ。

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2007年12月14日

映画「椿山課長の七日間」を見た

 映画「椿山課長の七日間」(椿山課長の七日間 - goo 映画)を見終わった。

 録っておいたのをちびちびと見ていたのだが、見終わったのだ。

 感動した。

 先日、映画「フラガール」を見た時にも、感動したと語ったが(今日の一語り: 炭坑とダンス参照)・・・この映画も本当にとってもよい映画。

 なんというか、泣き笑い。泣き笑いさせてくれる映画って本当によいのだ。

 どうしてこんなにいいのだろうと思ったら・・・なるほど、原作が浅田次郎ということで納得。

 まぁ、本としてはあまり読んだことはないのだが、映像化されたものとしては、鉄道屋とか壬生義子伝とか実は映像向けのストーリーが多いのか、さほど外れがなかった気がする作者さん。

 それにしても、この映画のストーリー立ては本当に見事。あ、こいつむかつくとか思うキャストも、決して悪いだけではない。そこが泣き笑い。

 ほら、現実だって、人間誰しもちょっと良くてちょっと悪くてそれで普通という感じなわけだから、そこそこの現実味が出てよいわけだ。

 前回の「フラガール」も泣き笑いできる感動邦画であったが、これもそう。連続して泣き笑える映画に出会えたわけで、本当に泣き笑える感覚がよみがえったここ最近。

2007年12月12日

炭坑とダンス

 映画「フラガール」(フラガール - goo 映画)を見た。

 正直、とってもいい映画。意外なほどいい映画であった。

 邦画やるじゃないか!!というのが第一の感想。実話をもとにしたというのもひとつあろうが、実話の感動をうまく表現するのはやはり洋画がうまいなという意識をどうしても持ってしまう私だが、この映画は邦画にしてはそのへんをなかなかうまく表現していていいなぁと思えた一作。

 常磐炭坑閉山をハワイアンセンターの創設によって乗り切ろうとするストーリー。

 もう3年も前の語りになるが今日の一語り: 映画「ブラス!」を見たりで、イギリス映画には炭坑閉山に絡む話が多いなぁという話しを語った。

 日本でも、夕張市破綻の背景には炭坑閉山が否応なく関わっていることは自明であったり、炭坑閉山というのは大きな社会問題であったことは周知の事実だ。

 私自身、北海道に住んだ時に、かなり早い時期に夕張を見に行ったことを覚えている。やはり、見ておかねばという意識があったからだ。そこで大きなショックを受けた。今の日本の格差社会の予兆を感じたのかもしれない。

 イギリスでも炭坑閉山というのは大きな社会問題であったのだろう。だからこそ、その社会問題を映画という形でいろいろ表現してきた。

 今日の一語り: 映画「ブラス!」を見たりでは、「ブラス!」、「リトルダンサー」、「フル・モンティ」をイギリス炭坑映画の代表として挙げているが、いずれも非常に感動した。

 「ブラス!」は炭坑閉山の憂き目を乗り越え優勝するブラスバンドの話・・・背景に、炭坑閉山という憂き目があるからこそ感動がある。

 「リトルダンサー」は詳細は記憶の彼方に行ってしまったが、やはり炭坑街から出たダンスの天才少年という話しであったが、それも、炭坑という暗さのイメージと相まって独特の感動を生んでいた。

 「フル・モンティ」は炭坑閉山で失業した男達が、フルモンティ(真っ裸)で踊ってしまうという喜劇なわけだが、そこに炭坑閉山という暗さがあるからこそ泣き笑いな感動が生まれる。

 イギリス映画ではこのような炭坑の悲哀と感動・・・それを音楽もの、特に、ダンスと結びつけて感動させるというパターンが多く見受けられる感じだ。

 炭坑とダンス・・・奇しくも、今回の「フラガール」も炭坑とダンスの結びつきだ。感動しないわけがないじゃないかという黄金パターンとも言えよう。

 それ以外にも、私は・・・以前、ストリートダンスなどを結構長年に渡ってやっていたことがあって・・・というか、やっているというか・・・ねぇ。なかなかうまくはならなかったのだけどね。本当にダンスって大変なんだよねと共感もできてしまったのだ。腰一つ振るのもなかなかにできないものだから。

 とにかく、感動した!!

2007年11月26日

久々にいい映画を見た ~映画「トンマッコルへようこそ」を見て~

 トンマッコルへようこそ - goo 映画 を見た。

 韓国系の映像というのは、古き良き時代の倫理観のようなものが息づいているのが人気の理由なんだろう。

 ドラマにしろ映画にしろ。

 昨今の日本はやや頽廃性さえ感じさせる世知辛き世であるからこそ、その純粋さに惹かれるのだろう。

 その意味で、この映画は非常に、純粋な映画で、見ていて気持ちがいい。

 笑い泣きが同時にできる純粋なストーリー。しかし、古き良き伝統的倫理観というものを超えて、分断国家の悲哀という日本では扱い得ないテーマには迫力を感じざるを得ない。

 私は韓国と北朝鮮の間にあるマジものの非武装地帯に二度も実際に足を踏み入れている。その緊迫感、分断の現実に直面し、その悲哀を体感した(2003/12/21一語り2002/06/21(Fri) の一語り 参照)。

 だからこそ、その分断の悲哀の迫力は体でもって共感できたからなおさら感じるところ多い。

 ストーリーは純粋にして秀逸。わかりやすいのもいい。

 そして、種々の平和を語る映画は多いが、この映画ほど平和の尊さ、戦争の愚かさを雄弁に語り得ている映画は多くはないだろう。

 それほど、とってもいい映画。

 おすすめである。

2007年10月10日

映画「硫黄島からの手紙」を見た

 硫黄島からの手紙 - goo 映画 を見た。

 昨年、上映されていた頃から見たいかなと思いつつも、見られなかったので、今回DVDで見た次第であった。

 なかなかよい映画だと思う。クリントイーストウッド監督ということではあるものの、キャストはすべて日本人であり、アメリカ映画ではあるもののアメリカびいきであるわけでもなく、人の殺し合いたる戦争の無益さ、そこに生まれる狂気を忠実に描き出した作品であろう。平和を考えさせられるその点での評価は高くできよう。

 ただ、ストーリーとしてはどうなのかな・・・そこまでのエンターテインメント性は感じられず・・・例えば、戦争映画として、リアルな描写によって戦争の無益さを主張しながらエンターテインメント性も兼ね備えていた、「プライベートライアン」や「シンドラーのリスト」などに比べると、そこまで面白いか?と問われると、そうは言えない部分もあるだろう。

 ともあれ、平和の大切さというものをひしひしと感じさせられた映画であった。

 

2007年10月08日

映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を見た

 ハリー・ポッターと炎のゴブレット - goo 映画 を見た。

 まぁ、DVDレンタルでわざわざ借りて見たわけだ。独身時代は、時間の余裕と心寂しさにあかせてDVDレンタルをしない週がなかったくらいだが、最近はいろいろ忙しくなってきており、なかなかそういう時間ももてずにいたのだが・・・今回は3連休で時間があったということに加え、ちょっと理由があって借りて見たわけなのだが。

(以下、ネタばれあり)

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2007年07月25日

久々の映画館~ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団~

 今日は久々に映画館に行った。

 先日公開されたばかりの「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」を見てきたのだ。

 まぁ、いつもいつも生活感ばかりの私たち夫婦にもひとつデート気分をと言うことで映画でもということで。

 まぁ、私自身はハリー・ポッターはあまり好きではなかったわけで。というのも、そもそもファンタジーという幻想に物語を飛ばしてしまう映画が好きでないということがあるが・・・

 妻はハリー・ポッターは今のところ全館読破中というポッターマニアである。まぁ、女性に受けがいいストーリーのようで。

 その意味で、見に行った映画であったが・・・

 まずは久々の映画館の感想として大きなスクリーンはよいねぇということ。ほんと実感であった。

 そして、映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」自体は・・・結構面白いかな。飽きずに2時間ちょっとの間見切ってしまった。

 なるほどね・・・人気が出るわけがわかるわいという感じで納得の映画であった。まぁ、なんだかんだ言いながらハリポタものは映画化されたものは結構見ているんだけどね。

 ファンタジーものへの私の偏見を吹き飛ばしてしまう迫力は今回の物語でもあった。

 まぁ、いつもながら、To be continued 的な終わり方は・・・むぅと消化不良感は残るものの、いろいろ考えさせられるストーリー。また、人間関係や人生や現代社会のあり方などまですそ野を広げて考えさせられる部分もあり、なるほどねぇ、人気が出てしかるべきストーリーだねぇと納得であった。

 うん、面白いと思うよ。

2007年07月05日

アニメ映画「ほしのこえ」を見た

 アニメ映画ってあまり見ないんだけれども、「ほしのこえ」という25分ほどの短いアニメーション映画を見た。

 なんというか、かなりいい映画であった。

 テーマとしては宇宙戦争ものとでも言おうか。でもドンパチが問題じゃない。その宇宙戦争で引き裂かれる二人の恋人の心理が問題になっているアニメ。

 見終わったあとに心に残る情感がもの悲しい感じで、でも、忘れがたく残る。宇宙戦争のシーンをだらだらと続けず、二人の心理を中心に描いているのが好感が持てる。

 得難い傑作に思える。なんといっても驚きなのが、これが個人制作のアニメだということ。すごいわ。

2007年06月11日

「取ったどー」の曲が印象的な映画

過日、レマゲン鉄橋(1968) - goo 映画を見た。

「取ったどー!!」の音楽が主題歌なのが印象的。というところか。テレビ番組の「いきなり黄金伝説」で 浜口氏が銛で獲物(魚とか)を取った時に出すかけ声である。

映画の内容自体は・・・第二次大戦下の戦争映画そのもの。そもそも古いし・・・「プライベートライアン」とかの非常にいい戦争映画が出てきた、今となってはそんなに面白くはないかもしれない、いわゆるドンパチ映画ではある。

「取ったどー」の曲が印象的な映画である。

 

2007年06月07日

映画「ニューオーリンズトライアル」を見た

 これは非常によい映画である。アメリカ映画には、ひとつ、陪審員映画というジャンルが法廷劇の一部として確固たる地位を築いているように思えるが、この映画も陪審員映画の最たるものである。

 アメリカ映画の不朽の名作として「十二人の怒れる男」というものがあり、これが陪審員映画の原形と言えるだろう。それは 2007年04月03日一語り「趣向の違いを超えて共感しあえる絶対的なおもしろさを持った映画で妻と共感しあえた」で語った映画だが・・・陪審制度はアメリカに特徴的な制度とも言えようが、そこに発展した伝統的映画スタイルと言えるだろう。

 この映画「ニューオーリンズトライアル」も、現代的要素を取り入れた陪審制度のドラマで非常に面白い。そして、陪審制度の危険性も示唆している。まぁ、テレビ局の狙いとしては、裁判員制度の開始に当たっての警鐘ドラマとして地上波初放送とのことなんだろうが・・・。

 それにしても、この映画・・・以前見たことあるんだよね・・・でもテレビ地上波では今日が初のようだから・・・だったらどこで?レンタルで借りたのかなぁ・・・ふむ。

 ともあれ、とても面白い映画。おすすめですな。

2007年05月13日

映画「非常戦闘区域」を見た

 映画「非常戦闘区域」を見た。

 前にも見たことがあったのだが・・・ネットの無料配信サービスで配信されていたので思わず。

 非常にいい映画である。一時期、ユーゴ紛争に関しての映像作品をいろいろと見ていたこともあり、私自身が平和論に目覚めたのも、何かの映画でユーゴ紛争に興味を持ち、いろいろ調べていく中でそれまで当たり前にしてきた平和について、当たり前にしてはいけないんだなと感じさせられたからだ。

 この映画も、ユーゴ紛争のただ中に多国籍軍として派遣されたスペインの若き兵士達の姿をリアルに描いた戦争映画なわけだが、中立の美名のもとにいくら振る舞おうとしても戦闘に巻き込まれてしまってはどうにもならずに戦闘といういわば人殺しの渦に巻き込まれていくということが肌を通して分かる名画。

 これはスペイン映画だが、日本でも憲法9条を変えんがためと言わずもがなで分かる憲法改正の国民投票法案が通らんとしている今、見直すと、非常に意義深い映画と思われる。

 自衛隊の国際貢献の美名のもとでの海外派兵も、いつこのような事態に巻き込まれるか分からないことがよく分かるだろう。

 その意味で、憲法9条の尊さがよく分かる、そして、平和を何に変えても守らねばならないものだという意識がこの映画を通じて感じ取れるだろうと思うんだ。だから、これは名画だと思う。映画の迫力的には、「ブラックホークダウン」とかのアメリカ映画の方が迫力はあろうが、これがスペイン映画だということにも注目したい。

2007年05月05日

映画「ブレイブストーリー」を見た

 ブレイブ ストーリー - goo 映画 を見た。

 なんか、この映画の公開前に幾度となく予告編の映像を見たし、幾度となくその主題歌を聴いたし、その主題歌は非常にいい感じの曲でなんとなく大ヒットしたことを覚えているしという感じ。

 しかし、いろいろあって見に行けなかった映画。

 今日、見ていたら、それなりに面白かったが・・・まぁ、そこそこというところであろうか。

 語らんとしているテーマは非常にいい線をついている。人間の幸と不幸のバランス、それを崩すことは好ましくない、利己主義か利他主義か、自分さえよければいいのか・・・格差社会が広がる現代において投げかけるテーマは大きいし意義深いものに思えた。

 さすがは、宮部みゆきさん原作だと思わされた。

 しかし、それを2時間の映像化にしてしまっては、なかなかに処理が追いついていないのではないか・・・そんな気もした映画。その意味では物足りなさも残った。

 小説ではそのへんがかなりえぐられているんだろうなと思いつつ、このようなファンタジーものの長編小説を読むほど、ファンタジーの世界はさほど好きではなかったりするから、どうかな。

 まぁ、原作は読んでみたいかなと思わされる映画。

 そして・・・自分さえよければいい・・・そんな風潮が流布してしまっている現代・・・ファンタジックではあるけれども意義深い問いかけをしてくれている映画ではあったと思う。よわっちい勇者という設定には非常に共感。

 おもしろさはそこそこ、でも、いい映画・・・そんなところか。

2007年04月21日

映画「嵐の中で輝いて」を見た ~ラブロマンスの中に戦争のむなしさを織り込んだ秀作~