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2005年11月30日

「私は貝になりたい~あるBC級戦犯の叫び~」(加藤哲太郎 著、春秋社)を読む

 とても意義ある本である。
 かなり映像化されているので、この話は、そちらで知らないわけではなかったが・・・本として出ているものをひょんなことで読む機会を得た。

 戦争のむなしさ、不条理さ、残酷さがよく分かる、実感をもった叫びであった。

 平和を考える上で、とても貴重な文献だと思う。じっくり読み込むにはちょっとつらすぎる・・その不条理さが、胸に迫りすぎてしまう部分があるから。しかし、重要な本である。

 どんな話か・・・加藤哲太郎さんに関して知ると大体分かる。
 加藤哲太郎 (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

2005年11月29日

今日は本当に軽くランニング

 ちょっとだけランニング。あと、ストレッチと、腹筋・腕立て。
 いやー、ウェイト増えると、なかなかに・・・重いねぇ、身体が。

 前回の日曜日のランニングは、すごく翌日に疲れが残り、身体の節々も痛んだ(でも、まだ翌日に筋肉痛が来るのでうれしい)ので、リバウンドが来ない程度に。

 本当は水泳に行ければいいのだが・・・なかなか時間がなくて。ランニングならなんとかなる(^-^)

2005年11月28日

人はなぜウェブ日記を書くのか

 それは、自尊心を満たすためではないかな・・・と考えた。

 ウェブ日記を考え続けて、自分もそのフィールドに立ち続けて、ひとつ行き着いた結論。

 私がウェブ日記を付けはじめたのは、毎日更新するため。なぜ毎日更新するかというと・・・要するに読んでもらいたいがため。誰が一ヶ月にいっぺんしか更新されないコンテンツを継続的にチェックしようか。
 そして、毎日の更新という、毎日の手間のためにはブラウザーベースでの更新が適当である・・・
 従来のFTPベースでの更新だと、
 「文章・コンテンツの作成→HTMLファイルの作成→ファイルのアップロード」という三段階を踏まねばならないが・・・
 ブラウザーベースの更新・・そう、掲示板を思い浮かべてもらえばよいのだが・・・の場合、
 「文章・コンテンツの作成」という一段階だけで出来てしまうわけだから、毎日の更新という、手間がかかることに関しては、ブラウザーベースの更新になるのは理の当然である。
 ブログ隆盛の昨今、そのわけは、こういうブログシステムも大きな特徴としてCMSとしてのブラウザーベースの更新ができるという特徴にあるのである。
 ここまではシステム論。

 では、私は毎日更新してまでどうして読者を維持しよう、増やそうとしたのか。心理面から考察すると・・・

 それは、自分の表現を読んでくれる人がいる・・・ファンがいる・・・それが、自尊心を維持することに直結しているから・・と考えられる。

 結局はそういうことなんだろうなと。

 一般のウェブ日記書きは、あまりに利己的なそのような理由はあまり自発的には言わないだろうが、結局そういうことだと思う。自戒を込めてそう思う。
 やっぱり、自分の表現を読んでくれている・・・もしくは読んでくれる可能性がある場所に表現を置く・・その後ろには潜在的にでも、その表現を読んで誰かに分かって欲しい、それで満足したいという自尊心満足の欲求が潜んでいることは明らかだ。

 まぁ、ウェブの世界以外でも、自尊心を満足させようという行動は随所に見られる。よーく、人の行動を思い返せば・・・なるほど、生命維持に必要な行動もあろう・・・ご飯を食べるとか、寝るとかね・・・しかし、現代においては、自尊心を満足させるというより高次な欲求満足のために動くことも多い。仲間を募る、派閥をつくる・・・まぁ、醜いことも多かろうこのようなことは敢えてこれ以上の例示はしないが、みなさんに思い浮かべてもらえば足りるだろう。

 私は、ウェブ日記の研究を通して、一つの論文をまとめて・・・「ウェブ日記は一般的な傾向としてはコミュニケーション志向的なテキスト群」であると考察した。
 カウンターを付けて読者がどれだけ来るか探ったり、フォームメールを設置してメールを募ったり・・・そういうのをコミュニケーション要素として観察したのだが。

 結局、そういうコミュニケーション志向も、自らと波長の合う同士とのコミュニケーションを希求することによって、自らの自尊心を満足させたいという気持ちが内在されているのではないか・・・

 結局、自尊心の満足かな・・・と思ってみたりして。

 実証的に研究するにはもうちょっと思考の整理が必要だが、いつか研究してみたいと思う。

2005年11月27日

ランニング

 今日は一生懸命ランニングしてしまった・・・

 いやー、ちょっと運動不足気味でね・・・。
 お金のかからない手軽な運動としてランニング・・・割にいきなり5キロも走ってしまったから・・・明日は筋肉痛だろうなぁ・・・。

2005年11月26日

映画「スパイダー」を見た

 なかなかに面白い映画であった。

 なんだかんだと、忙殺され、以前は三度の食事と同じくらい欠かさなかった映画鑑賞もできていなかったここ数ヶ月・・・ひさびさに通しで見た映画。先週、テレビで放映されていたものを録っておいたわけだが・・・

 だから、なおさら面白く感じたということもあろうが・・・

 モーガン・フリーマンがいい味を出しつつ、それなりに意外な衝撃の結末。
 全然だれずに見られたのでいい映画なんだろうな(^-^)

2005年11月25日

僕の一つの夢

 中学二年の頃、担任の先生が持ってきていた弁当箱・・ランチジャー・・・みそ汁が入る、ごついやつね。
 結構、なんだか違和感あったし・・・

 でも・・・あこがれでした。というか、汁物が食べられるランチジャー・・・夢でした。

bentoubako.jpg

 夢かなえちゃいました(^-^)3000円弱でかなってしまいました(^-^)

 汁物が保温になり、ご飯があったか・・・冬でも固くて箸が通らないなんてことはありません・・・

 すごくいいっす。

 ださいけど・・・いいんです・・・このガンメタリックさが・・・ガンメタ好きのぼくにはまたよし。
 自慢の鞄のゼロハリもガンメタだし・・・

 

2005年11月24日

映画「真昼の決闘」をネットで・・・

 最近はネットで動画が見れるわけで・・・版権が切れたという感じかな・・・名作映画(モノクロ映画が多い・・)は無料で見れたりして・・・そういう映画も大好きな私にとってはすごくうれしい。

 「真昼の決闘」

 僕のもっとも好きな映画の一つだ。
 それこそこの映画に出逢った中学生時代から何度・何十度見返したかわからないが・・・今見ても、ワクワク出来るし、励まされるし、生きていこうという気持ちになれる。

 ネットの動画で無料配信されていて・・・全部見る時間はないが、もう何十回も見た映画、かいつまんで見ても、全然楽しめる。

 (以下ネタばれ)

 昔、逮捕した悪党が、釈放され、子分を引き連れお礼参りに帰ってくる報が、新婚ほやほやの保安官が待つ。
 逃げればいいのだが、逃げてもまむしのように食らいついて来るであろうその悪党には逃げは根本的な解決にならないと考えた保安官は残ることを選ぶ。
 悪党どもの巣窟であった町を救った保安官・・・その平和の恩恵に安住している町の人々に助力を仰ぐが、みんな自分の命惜しさに、保安官に助力しようとしない。
 保安官は結局、一人で悪党どもと対峙することになってしまう。
 手負いの身になりながらも、悪党に打ち勝った保安官・・・最後にはバッチを町の人々の前で投げ捨て、にらみつけて去る。

 まぁ、西部劇の不朽の名作という位置にあるが、単純な勧善懲悪の西部劇ではない。悪党やられて万々歳というだけではないのだ。そこには人間のエゴや、孤独の悲しみ・怒りというものが見事に描きこまれている。
 この映画の監督、フレッド・ジンネマンがレッドパージにあった監督だということを顧みれば・・・なるほどぉと思えるのだが・・・

 昔は、悪党をやっつけるという爽快感でワクワクしたものだが、今では、その孤独に打ち勝っていく主人公にすごく共感する。

 がんばろう、今日も生きていこうという気持ちになれるのだ。

 僕にとっても不朽の名作に違いない映画だ。

2005年11月23日

テレビを見る

 祝日の今日は家でテレビをゆっくり見ていたり。
 祝日は休みだけれども、テレビ番組は、祝日モードにはかすかに入るものの(例えば、芸術祭参加作品の再放送をしてみたり・・・)、基本的には平日と変わらない番組を流していたりする。だから、ウィークデイは仕事の私でも、昼ドラなどの番組などが見れたりして、それはそれで面白い。

 祝日モードでは朝のNHK総合「絶壁~山岳警備隊疾走る」というドラマ。祝日のNHKは朝にこういう再放送ドラマをすることが多い。見たことはあったが、寺島しのぶの怪演とも言えるうまい演技に見入ってみたり。

 その後、平日の昼ドラTBS「愛の劇場 貞操問答」は・・・まぁ、なんというか、変なドラマだねぇ。これも筒井真理子さん演じる悪役に、ものすごく見入ってしまうような・・・なんだか悪質というのか、イヤなドラマですな。追い込みが激しすぎるわけで・・・かの「おしん」がいじめられるのを見てある意味人々は日頃のいやなことやうっぷんをカタルシスしていた効果があったのと同様に、このドラマもそういうのを狙っているんだろうなと・・・
 主人公が悲劇的に追い込まれれば追い込まれるほど、視聴者はうっぷんを晴らせるのだろうな・・・
 なんだかなぁと。

 その後、芸術祭参加作品「~戦後60年特別企画~“ヒロシマ”…あの時原爆投下は止められた…いま、明らかになる悲劇の真実」がTBSにて。なかなかすごい番組であったわけで・・・ただ、長かったけどね。
 重要な番組とも思ったわけで。

 なかなかテレビを一生懸命見たような・・・一日だったかな(^-^)

2005年11月22日

美味しかったカフェ

 アメリカはシアトル発のカフェ・スターバックスコーヒーに出会って以来、カフェに行くことが大好きになった私ですが(HP「もてない男のその後の語り」プロフィール、キーワード「カフェ」参照)・・・まぁ、時間だけはたくさんある独り身の徒然に行っていた面がありましたが・・・最近はなかなかに忙しくゆっくりとカフェに行っている時間がなかったのですが・・・

 この前たまたま入ったサンマルクカフェのコーヒーがとても美味しく感じた。

 このカフェはベーカリー併設という感じで、パンはチョコレートものがとても美味しい。そのことは昨年職場の同僚がみんなのお土産にと購入してきてくれたパンを食べて印象深かったことを思い出したり。

 コーヒーは、スモールサイズで189円と、かの格安コーヒー店ドトールに負けない価格で・・・紙コップ出しではあるものの、非常に熱い抽出なのが好ましい。熱々なくらいがコーヒーは美味しいのだ。
 その安さでかっちりしたカフェ気分を味わえるインテリアなのがいい感じ。

 また行ってみたいなと思わされるカフェであった。なかなか行けないのだけど・・・(^-^;

2005年11月21日

ドライバー一本で結構いろいろなものができる

今日は家に帰ってからちょっと力仕事の制作物をば。

ドライバー一本もあればできてしまうものって結構多い。

実は、僕の自作パソコンにしたって、ドライバー一本でできてしまっているのだから・・・ハイテクの粋たるパソコンでさえ。

2005年11月20日

ひさびさの水泳

 なにかとあって・・・全然運動が出来ていなかった・・

 今日は高橋尚子さんの東京国際女子マラソンをテレビにて見てしまった・・・すごいなぁ優勝だ、これぞ雪辱だなぁと思った。あまりスポーツを見るということはないのだけどね・・・今回はすごかった。感動した。

 その感動のまま、水泳へ・・・色々やるべき家事もあったけど、たまの休日くらいは運動しても悪くない。

 200m

 ちょうど、10/8以来だね(その日の一語り参照)。

 確かに疲れるんだけど・・・さわやかな気分になれた。日曜の夕方襲ってくるサザエさんブルーも少なく済んでいた。

 運動って必要なのかもな・・・って思った。

秋らしく柿

kaki.jpg

 今朝は朝7時起き。いつものことながら朝はブルー。
 まぁ、今日は休日だしねぇと思いつつテレビをつけながら・・・洗濯機を回したり、昨日から干してあった洗濯物を取り込み畳んだり、あとは、朝食を食べたり。

 一段落ついたところで、頂いた柿があったことを思いだし、そうだなぁビタミン補給も必要だよねと剥いて食べてみる。

 美味しい。休日の朝らしいフルーツと言えようか。

 秋・・・

2005年11月19日

ぱたぱたと土曜日

 今日も色々あった一日。遠くへお出かけもしなくてはならなかったしね。
 朝は洗濯機を2回ほど回して、風呂掃除など。きれいにすると気持ちがよいね。
 ここまで晴れていると、洗濯がしたくなる。最近は洗濯ができるか否かが一つ大きな関心事だったり。
 そんな一日。

 

2005年11月18日

金曜日のお酒

 最近、金曜日は飲みに行くこと多い。友人のやっている店に行くこともあれば・・・今日は缶ビールを二本買ってきた。

 お酒は週一回と決めている。お酒は飲めない方ではない・・・しかし、精神的にはもろいことが分かっている私・・・だからお酒におぼれる危険性は分かっている。だから、お酒は週一回以下、そして、疲れた時や憂さ晴らしのためのお酒は飲まないというルールを自分に課している。

 一週間がんばったから・・・週一回のお酒として今日は、新聞屋さんからもらったビール券でビール350ccc二本飲んだ、かなり酔った。まぁ・・・

 ジャッキーカルパスがもう少し欲しかった。実は大好物。まぁ・・・浪費は戒めねば。

泣き系

 基本的に僕は「泣き系」の人間なんだろうなぁと近頃とみに思う。
 「泣き」を入れることの方が、何かを強要するよりは多分性に合っている感じだ。例えば聴く音楽にもその趣向は反映されていて、要するに失恋系ソングが大好きなようなところにそれが現れている部分もある。

 まぁ、僕破変に意固地だったり変に正義感が強かったりもするから、まぁ、一概にそうだとは言えないのだが、まぁ、「泣いて」いる方が性に合うのが基礎にあったりする。

 情けないと思う人もいるだろう・・・いじめられそうと思う人もいるだろう。しかし、人の痛みを分かってあげられる・・自分が泣けるから人がなぜ悲しいのか分かる部分だってある。

 navy & ivory というデュオの「指輪」という曲を僕と彼女のために贈ってくれた人がいた。
 最近ヘビーローテーションで聴いている。
 式直前にして彼女の入院という状況に置かれ、それ以外にもいろいろなことに巻き込まれている私たちにとって・・・それはとても他人事ではない曲になっている。
 先日の朝日新聞夕刊でもこの曲がひそやかなヒットをしていることが乗っていた。
 かなり、泣き系の曲である。

 心で泣きながら生きていく・・・かっこわるいかもしれないけど決して弱い生き方とばかりは言えない気もしている。

2005年11月17日

ドラマチックなことはドラマというフィクションだからこそ楽しめる

 最近、ずーっと語れていなかった・・色々な方からご心配を頂いている・・・
 うーん、正直、こういうところに書く気分になれなかった現実に直面していたからというのが実際のところ。
 ドラマチックなことはドラマというフィクションでおこることだからこそ楽しめるのであって、実際におこってしまうとしゃれにならない。
 彼女の入院というのは、すでに乗り越えた部分、それ以外のこと・・・であったのだが・・・
 

 たぶん、全然解決はしていないのだろうし、これからも二人で、そしてその二人の愛を信じてやっていくことには変わりないし、ますますその必要性があるところであろう。

 その意味では、ますます二人仲良くやっている部分なのだが・・・

 まぁ、ひとつ、ようよう気分的にも落ち着いてはきているところ。ひとつ、ライフワークにしてきたここにしても、語りはじめようかと。ぼちぼちと。ようやっと書けた・・・というところか。まぁ。