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ウイスキー飲みと経営の話

 今日の夕刊を見てちょっとびっくりした。キリンビールとサントリーの経営統合話がご破算になったということ。

 さて、私はお酒はたしなむくらいだが・・・ここをお読みの方は、ホッピー好きということで通っているかもしれない。

 確かに、主に飲むのはホッピーなのだが、もともとはウイスキー飲みから始めたのである。

 だから、日本の四大蒸留所、サントリーの山崎・白州、ニッカの余市・仙台の各蒸溜所はすべてめぐったりしたし、実際、一番好きなお酒はと言われれば、それらの蒸溜所で仕入れた原酒であると答える部分がある。

 だからね・・・日本のウイスキー産業と言えば、ジャパニーズウイスキーと言えば、ニッカかサントリーという二大巨頭というイメージが強かったのだが・・・

 結構前に、ニッカはアサヒビールに吸収されるような形になってしまっていたのは知っていたが、もうひとつの巨頭たるサントリーもキリンとの経営統合話があったとは・・・なんかウイスキー党にとっては悲しき思いが否めない。

 ウイスキーが大好きなだけに、ウイスキー単独では商売にならずということが如実に現れてしまっているようでね・・・。

 ビール業界も苦しいと聞くが、ビールはある程度即席でできるものに比して、ウイスキーというのは何年もことによると何十年も熟成させて作るもの、昨今の急激な経済の浮き沈みとは関係なくかわらず母体がある必要があるお酒だけに、こう経営統合話が出てくるとなると・・・なんともはや、ウイスキー飲みにとってはゆっくりと味わう暇もないのか・・・せちがらい世になったものだと思わぬでもない。

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