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新聞記者にはなりたくないなとも思わされるかもしれない迫力のある映画を見た

 さて、久々の長い連休となった今年のGWも今日でおしまい。名残惜しいと言えば聞こえはいいが、明日からの仕事を思うと気が重いというのは洋の東西問わず、今昔ともども共通のことではないだろうか。

 そんな連休最終日、関東地方は昨日から引き続き雨だったし、昨日までめいっぱい活動していたわけで、今日は家にいようと。となると、どっしりしたドラマなり映画でも見ようかということになる。

 午前中は、NHKが再放送していたドラマ「ハゲタカ」がとても興味深かったので、見ていて満足したわけだが。

 午後になると、さて、映画でも見ようかと・・・

 映画「クライマーズ・ハイ」(- goo 映画)を見たわけで。

 基本的に洋画中心に見る私だが、この映画はなんかよくポスターを見かけたということもあって見てみようかなと借りたわけだった。

 とても、エキサイティングな展開で、145分と長めの映画であったが、その時間を忘れさせてくれる迫力があった。

 ただ、若干ストーリーの背景の説明不足が目についた部分があったことと、キャスト陣の豪華さに頼った部分があるかなぁ、ストーリーがちょっと唐突に終わってしまったなぁとは思ったものの、邦画らしからぬ迫力のある映画であったことは確か。

 かの、1985年の群馬県御巣鷹山の日航機事故における群馬県の地方新聞を舞台にした映画。新聞屋のリアルな仕事っぷりにはじめはただただ圧倒されまくりである。その迫力のまま最後まで押し切られる幹事だ。

 そういえば、以前、職場の上司らに「大津君はスポーツ新聞とかの記者になっていればよかったかもね」という旨のことを冗談めかして言われたことがある。まぁ、なんか一般紙ではなく、スポーツ紙というところがなんというか私が口八丁な部分があるのかなぁ(^-^;ま、文章を書くのは好きだが・・・ま、硬い文章は好きでないからか。

 ま、事件が起こったら家にも帰れず、寝られず、自分の仕事としてがんばったものをつぶされれ人格も否定されたりする新聞記者の世界がドラスティックに汚い面も含めて描かれている映画であり、新聞記者になりたくねーなと実感させられてしまうかもしれない映画だということも事実だ。そのえぐい描き方で時間を忘れさせられるものだ。

 だから、重い映画とも言えるんだよね。連休最終日の気晴らしには重すぎたようだ。少なくとも妻にはね。

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