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巣ごもりのベテラン、生本マグロを食す

 最近は不況を反映して、巣ごもりなクリスマスなり正月なりというワードがマスコミで踊っている。不況を反映して外でのコストのかかる食事を避けて家でディナーナリをしていく、節約のために鍋を作るなどなどが巣ごもりたる所以らしい。の前などはテレビを見ていて、朝の番組かなぁ、クリスマスは巣ごもりしまーす♪みたいなキャピキャピした若き女性たちが言っているのをみて、なんだかなぁ感が否めなかったきらいがある。

 はっきり言って、以前から経済的要因そのほかで巣ごもりを敢行してきた私のような立場からは、キャピキャピと巣ごもりしまーす♪というにわか巣ごもりのは違和感は否めないわけだ。

 ケーキ作り、魚捌き、パン作り、寿司作り・・・家で作れるものを着々と増やしてきているわけだが、それは経済的要因もありつつなわけで、決して楽しいばかりではないし、魚を捌こうとして初めのうちは負傷もするわ、パンを作ろうとして硬いパンは焼けるわ、今は得意になっているケーキなんかは妻にどれくらい失敗作を食べてもらったか。そんな苦さと修行の上に今のそれなりに充実した巣ごもり生活があるわけで、昨日今日に始まり、巣ごもりしまーす、キャピ♪は違うと思うのである。

 実際ここでも、今日の一語り: 今年のクリスマスも丸鶏ローストチキンを自作で語っているように、二年も前にはクリスマスに丸鶏を自作して夫婦で楽しんだりしているわけで、私たちにとって巣ごもりはいまさらではない証左である。

 さて、そんな巣ごもりのベテランと言っても良い私が、勇気を持って買ってきたのだが生本マグロ。

 生本マグロ柵 

 脂が乗っているのはどれですかね?と聞きながら安くはないが、「生」の本マグロを買ってきた次第。

 コスト安のために巣ごもりはするものだろうが、材料に一流を求めるとコスト安とばかりは言えないものの、それでも外で食べるよりうんと安いだろう。

マグロ丼

 いやー、白いですなぁ、脂ののりがナイスなので、数きれ載せるだけで、マグロ丼もかなりの迫力になる次第で。

 いや、マジで美味しかったですわ。妻も大喜び。

 マグロというのはなかなか慣れていないわけで、そう、要するに高いのでいつもは買わないわけで、アジとかサンマとか値の張らない大衆魚ばかりを相手にしてきていたので、ちょっと緊張したが、いや、やはり生本マグロはうまい。

 冷凍と生は大いに違いますなぁ。

赤身とトロ

 丼をトロの部分と赤身の部分がありますが、丼を昼食にして、これは夕食。白く見えるのは、大トロに分類されるのではなかろうか。赤身に見えるのも、かなりの脂だったので、分類的には赤身と言うよりは中トロくらいか。

 巣ごもりとしては高コストではあったが、これも年末を盛り上げていく一環として、妻も承認してくれた高コスト巣ごもりってわけで(^-^)

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