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ドラマ「ドラゴン桜」最終回を見る

 まぁ、今週も色々ありましたなぁ・・・疲れたわ・・・と残業帰り、プールで一泳ぎして帰ってぼーっとテレビを。
 今日は彼女が昨日作っておいてくれたブタニラ春雨があるので、僕が炊事しなくていいのでちょっと楽なのでぼーっとテレビを見る時間もあったりしたわけで。

 ドラマ「ドラゴン桜」の最終回があったので、見てしまいました。

 まぁ、「ドラゴン桜」・・・マンガ雑誌のモーニングで連載されていた頃はよく読んでいましたが、まぁ、マンガ雑誌も読まなくなって久しく。だいたいの筋は知っているので、ドラマを見る気にはなれませんでしたが、結局受かったのかどうか・・そのへんは知りたく思っていたからです。

 なかなか面白かったわけで・・・というのも受験の緊迫感がよく表現されていたから。
 確かに、受験って、あれだけ圧迫されて、そして一年間なりずーっとそのためだけにやってきて、その結果が、番号のあるなしで決まるんです。これだけはっきりと勝ち負けが分かり、そしてそのためだけに努力する瞬間って他にないと思うんですね。緊迫せざるを得ない。

 そう、受験番号探しの時・・・なかなか、自分の番号まで目が行かない、近くの番号をさまよう・・・その視線の動きを表したカメラワークも秀逸。実際私自身の時もそうでした・・・私の時は郵便だったけど、その番号表を見ながら、僕は視線が焦点定まらずさまよっていました・・・そのさまよい方を見て親は落ちたと思ったらしいですが、受かっていました。そんなものです。

 ドラゴン桜は東大を目指してがんばる高校生とその周辺を描いたドラマ。
 それを見ながら、自分も、ある一校だけを目指して一年間浪人したことを思い出します。まったくその一校だけを目指して一年間無我夢中でやって・・・これでだめだったらどうだったんでしょうね・・・その時はそんなことを考えずにただまっすぐだった気がします。おかげで2.0あった視力が、それを機に急降下し今やメガネ君なのですが・・・そんな犠牲を払っても、まだ追いかけた夢がその時はあったのです。

 ドラゴン桜でひたむきに東大を目指す若者を見て・・・そうだね、あの頃は、ひたむきにその一校だけを目指していたなと振り返りつつ、あの頃の熱い思いがよみがえってきて、すごくよかった。

 主人公の教師が言います「受験ってのはな、ある一つの正解を出さなきゃ受からない、それはそれで厳しいことだ。でも人生には正解はひとつじゃない」・・・結局そういうことで、高校生たちは東大に受かったものも落ちたものもいる状況で大団円に持っていっている結末で、無難と言えば無難でしたが・・・実際そうだよね。

 僕は幸いにも受験は受かってその夢にまで見て目指した一校に通うことが出来て、視力の犠牲に一矢報いることはできたけれども、人生は確かに正解は一つじゃないことも分かってきています。

 まぁ、いいドラマだったね、と最終回を見ただけでも思う。まだまだ人生終わっちゃいない・・・正解はひとつじゃない・・・受験の後の人生を今歩んでいる私にとって重い言葉ではありました。受験で一つの正解を出すことになれてしまうと、いろいろな正解を是とするのがなかなかできないものであるから。

 まぁ、そんな教訓も感じてみました。

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