新しいことへのチャレンジ

 

 さて、以前の語り「ストリートダンスぅ!?」にも書いたが、私は毎週水曜日、スポーツセンターのストリートダンス教室に通っている。そう、今日(2月16日(水))もレッスンの日であり、踊ってきたところであるが・・・1月の第2週から始まっているので・・今日で6回目ということになる。

 そう、6回目である。初回の教室以来、次々に現われる新振り付けの前で目を白黒させてばかり・・・初回から、僕みたいなぶきっちょな奴は入っちゃいけなかったんだと後悔することしきりであったが・・・どうやら6回目にこぎつけたのである・・全10回であるから折り返し地点を回ったことになる。

 そう、マラソンの有森裕子さんの言葉を借りて「自分で自分をほめたい」気分です(^-^)なんにしろ、続いているのですから。

 教室のたびに・・おれだめだわあ、と自信を喪失し、でも、また仕事なり週末の遊びなりで忙殺されているうちにそれも忘れ、1週間後にけろっと教室へ出向いているうちに6回カウンターが回ったという感じである。

 やはり、ダンスというのは、そうストリートダンスというのは特に私の日常から見るとまったく別世界であり、私にとっては何らスキルを持たないところからの挑戦であったので、苦しいことは苦しいのである・・・周りがすごく出来ているように見えて、実際そうであろうが・・自分はぜんぜんという感じなのだから。

 でも、このストリートダンスも6回を数えてまったく新しいものも、というか新しいからこそ面白いと思えようになってきた。別にうまくなったわけでも慣れたわけでもなく毎回目を白黒させているのには変わりないのだが・・・。

 そう、新たなことへの挑戦ということを思うたびに、思いだされるのが高校時代とっていた音楽の授業である。多くの学校がそうだと思うが、高校の芸術科目は選択制である場合が多い。うちの高校は「音楽」「美術」「書道」の中からひとつを選ぶものであった。僕が一番慣れているのは書道であったと思う(小学校の頃習っていたし・書き初めコンクールで銀賞をとったこともある)・・でもなにをとちくるったか・・音楽をとってしまったのである(^-^)これらの中では一番苦手っであったろうに(^-^;。まあ、面白そうだ・・そんな思いで。

 案の定、目を白黒させることになった・・特に試験において・・2、3人のグループで何かを発表することだったり、みんなの前で独唱をしたりということである、もちろんなにも見ないで暗記して歌うのであるが(カラオケであるはずがないので(^-^))・・正直苦しかったですわ(^-^)・・・後悔もしましたわ・・・暗記は得意な方なので何とかしたものの、音が合わないとかみんなの前であがるとか・・・

 でもね・・・高校の授業の中で一番印象に残っているのは・・・得意だった英語の授業とかそういうのではなく・・この独唱なんだよね。そう・・・今となってはやらされるどころか、路上でいきなり歌い始めるとかいう暴挙に出ることなどを除けば、やりたくてもやる機会のない独唱・・それをやれたのはいい思い出だったなと思います。書道とか美術とかではこんな印象的なことはなかったと思いますし。

 新しいことへのチャレンジはその時は苦しくともあとでいい思い出になるのではないか・・・そんな風な信念がこの独唱体験から会得され今回のストリートダンス挑戦にひとつ弾みをつけてくれたことだと思います。

 そう・・・私は昨年、彼女いない暦27年に終止符を打ったわけですが、この彼女いるという状態も新たなことへの挑戦だったわけです。もてないという状態は27年間も続けて慣れていたのに対し、彼女いる状態は未知なる状態ですよね。そりゃ・・そうなる前には、やはり未知なる新しい状況への不安・恐れもありましたし・・・新しい状態になってみた後も、そりゃあ不慣れですから戸惑いもありますしね。でもね、かなり楽しくやっています・・この新しい未知の状態、すなわち、彼女いる状態というのも(^-^)いいものですよ(^-^)

 「彼氏・彼女いない暦」からの脱出に関しては・・・この新しい未知なるものを楽しんでチャレンジしてしまうことが重要なのかも(^-^)

 私も、新しいものへの挑戦は戸惑いはあろうがそのうちいい思い出になるさと言いつつ、来週も、目を白黒させにストリートダンス教室に行くんだろうしね(^-^)

 

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