年上派?年下派?

 

異性の好みに関して、年上の人がいいなあと思う人もいれば、年下の人がいいなあと思う人もいるだろう。

まあ、日本の伝統的な観念から言えば、結婚するのに男性が年上で、女性が年下というのが一般的なのかもしれない。例えば、この逆、すなわち女性が年上の夫婦において、殊更「姉さん女房」というように評することがあることもその表われなのかもしれない。

さて、現代の若者はそんなに日本の伝統的な観念にとらわれていないように思える。年上の方がいいという人もいるし、いわゆる、女性が年上の結婚もめずらしいことではないように思える。そんな現代において、皆さんは年上派だろうか、それとも、年下派であろうか?

私の場合は、まあ、言ってみれば、理想は年下派、現実をかんがみると年上派なのだろうか。

どういうことかと言えば…、まあ、わたし的には尻に敷かれるよりは頼られる方がよいという思いがまずある(まあ、支配欲が強いのかもしれない)から、理想は年下の守ってあげたいか弱い女性ということになるのであろうか。だから、あの大ヒットした恋愛シュミレーションゲームの「ときめきメモリアル」では、体が弱くて、読書好きで、背の小さい如月未緒という登場人物にいれあげたりしていた(まあ、これも昔の話ではあるが)。

しかし、現実は、私はまあ、そんなに甲斐性があるわけではないし…、そんなに積極的なわけでもない…、多分包容力もそんなにないのかもしれない…。まあ、そんなわけで、理想通りの守ってあげたいか弱い年下の女性となると共倒れの危険性がある。そんなわけで周囲からは私はけつをひっぱたいてくれるような年上の女性がよいなんて言われている。くやしいがそれは非常に道理の通った話であるとも思う。だから、現実には守ってくれるというか、しっかりした女性の方がよいというわけだ(それは必ずしも年上でなければならないというわけではないのだろうが、まあ、概して年上の方がその傾向が強いとも言えよう)。

そう言えば、こんなことを思い出す。高校の頃何かのアンケートで異性に求めるもの(私の場合は女子に求めるものですね)を選択式で問われたことがあった。複数回答式だったが私が選んだいくつかの中の一つに「しっかりしていること」というのがあった。結果を見てみるとまあ、男子が女子に求めるものでそれは非常に少なかったのにそうなんだーって思った経験がある。当然といえばそうですが、まあ、その頃から、本能的に自分を分かっていたのかもしれない。

まあ、年下派だろうが、年上派だろうが好きになってしまえば関係ないとは思うのですがね…。まあ、理想のみを追求できる観念上の世界、まあ、たとえば、どんな女優・アイドルが好きかなどといったところでは私は年下派になっちゃいますね。桜井幸子、松たか子、広末涼子とだんだん女優・アイドルの好みの変遷もうなづけるところですねえ。

 

まあ、現実は…理想通りいってもうまくない。難しいですね。

 

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