運命!?
 

 『あの日あの時あの場所で君に逢えなかったら』・・・小田和正の「ラブストーリーは突然に」という曲の歌詞の一部です。ご存知の方も多いですよね。そう、あのかつての大ヒットドラマ「東京ラブストーリー」の主題歌でした(ちょっと世代が若い方だと知らない方もいるかもしれませんね)。
 この歌は好きなんですが、この部分の歌詞についてちょっと思うんですよ。『あの日あの時あの場所で君に逢えなかったら』という歌詞の中からは運命的な出会いという雰囲気が感じられます。

 でもね、はたして出会いって運命的なんでしょうか?

 そう、運命である。
 そういう考えもあるでしょう。それはそれで一つの考え方でしょう。

 でも、私は出会いを運命だとは位置付けたくないなあ。出会いを運命のなせるところとしてしまうと、出会いに関して自分から動いたり、努力したりしようとは思わなくなっちゃうじゃないですかどうせ運命だからって、自分の努力ではなんともならないって。
 だから、私は出会いは運命的なものだとは思いたくない。

 もちろんね、出会いに運命的なものが関与しているかもしれないですよ、でも、運命的なものの関与の存在は誰にも証明できないでしょ?
 だから、私は出会いは自分が動いてなんとかなるものだと思いたいために、出会いの運命性を否定したいんだなあ。少なくとも私が「もてない男」現時点においてはね。

 ま、私に彼女が出来たあかつきには「いや〜、あの出会いは運命的なものだったよね、やっぱり」なんてうそぶいているかもしれませんがね(^-^)。
 

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