蜜月・・・
 

 ってご存知ですか?わたしがこの語にはじめて出会ったのは小学校の時でした。推理小説かなんかを読んでいて「彼らは今、蜜月に行っているらしい・・・」といった旨の文句が出てきたときです。まあ、はっきり言って分からなかったので辞書をひきました。小学校のとき本を読む時は、分からない単語が出てくることもあったので地道に辞書をひいたりして読んでいく癖がついていたのでのでその時も、大して面倒がらずにひいていました。

みつ-げつ 【蜜月】(honeymoonの訳語) 結婚の当月。新婚旅行の意にもいう。ハネムーン。

                                        新村出編 「広辞苑」 岩波書店 より引用
 

 まあ、上記の本の文句は新婚旅行という意味だったのでしょう。
 蜜月=ハネムーンなんだあ、ということで私の頭にぴしっとおさまりました。
 英語を習ってから考えると、honey(ハニー)は蜂蜜のことだし(これはほとんど日本語化しているでしょう)、moon(ムーン)は月のことですよね(セーラームーンとか思い出せばOKです、「月に代わっておしおき・・・」みたいな)。もろに直訳というわけで・・・。
 今現在ではあまり蜜月という言い方は、はやらないでしょうね。新婚旅行・ハネムーンとかそういった類語の方が一般的かもしれません。ちょっと古めかしい語のように見えますね。
 でも、この「蜜月」という語、なんかすごく新婚時代または新婚旅行の甘さを直に訴えている言葉ではないですか、他の類語と比べても。
 蜜ですからね・・・なんと言ったって、なんか本当に甘そう。蜜のような月・・・う〜む。
 こんな風に考えてくると、一つの語をきっかけに、もてない男の空想は果てしなく広がっていくわけで・・・新婚ってそんなに甘いものなのかあ、みたいに。
 
 そこで、「うん、甘いものですよ〜、何度味わってもいいものですねえ、くせになりますよ〜」なんてしたり顔で語る人が現れてもらっても「ちょっと、何度も味わってるんですか・・・!?」って突っ込み的発言をせざるを得ず、なんかそれもちょっとなあ・・てな感じなんですが。

 でも、この新婚時代・新婚旅行の蜜のような甘さ、興味ありますね。どんなものなんでしょうね。味わえるのかなあ?味わえなかったりして・・・いやいや冗談じゃなくそうかもよ、なんといったって、高校時代一生独身を貫きそうな人、クラスの男子NO.1だったからな・・・。

 なんていろいろ思いをめぐらしていますが・・・、本当に蜜みたいに甘いのかなあ???
 
 

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