好きなら好きだと・・・
 

 今日('98.7)テレビを見ていたら、「もてない男」的に、すごいインパクトのCMに遭遇しました(そう言えば昨日ディープ・インパクトを映画館で見てきた・・関係ないか(^−^))。

 CMは次のような概要です。
 女の子が出てくる。「原田君・・・私のこと好きなら好きって言ってしまった方が楽だと思う」(中略)「私も好きだから、原田君のこと」といったことをのたまう(記憶によるため、多少、字句的に違う面はあるかもしれないですが、主旨はこのようなものです)。

 おいおいおい・・・って画面を見入ってしまいました。まあ、ふみカードの宣伝だったらしいんですが。だから郵便局のCMですね。そしてシチュエーション的には女の子はその原田君なりに、上記話したような文面の手紙を送ったらしい。

 そもそも、わたしは結構CMたるものが好きであるし、よく見ているほうかとも思うし、実際、CMを題材にもてない男を語ったりしたりもしたことがありますが、それにしてもこのCMはかなりのインパクトでしたね。

 なんか、「もてない男なんて語ってないで、好きなら好きといいなさいよ」と叱咤激励されているような気もしましたし、逆に、簡単に言われてもなあ・・・できないから悩んでんのさ・・・。
 また、すげーいいよこういうシチュエーション、女の子からこんな手紙もらえるなって、逆に、こんなシチュエーション「来ちゃった」シーン以上にありえないべさ。

 なんて、この短い何十秒なりのCMの中でさまざまな想念がうずまき、なんか、アナザーワールドにトリップしていましたね。
 
 このCMの女の子の行動、ずいぶん勇気ありますよね、それにしても。自分が好かれていると確信していなきゃこんな文面はかけないと思うし。でも、ここまで女の子に言わせてしまう原田くんって、ずいぶん、鈍感だし、自分からアタックすることに対して腰が重いみたいですね。そこらへんはわたしのような「もてない男」と同類なのではないかなあ。

 ま、今現在女性から男性に告白することはめずらしくなくなっているし、実際そんなケースも多くなっているのかとも思われますが、やはり、告白は男性からというのがまだまだ一般的ですよね。まあ、このCMでも女の子が積極的に自分の気持ちを伝えていますが、最終的な告白を男性から引き出そうとしているわけですし・・・。

 そう、もてない男を自認していて、自分がやはり恋に関しては臆病だと思っている私にとっては、うん、「好きなら好きといってしまったほうが楽だと思う」というのはすごく響く。うん、そうだよね、うじうじしているのはかえって苦しいよね。思い返せば、うじうじしているうちに状況が変わってしまい、ぽしゃったケースは多々あるように思えてくる。

 今度こそ、これはという機会があれば、好きなら好きだってはっきり表明しようと思う。ラブレター書くときはふみカードを使わせていただくかもしれませんよ。郵便局さんっ!でも、ラブメールだったりして・・・・・。

 

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