結婚しました

 

 2006年2月14日婚姻届を提出し、愛する彼女と晴れて夫婦になりました。


 前回の語り「トンネルを抜けて」が2005年2月14日公開で、彼女ができたことを発表したので、ちょうどその一年後ということになるわけです。私の人生・恋愛がこのページを軸に動いているようにも見えますね。まぁ、人生の転機転機にここで語ってきたのも事実ですのでシンクロするのも無理からぬところでしょうか。

 一年以上ぶりの更新となりますが、必ずしも遊んでばかりいたわけではありませんでした。

 バレンタインデーに彼女ができたことを報告し、ちょうど一年後に入籍。それだけを見ると、一見トントン拍子の順調に見えるかもしれません。この前までもてないもてないと言っていたわけですから。しかし、決して順調ではなかったです。いろいろありました。結婚には紆余曲折が付き物とはいえ、あまりにもという感はありました。

 まぁ、この件は語ると長くなりますし、楽しい気分になれる話でもなく、ちょっと暗くもなりますのでここでつまびらかには語りませんが・・要は、ある事情で準備してきた結婚式を直前でキャンセルせざるを得なくなったということがひとつの大きなイベントでした。そのほかにも、もっと重いことはあったのですが、あまり詳しく話さない方がいいことも人生にはあるものです。日々つけている日記的エッセーの「今日の一語り」の”結婚論”カテゴリーではある程度その苦悩を漏らしてしまっていますので、ご興味ある方はそちらを参照されてください。

 でも、そんな紆余曲折を経たからこそ、二人が強く結びついていった気がします。紆余曲折の際、ホームページ読者の皆さんから多くの励ましをいただき・・・そうオフラインのみならずオンラインでの励ましというのが人生において非常に力になることを実感しました。

 だから、ここで、結婚を報告できるのはなによりうれしい。

 式を挙げ(られ)なかった私たち、先日、結婚報告の葉書を出しました。一般的に結婚というのは披露宴というものを通じて大きな区切りがつきます。自分たちの結婚をそれをもって大々的に周知するのです。

 式がなかった私たちにとっては、結婚報告の葉書というものでオフラインのみなさんへ周知、そして、オンラインの周知もやはり一つの大きな人生のアンカーポイントとなるのではないでしょうか。その意味でここで報告できるのが本当にうれしいのです。

 婚姻届を出すまでにいろいろありました・・・でも、出せました。そしてその決意を通じて、私は本当に妻のことを愛せたんだなぁと感じています。それだけの女性に巡り会えたこと・・・これは何にもましてラッキーだったと思います。もてないもてないとアンラッキーばかりを感じてきた私にとって最後に舞い降りたラッキー。本当に妻は私に最後の最後にラッキーを持ってきてくれたんですね。

 最後の最後とはいいましたが、結婚ってこれからが本当のスタートなのでしょう・・・実際、結婚生活を始めて1ヶ月超、そう感じます。

 がんばっていきます。折に触れてまた語ることもありましょう。もてない男が結婚後どう生きていくのか、表現できたらそれはそれでいいのかな。

 どうぞ、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。


(2006年3月28日)

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