いつ好きになったか

 よく恋愛話なんかでは・・・「いつのまにか好きになってました」っていうことが言われる。これはドラマなどフィクションの世界でもそうだし、実際恋愛している人に聞いてみてもそんな話をよく聞く。だから、そんなものであろうと思うし、実際自分の数少ない恋愛体験を思い起こしてもそんな感じはうなずけるところである(^-^)

 そう、いつ何時その相手を好きになったかなんて明確には分からない場合が多いということである。だから「いつのまにか」という表現になるわけだ。

 これは食べ物とかの趣向にも似たようなことが言えることで、僕はステーキが大好きであるが、いつそれが好きになったかはよーわからんわけで、それこそ「いつのまにか」好きになったのである。

 ただ、僕はいつ好きになったか明確に思い出せるものがあるのだ・・・それは「納豆」。

 幼い頃のある日、なんとなく食べている納豆であるが、これはいったいうまいものなのだろうか?そんな疑問がふと湧いて、その日集中して納豆はいかなるものかということを考えつつ食したわけだ。それ以来である・・・納豆が大好きになったのは。29才の今でもよく食べている。

 この場合「興味を持つ」・・・それが「好き」の始まりだったわけであるが、意外とこれは恋愛における「好き」にも通じることではないだろうか?
 
 そう、その相手に興味を持った瞬間・・それを意識してようとそうであるまいと、それが「好き」の始まりだったのかもしれない・・・

(2001.8.7)

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