私がホームページたるものにはまっていってしまったのは、ともあれ、自分の力で世界に向けて文章を発信できるということであった。
北海道の地に住まっていた私が、当時大学院に行っていて東京に住まっていた友人のページを見た時の驚き。
その頃、私はインターネットに触れその時と場所を選ばず情報を能動的に選択できるその特性に魅了されていたわけだから、遠く離れた、そう、歴史的な面から蝦夷地と呼ばれ流刑地的な意義あいさえ感じさせられる最北の北海道の地で東京の友人のページを見ることができたことの驚きのあまり、それを自分も持てるのか?自分の文章をこの最北の地からも送り出すことができるのか!!という驚きのあまりその友人にやり方を教示してもらいながらページを作ったのが初めだったわけで。
そんな時は、デジカメにしろ高嶺の花で買えなかったんだよね。だから、文章を書き、ページ構成をしていくだけで大満足であった。
そうやってできたのが私の一番初めのサイト
□■Travellers' Inn(「北」専門旅行記サイト)■□
だったりするわけだが、ごらん頂ければ分かると思う。ほとんど写真などはない。
そう、今みたいにデジカメなんかがなかったからだ。あっても高くて庶民の手には高嶺の花だったわけでね・・・まぁ、そんな頃から今に至るまで全然庶民な私なわけだが(^-^)
でも、今は、デジカメなんて当たり前だよね。私が初めてデジカメを手にしたのは、この初めてのページ作成以来1年半くらい経ってからようやっとだったわけで、そのころ8万円以上だったかな・・のコストをかけて買ったデジカメは最大80万画素で、今の携帯カメラよりも画素数的には劣るような感じの機種であるが、このデジカメは現役で、この一語りで使われている料理の写真などはそのデジカメで撮られているものが多いんだよね。
そんなわけで、画像をホームページ上に載せるのだって一苦労だった時代を生き抜いてきた私にとっては、ブログでこんなに簡単に手間いらずで画像付きの文章を載せられるのが非常に画期的に思えて今に至るわけなんだよね。
デジタルネイティブ世代にとっては写真付きの文章をブログで全世界に公開なんて当たり前だし、それこそ携帯を使って片手でちょちょいとできてしまうわけだよね。
もちろん私もその技術的進歩は享受させてもらっているし、たまには携帯での投稿をしていることだってある。
でもね、これだけ画像付きの文章投稿が一般的になってくると、日々の一語りを語って行くにあたっても、まずはネタ画像を探してしまっていたりする自分がいる。
なんか違うよなと思ってみた今日。
画像先にありきで、文章がその画像に縛られるっていうことは文章の幅が狭くなってしまうような気がしてね。
昔は文章のみで勝負してきた、昔気質のウェブクリエイターとしては、文章一本で勝負したい時もある。
だから、この一語りも、文章一本の時と、写真を使う場合の両方が併存しているわけだが、写真は便利なもので、それだけで雄弁に語るものもあるわけで・・・安易に頼ってしまうことも多いわけだが。
ま、写真も好きな方なので、写真を使いたい部分もあるが、もともとは文章屋としてウェブに関わり始めたという意識から、どうしても写真を中心にブログの組み立てを考えていくというのはちょっと自分としてはうまくない・・・そう悪い癖だよなぁとか思ってしまいつつ、まぁ、明日も語るつもりである。
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作者プロフィール
大津 和行(かず)
HP「もてない男の心の語り」(現「もてない男のその後の語り」)の作成者としてネットの世界に躍り出た、普通の勤め人。昼の顔とは別に、夜は気鋭のテキストクリエイターというコントラストを楽しみたい1972年生まれの男。東北・北海道と単身住み歩きつつ、現在は神奈川県にて暮らしています。
作者のメールアドレス
small_editor@yahoo.co.jp
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